ベジタリアン・ビーガン・マクロビオテックの違い(小藪一豊・浅田真央)
ヘルシー思考の方などを分類する時に、ベジタリアン、ビーガン、マクロビオティックなどがありますが、細かい違いとは一体何なのでしょうか。
ちょっとした違いと実践する有名人の方を挙げて紹介していきましょう。もしかしたら意外と身近に感じるかもしれません。
まず最初に、ベジタリアンの説明からしていきます!
ベジタリアンの意味と実践している有名人
ベジタリアンとは一般的に、動物性食品を避けて野菜や果物を中心に、タンパク質は豆類から摂る食事をしている方々のことを指していいます。しかしベジタリアンの中でも分類分けがされています。
《ラクト・ベジタリアン》
肉類、魚介類、卵などを避け、乳製品を摂るベジタリアンのことです。
《オボ・ベジタリアン》
オボとは卵と言う意味。肉類、魚介類は避け、卵と乳製品はOKなのがオボ・ベジタリアンです。
《ラクト・オボ・ベジタリアン》
植物性の食品や乳製品、卵類を食べるベジタリアン。欧米のベジタリアンはこのタイプが多いのだとか。
《フィッシュ・ベジタリアン》
野菜と魚介類だけOK!
上述のベジタリアンの中で「フィッシュ・ベジタリアン」に当てはまる有名人が、芸人の小藪一豊さんです。
小藪さんは小さな頃から『肉は体に良くない』という厳格なしつけの元で食育を受けてきたので、肉は一切口にせず、マクドナルドに行ってもフィレオフィッシュを頼むほどの徹底ぶりです。ソーセージでも魚肉ソーセージは食べるとのことで、しっかりとその厳格な食育は受け継がれていますね。
ベジタリアンの中には、森山直太朗さんのように、基本的には野菜中心の生活の中で、タンパク質はうなぎだけなどタンパク質を摂る際の動物性タンパク質にこだわりのある方も多いようですね。
ビーガン(ピュア・ベジタリアン)の意味と実践している有名人
ビーガンとはベジタリアンの中でも最も肉類、魚介類、卵類、乳製品など動物性食品を一切摂らない「ピュア・ベジタリアン」と呼ばれる方々のことをいいます。ベジタリアンの中でも特に厳しい制限をかけている部類でもあり、ハチミツも摂らない方もいるほどです。
有名人では、サンプラザ中野さんはビーガンで有名です。一日に一食などの書籍も出しているくらい食に対してのこだわりが強い彼だからこそ、できるものだと言えますね。ビーガンは徹底した動物性食品を除く食生活が基本になります。筋金入りとも言われるサンプラザ中野さんのビーガン法には皆さんはついていけないかもしれませんね。
マクロビオティックの意味と実践している有名人
ベジタリアンとビーガンを挙げましたが、「マクロビオティック」は穀物や野菜、海藻などを中心とした食事で自然との調和をメインに考える食生活と健康を一緒に考える方法です。簡単に言ってしまうと、日本の昔の文化に立ち返るというイメージでとって貰うといいでしょう。
マクロビオティックと聞くと玄米を食べるイメージが強いですが、その風土に合った食生活をすることで、健康な体作りを行なうという意味でもあります。もちろん、玄米を食べることも間違いではありません。亜熱帯地域にみずみずしい果物が豊富なように、日本には四季があります。その四季の旬の食材を食べるということもマクロビオティックの考えです。また白米ではなく玄米などは、旬の食材を丸ごと食べることで自然にも優しく、栄養価も高いものを食べることができるという考え方もあります。
海外の有名人にマクロビオティックを行なっている方が多く、マドンナ、トム・クルーズ、ニコール・キッドマンなどメディアで活躍する方から海外セレブにも浸透してきたと言われています。
日本でも松井秀喜さんや浅田真央さんなどアスリートが実践していることもあり、体作りのお手本となるスポーツ選手の実践は説得力のあるものだと言えますね。
ベジタリアン、ビーガン、マクロビオティックの基本は、健康的な体を作ることです
ストイックな健康管理も大事ですが、あまりにも偏った食生活では体に必要な栄養素が摂れていないという声も上がっています。
有名人の方を真似るのもきっかけとしてはとてもいいですが、自分の体に向き合った食生活を採用して美しい体作りを心掛けていきましょう。