化粧水前にオイルでケア!その効果と注意点とは?

スキンケア・美容法

スキンケアにおいては、一番先に化粧水を付けるのが一般常識となっています。しかし、最近はこの常識を覆すスキンケア方法が普及しつつあることをご存じでしょうか。

 

そのスキンケア方法とは、洗顔後すぐオイルを付けるというものです。

 

今まで自分で行なっていたスキンケア方法とは、全く異なるものなので、違和を感じるかもしれません。

 

なぜ、この方法が効果的なのでしょうか。今回は化粧水前のオイルの効果や種類、そして注意点について確認してみましょう。

 

なぜ化粧水前のオイルが効果的なの?

 

「スキンケアの順番は?」と聞かれたら、「洗顔を終えて、化粧水、美容液、乳液、クリーム、最後にオイル」と答えますよね。確かに、これはとても基本的なスキンケア法として浸透しています。

 

しかし、最近は化粧水の前にオイルを使用するスキンケア法が注目を浴びています。「ブースター効果」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。この言葉が、一番初めにオイルを塗るスキンケア法の鍵を握っています。

そもそもブースターという言葉には「後押しする」という意味が含まれており、皮膚に水分が浸透しやすくなる働きを意味します。

 

化粧水を付ける前のオイルにはブースター効果があり、角質層まで柔らかくしてくれるのです。

 

乾ききった地面にいきなり水をかけても、なかなか水分が地面に浸透しませんよね。それと同じで、乾ききった肌に突然化粧水を付けても内部には浸透しにくいもの。

 

でも、先にオイルを肌に馴染ませておくことで、乾燥した肌の奥まで柔らかくなるのです。

 

これがおすすめ! 効果的なオイルの種類は?

化粧水前のブースターとして使用できるオイルは数種類あります。その中でも特に適したオイルはどれなのでしょうか。ここでは早速、3種類のオイルの効能について確認してみましょう。

 

ホホバオイル

ホホバオイルはどの肌質の人にも合う、低刺激なオイルです。このオイルに含まれる成分・ワックスエステルは元来人の肌の角質層に含まれる成分です。

 

ホホバオイルには、アンチエイジングの効果や、毛穴の黒ずみの除去、ニキビ・吹き出物の緩和など、多様な効果を持つ秀逸なオイルなので、美容には最適ですね。

 

アルガンオイル

アルガンオイルにはビタミンE が豊富に含まれており、活性酸素を除去する働きを担うため、体を酸化から守るアンチエイジングの効果を持ちます。

 

また、ニキビの原因となるオイレン酸も含まれており、乾燥が原因でできてしまう大人ニキビによく効きます。

 

馬油

馬油も洗顔前のブースターとして、重宝されているオイルです。馬から抽出した成分は人間の体の成分と似通っており、人の肌に何の抵抗もなく馴染みます。

 

馬油は消炎・殺菌・保湿効果を持っており、血行を促進する役割も担っています。ただ、馬油には不飽和脂肪酸が多く含まれており、酸化しやすいので開封後は半年以内に使い切るよう注意しましょう。

 

馬油であれば安く手に入り、効果も高いので、費用を抑えた美容法を実践したい人にはおすすめのオイルです。

 

化粧水前にオイルを塗る際の注意点

化粧水をつける前にオイルを塗ると、水分が浸透しやすくなると言われているものの、水と油はお互いを許容し合いません。

 

つまり、先にオイルを塗ってしまうと水ははじかれてしまうのですね。そのため、たとえオイルで肌を柔らかくしても、後からつける化粧水自体はそれほど浸透しないのです。

 

化粧水前のオイルのおかげで、より一層肌の奥まで化粧品が浸透すると言われることが多いものの、実はそのしっとり感はほとんどオイルの効果なのです。

 

この原理を理解した上で、スキンケアを行なうよう心がけましょう。

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