背中とあごニキビの原因。男性ホルモン過多って本当?

スキンケア・美容法

背中やあごまわりにニキビができやすくて、と困ってる方いませんか?通常、思春期のニキビは、額と鼻まわりのTゾーンにできるもの。

 

あごまわりのUゾーンや背中に出る大人ニキビは、<女性にとっての男性ホルモン>が原因のことが多いんです。男性並みに頑張っている女性はストレスフルな生活で、男性ホルモンの分泌が増えているのです。

 

■頑張る女性には、男性ホルモンが出やすく!

女性も微量ながら男性ホルモンを、男性も微量の女性ホルモンを分泌していること、ご存知でしたか?男性ホルモンは過剰なストレスや乱れた食生活によって増加することが知られています。

 

あなたのライフスタイルを振り返ってみましょう。女性も日中の活動では、交感神経が優位となり、脳や筋肉に血液が集まる戦闘態勢になっています。男性ホルモンの分泌を促す<戦いモード>に入ってるというわけですね。この時、美容面では男性ホルモンを出す指令が働くので、Tゾーンのみでなく背中やあごといったパーツに皮脂がバンバン出ていきます。仕事で男性並みに結果にコミットしたい、と頑張れば頑張る女性ほど、肌は男っぽくなる、という話。悲しいけど、ホントだったんです。

 

■背中とデコルテにはニキビができやすい

ボディはどうでしょうか。ボディの肌には皮脂腺というものが発達していません。

ただし!唯一の例外が背中とデコルテ。そこは比較的皮脂腺の活動が活発で、皮脂膜が顔と同じぐらい形成されています。

 

加えて、ストレスを受けて免疫が低下しているボディは、アクネ菌が増殖してニキビができやすい状態に。胸まわりのデコルテだったら、毎日鏡に映したり、顔のお手入れのときに未だ確認できるのですが、背中は目に触れないため、お手入れの盲点に。

 

よほど意識しない限り、うっかり<ニキビの温床>になってしまいます。また、バスタイムでも手の届きにくい場所なので、面倒くさがりやさんはつい、クレンジングを省きがちになってしまいますよね? 

 

 

■背中のニキビケアはどうする?

背中ニキビのお手入れは、方針として、<顔と同レベル>を心掛けましょう。簡単なお手入れとしては、背中を洗うときに、ボディソープではなく、顔用の洗顔フォームを使う。顔の愛用アイテムを使うだけで、きちんと皮脂ケアと毛穴ケア、保湿ケアが顔と同一レベルでおこなわれます。気になるからと言って、ナイロンタオルでこするのはNG。

 

刺激で余計ニキビを悪化させます。恒常的に背中ニキビができやすくて、という方には。油溶性のサリチル酸を含んだローションでのふきとりをおすすめします。私が試した市販製品では、プロアクティブ リバイタライジング トナーがさっと背中ニキビが一掃されて、正解でした。

 

そして、クレンジング後は、顔と同じように乳液をつけて、乾燥を防ぎます。これは顔用のものでもお手持ちのボディローションでも大丈夫。クリームよりさっぱりしたものを選んでください。油っぽいパーツに、何故乳液を?と疑問を持たれる方。肌が皮脂分泌を行うのは、脳が皮脂不足と自覚するから、と心得ましょう。適度な油分を与えることで、余計な皮脂分泌は抑えられます。最後に、清潔になった肌には、肌ざわりの良い木綿の下着や寝間着を身につけてくださいね。

 

 

■男性ホルモン過多を解消する方法

交感神経が活発になると男性ホルモンが促されるというロジック。その反対をすれば男性ホルモンは抑制されます。つまり、副交感神経が優位になる時間を増やしてあげる、または、交感神経と副交感神経の切り替えのスウィッチを上手におこなえば、男性ホルモン過多に偏ることがおさえられます。

 

副交感神経って、リラックスすればいいんでしょ? 

 

でもとてもそんな暇な時間はないの、というあなた。時間がなくても、<リラックスの質>を高めてあげることはできるはず。ポイントは、何かをせずにぼーっとする時間を持つことです。例えば、移動の電車の中であなたはスマホでメールチェックをしてませんか?就寝間際までパソコンを見てませんか?時間がちょっと空いたら、周囲の緑や花をながめる、好きなお茶や音楽を味わう、といった余裕を持つことが大切。

 

何もしない時間が、フル稼働してる神経を鎮め、<男性モードから女性モードに>シフトさせてくれるんです。

 

■まとめ

忙しい生活の中で口周りや背中にニキビができたら要注意! 女性でも男性ホルモンの分泌過剰になってる可能性があります。男性ホルモンはストレスで増加するため、ライフスタイルの中で男っぽい戦闘モードをゆるめてあげる時間をつくりましょう。<何もしない時間>こそ、女らしさへの近道です。

 

 

あなたが綺麗になるためのサロン探し

関連する記事

人気の記事