眉ティントを眉だけに使うのはもったいない!アイラインに使う方法

メイク
みなさんの中に“眉ティント”を使用している人はいるだろうか。

眉ティントとは、眉毛が生えている部分の地肌にの角質層に眉ティントの色素を定着させることで、眉毛のメイクを数日キープしてくれる便利なアイテムだ。

美容大国である韓国で生まれた眉ティントは、その便利さから瞬く間に日本に広まった。やがて日本のメーカーからも眉ティントが発売され、もはや知らない人はいないのではないかというくらい有名になった。

一方で、「眉ティントってなかなか減らないよね」「使い切る前に固まってしまわないか心配」と悩んでいる人もいるだろう。そんな中、最近は眉ティントをアイライナーとしても使用している人が増えている。海外のSNSがきっかけで火がついた裏技であるが、アイラインを引く手間が省けて時短になるとあってSNSやネット上でやり方を載せておすすめしている人も多いのだ。

今回はSNSやネットで話題の、眉ティントをアイライナーとして使う方法を紹介する。メイク時間を短くしたい人、眉ティントを愛用している人、眉ティントを使ってみたいと思っている人、眉ティントがなかなか減らなくて困っている人はぜひ参考にしてほしい。

眉ティントは万能!?アイラインに使う人続出!

眉ティントはその名の通り眉毛に使うコスメである。

その仕組みはティントリップと同じで、肌の角質層に色を定着させる。自宅で簡単にできる手軽さと、一度定着させれば1週間くらいは持つために毎日のメイクがかなり時短になるのがウケ、多くの人が眉ティントにハマっている。

眉ティントは肌のターンオーバーによって自然に落ちてくるので、お手入れは必要ない。薄くなったらまた眉ティントをすればいいのだ。また、「眉ティントで色素沈着してしまうのでは?」と心配する人もいるが、ターンオーバーによって落ちていくために色素沈着の心配はない。安心して眉ティントを楽しんでほしい。

まず眉ティントを使ったことがない人に向けて、眉ティントの本来の使い方を紹介する。眉ティントの魅力に気づけば、もう使わずにはいられないだろう。

眉ティントの本来の使い方は?

まず、眉ティントを塗る前にはあぶらとり紙などで眉毛の皮膚の皮脂を落とすのが重要だ。

洗顔後やお風呂上がりといったノーメイクの顔に眉ティントを塗っていくのが一番手軽かつ確実でおすすめである。眉ティントを塗る際は、眉毛を染めるのではなく、眉毛の根元の地肌を染めるためにしっかりと地肌に塗り込む。

「すぐに落ちてしまった…」という人はこの工程が甘い人が多い。また、「たっぷり塗ると濃くなるのでは?」と心配で思い切り塗れない人もいるだろう。眉ティントは予想以上にナチュラルに仕上がるため勇気を出してたっぷり塗ってほしい。その方が仕上がりが美しいし、眉ティントの持ちもかなり良くなるのだ。

眉ティントを塗る際は、眉の中央下部から塗り始めると上手く描ける。付属の筆を立てて使うのが失敗しにくいポイント。眉毛の下部のラインを決めてしっかり塗れたら、太さを決めて眉の中央上部から眉尻にかけて丁寧に塗る。眉尻はしっかり描くというよりは足りない部分に少しずつ足していくイメージで塗るとよりナチュラルに仕上がる。眉頭はふんわりとのせる程度にした方が今っぽい仕上がりになる。

剥がすタイプの眉ティントは塗ったあとで乾燥させる必要がある。メーカーによって時間にかなり幅があるので、商品に記載されている時間を確認しよう。大体5〜10分程度で乾燥するが、定着させるために最低でも2時間ほど置くのが良い。
よりしっかりと定着させたい人は、寝る前に塗って朝までそのままにしておくのが推奨されている。それでいて剥がしたあとはナチュラルに仕上がるのだから、眉ティントって本当にすごいアイテムだ。


初めて眉ティントを使う人は色が定着しづらいため2、3日ほどは毎日塗るのが良い。

はじめは面倒くさいと感じるかもしれないが、それ以降しっかりと定着するようになり、キープ力も増すため是非とも手を抜かずに根気強くやってほしい。

これまでは乾かして剥がすタイプの眉ティントの使い方を紹介してきたが、他にも剥がす必要がなく、塗るだけの眉ティントも存在する。これは普通のアイブロウペンシルのように描いて終了だ。薄くなってきたらその部分に描き足せばOKとお手軽なアイテムである。それでいて眉ティントであるためにキープ力が高く、ちょっとやそっとでは落ちない。毎日眉毛にちょこちょこ塗る必要はあるが、前日に塗ったラインが薄く残っているため、そのラインをなぞるだけでいいので、それだけでもかなりの時短になる。いきなりがっつりと眉ティントを使うのが心配な人は、塗るだけの眉ティントから始めてみるのがおすすめだ。


もし眉ティントを塗る場所を失敗してしまった場合は、すぐに拭き取れば落ちるのでご安心を。またはクレンジングをすればよりきれいに落ちる。一部分だけ落としたいときは綿棒などの細い棒を使えば落とすことができる。
しかしあくまでこれは眉ティントを塗った直後のみ使える方法であり、剥がしてしばらく時間が経ったあとはもう色素が定着してしまっている可能性があるため難しい。そうなると肌のターンオーバーで自然と落ちるのを待つしかない。


このように眉ティントは左右のバランスさえきちんとできれば誰でも簡単に塗ることができる、慣れるまでは何度か塗る必要があるが、自分の理想とする眉が描けるようになればこっちのものだ。眉メイクはメイクの中でも面倒で難しい工程だが、眉ティントを使うことでその煩わしさから解放されるとあればぜひとも取り入れたいアイテムである。

最後に、実際に眉ティントを愛用している人の声を聞いていこう。眉ティントで人生が変わった!と言えば大袈裟かもしれないが、毎日のメイク時間が短縮されることで、その分他のことに時間を有効利用できる。特に朝が忙しい人にとって眉ティントは救世主なのだ。

眉ティントをアイライナーとして使う方法

海外では、眉ティントを眉毛だけでなく目尻やリップラインにも塗るのがでブームとなっている。
特に夏場など汗をかいたり海やプールに遊びに行く際にはウォータープルーフのコスメが必需品となるが、それを眉ティントでやってしまおう!という人がSNSに投稿しているのだ。眉ティントを目尻やリップラインに塗るところから最終的にフルメイクが完成するまでの動画を見ると誰しもそのすごさに驚くだろう。そして、眉ティントは万能なのでは!?と眉ティントの可能性を考えるのである。

眉ティントをアイライナーとして使う方法は、目尻の延長線に眉ティントを塗って乾かすだけ。時間を置いて剥がすとナチュラルな色味が定着し、アイラインを引いているかのような仕上がりになる。しかも数日落ちないとあれば最高の時短術だ。アイライナーも眉毛と同じくらい左右のバランスが重要だし、面倒な工程である。一発でうまくいくことはあまりなく、「今日はなんだか右が歪んでいる気がする…」とか「左の方がいつもうまく描けない…」と何かしら不満を持ちつつも時間に追われて、「ま、いっか」と自身を無理矢理納得させている人も多いだろう。眉ティントをアイライナー代わりに目尻に使うことで、毎朝のメイク時間がかなり短縮されるし、アイライナーをうまく引けない悩みから解放される。

眉ティントをアイラインに使うときの注意点


ここまで眉ティントの使い方や、アイライナーとして使用する方法を紹介してきたが、実は、眉ティントをアイライナーとして使う方法はメーカー側が推奨している方法ではない。
あくまで一般のユーザーがあみ出した裏技である。眉ティントをアイライナーとして使う際のデメリットや注意するポイントを紹介する。現時点で眉ティントをアイライナーとして使っている人や、眉ティントをアイライナーとして使ってみたい人はぜひ参考にしてほしい。

眉ティントをアイライナーにするのはあくまで自己責任で!

まず前提として、眉ティントはあくまでも眉毛に使うために作られたアイテムであり、眉ティントを目尻や唇に塗ることは想定されていない。顔に塗るコスメである以上、万が一目や口などに入っても大ごとにならないように危険な成分は含まれていないが、もしも本来の用途以外の利用をして目や口に入ったとしてもメーカー側は安全性は保証できない。あくまでも自己責任で使用し、異常があった際はすぐに使用を中止してほしい。また、眉ティントを本来の目的である眉毛に使用する場合でも、肌が弱い人などは特に注意が必要であるため、眉ティントを使用する前には必ずパッチテストを行なうよう推奨されている。

眉ティントを眉だけに使うのはもったいない!アイラインに使う方法まとめ

今回は眉ティントを眉だけに使うのはもったいない!海外で話題のアイラインに使う方法を紹介したが、いかがだっただろうか。最後に眉ティントの使い方と、眉ティントをアイライナーとして使う方法、注意点をもう一度まとめてみよう。

・眉ティントの使い方
①眉毛の部分の皮脂を落とす。洗顔後のすっぴん肌が望ましい。
②眉ティントを眉毛中央下部→眉尻に掛けて塗る。眉尻は足りない部分に足す程度に。
③眉ティントは時間を置くだけ色素が定着するため、眉頭は最後にふんわりと乗せる程度にするのが今っぽい眉になるポイント。
④時間を置いて眉ティントを乾かす。しっかり定着させたい人は夜寝る前に眉ティントを塗って朝剥がすのがおすすめ。

・眉ティントをアイラインに使う方法は、普段アイライナーを塗っている目尻の延長線上に眉ティントを塗り、乾かした後で剥がすだけ。

・眉ティントはあくまで眉毛に塗るために作られた商品のため、目尻に塗るといった本来の用途以外での使用については安全性は保証されない。あくまでも自己責任で使用する。肌が弱い人は使用前に必ずパッチテストを行う。

この記事が眉ティントをアイラインに使ってみたいと考えている人の役に立てれば幸いである。

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