オーガニックコスメは長持ちしない!ケミカルコスメとの違いは?
近年、ナチュラル志向の人がどんどん増えていく中、オーガニックフードのほかにオーガニックコスメも注目を浴びるように。
しかしオーガニックコスメの選び方ひとつでその肌に悪い影響を与えてしまう場合も悲しいことに起こってしまいます。
いろんな商品がありすぎて、どれがいいのかを分からない!!そんな人のために簡単に、オーガニックコスメについてまとめてみました!
今更聞けない!オーガニックコスメと普通のコスメの違い
オーガニックコスメとは、自然由来の成分から作られ、化学的な成分を全く使用していないまたはごく少量使われたものを指します。
人間の肌が本来持つ自然治癒力を助け化学物質に頼らず肌の調子を整える回復させることを目的としてつくられたコスメです。
お肌への刺激となりやすい化学物質が含まれていないため、敏感肌の人やアレルギーのある人肌荒れに悩む人などが心配することなく使うことができるという利点がありますが、肌が弱い人やトラブルがある人だけにいいというわけでもなく、普段から肌の悩みがない人でも使うことで健やかな肌を保つことができるのです。
オーガニックコスメは有機栽培されたものを主原料とし作られたもので、化学肥料を使わずに育てた植物は手間と時間がかかり、大量生産が難しく商品の価格が高くなってしまうというデメリットがあります。
対して、普通に発売されているケミカルコスメは界面活性剤や石油系のミネラルが配合されていますが、工場で大量生産ができ市場にも出回りやすいので買いやすい価格で販売されています。
クレンジングや洗顔料には泡立ちやすく汚れを落としやすい界面活性剤が、化粧水には肌に馴染みやすいように石油系ミネラルが、またどの商品にもパラベンと呼ばれる防腐剤が入っていますので、腐りにくく長持ちします。
パラベンフリーのオーガニック化粧品は長持ちしないという問題もあります。
オーガニック化粧品を選ぶときの注意点
先に書いた通り、オーガニックコスメには防腐剤が入っていませんので、せっかく買ったのに使おうとしたら変なニオイがしていた!変色していた!などとならないように少量入りのものから使い始めることをおすすめします。
誰でも普段のスキンケアに一番取り入れやすいと思うのはアルガンオイル、ホホバオイル、ローズヒップオイルなどのオイル系のオーガニックコスメ。
ですが、オイルも防腐剤が入っていないと酸化して変色したり香りが変わってきたりしますので、小さなボトル入りのものを試しに買ってみることをおすすめします。
オイルはメイク落としにもつかえますし、髪やカラダの乾燥をから保護してくれるので顔だけではなくヘアケアとしてトリートメントやコンディショナーに混ぜて使ったりタオルドライの時に髪につけてから乾かすとしっとりします。
オーガニックオイル上級者になると、アロマオイルと天然ソルトで自分の好きなボディスクラブを作ったりと大きなボトルを買ってもオイルが古く悪くなってしまう前に軽く使い切ってしまうようになるほどオイルは初心者から上級者まで使われるオーガニック化粧品です。
オーガニックコスメを使うときの注意点
以前はオーガニックコスメというと、化粧水やクリームオイルなどの一部の商品が主流でしたが、最近では美白美容効果が高いものや化粧下地にアイシャドー、リップまでメイクアップアイテムも販売されるようになってきました。
オーガニックのメイクアップアイテムは着色に花びらなどの天然素材を使っているので体内に入っても安全性が高く小さなお子様がいる女性は子供と頬を寄せたり同じスプーンで一緒に食べたりする機会があった場合でもケミカル物質などから身を守ることができるので大変おすすめです。
本来の力を高めてキレイを持続できるお肌に
いろんな効果のあるオーガニックコスメですが、塗ればすぐにシミが消える!とか使った途端に肌にハリがでる!などといった効果があるものではありません。
オーガニックコスメはあくまでも肌本来の自然治癒能力を高める役割があるので、長期間
オーガニックを使い続けしっかりケアを続けていくことで、肌本来の美しさを引き出してくれるはずです。