【ツヤ肌orフォギー肌】大人のすっぴん風メイクはファンデーションで作る?!
ブログ上にタレントたちが「すっぴん、見せちゃいます」を上げると、Yahoo!ニュースが取り上げた昨年のブーム。もちろん賢い大人たちは、
それは極薄メイクで自撮りした作為の愛らしさでは?
と疑っていました。ただ、女性たちがそれほどまでして、素顔を褒められることに執着するのは確か。16年の春夏は、「すっぴん風メイク」が来ています。
素顔がきれいなんだな、と見える、素をもう一つランクアップした成りすましメイクです。新作のファンデーションやベース下地を中心に、メイクのHowToをご紹介しましょう。
すっぴんを定義してみる
すっぴんの語源は、奈良の律令制の時代、天皇の皇宮(皇后以外の妃の総称)を嬪(ひん)と言ったことに端を発します。天皇の寝所に来るのに、化粧や衣装で着飾らずとも、素顔で美しいと選ばれた女性達の容姿を指したわけです。
つまり、すっぴんは寝姿のときの顔。大人のマナーとしての化粧文化が定着した現代、生肌のまま人前に出るとしたら、それはベッドから寝間着で外に直行してしまう勘違いと言っていいかもしれません。現代のすっぴんは、<成りすました素顔美>であるべきではないでしょうか。
ベースメイクアイテムは新しい方がいい
化粧品を購入するにあたり、スキンケアとベースメイクアイテムの明らかな違いは、スキンケア製品は未開封なら1年前のものでも使用OKなのに対し、ベースメイクの方は、年ごとに新作を買うのが正解、という点です。
何故なら、ファンデーションとベース下地は科学の進化をもろに反映し、新製品は昨年のものより機能的に確実にレベルアップしてる、といっても過言ではないから。今や、UV効果が高いから乾燥する、ツヤっぽいからヨレるというロジックは通用しません。七難を隠す優秀なベースメイクアイテムが続々登場しています。
春夏おすすめ新作ファンデ6選
あなたは、仕上がりを<ツヤ肌><フォギー肌>のどちらにしたいかですか?成りたいルック別に、この春発売の注目の新製品をご紹介します。
◇◆<ツヤ肌>におすすめ◆◇
【http://www.shiseido.co.jp/sw/products/SWFG070410.seam?shohin_pl_c_cd=710601&online_shohin_ctlg_kbn=1】
■リクィッドタイプ
厚塗り感なくテカらないマキアージュ、薄膜でアラを隠してくれるRMKが一押しです。
・マキアージュ ドラマティックスキニー フィルム リキッド UV(30mL/SPF25/PA++/¥3,500/資生堂)
・UVリクイドファンデーション
(30mL/SPF45/PA++++/¥3,780/RMK Division)
■クッションタイプ
素肌感を引き出すのが得意なシュウウエムラと、韓国SUM(スム)の、朱肉をヒントに開発というクッションファンデに期待です。
・ブランクロマ ブライトニング UV クッション ファンデーション
(SPF50+/PA+++/¥5,500/シュウウエムラ)
・スム ダズリングモイスト マイクロフォームクッション
(SPF50+/PA+++/¥4,860/銀座ステファニー)
◇◆<フォギー肌>におすすめ◆◇
【http://www.buyma.com/item/16058895/】
■パウダータイプ
フワッと感を演出するコフレドール、パウダリーなのにしっとり密着というM・A・Cが優秀そう。
・ライトフルC
(SPF30/PA+++/¥5,400/M・A・C)
・コフレドール ビューティ オーラ パクトUV
(SPF26/PA+++/¥3,800/カネボウ)
【http://i-voce.jp/feed/2040/】
■頼もしい新作UV&ベース下地
紫外線に加え、大気汚染をブロックするシャネル、色ムラだけでなく、くすみや毛穴をカバーするキッカ。ベース下地もすさまじい進化を遂げています。
・UV エサンシェル マルチ プロテクシオン
(30mL/SPF50+/PA++++/¥6,000/シャネル)
・キッカ ラヴィッシンググロウ メイクアップベース トーンアップ
(30mL/SPF36/PA++/¥4,000/カネボウ)
<ツヤ肌>メイクの作り方
ツヤ肌は、質感のなめらかさが命。毛穴を消すベース下地を顔全体に薄くのばします。まぶたと目の下にパールか白系の下地を重ねづけ。スポンジで軽くたたきます。ファンデは、顔の高い部分からつけ、内から外へ指で広げ、スポンジで押さえて。輪郭へとスポンジをすべらせ、ファンデの境目をぼかしてください。
パフにとったルースパウダーを目周りだけプレス。眉は控えめにし、アイシャドウもベージュ使いで目元のツヤを消すことで、顔の中央のツヤ感を引き立てます。仕上げにシアーな質感のピンクのチークとグロスを指でなじませて。以上で、きちんと感のある<すっぴん風ツヤ肌>の完成です。
<フォギー肌>メイクの作り方
ピンクパール系のベースで肌の色ムラを修正します。目の下のクマや影もピンク系コンシーラーでオフ。顔全体をスポンジでたたいて適度なツヤを出しておきます。ファンデは、顔の中心から外側へと、クルクルと円を描きながらのせて。ハイライトパウダーを目の下に足し、瞳に輝きを添えるのがポイント。
眉を太めに描き、ブラウンのアイシャドウ、赤のチーク、青みピンクのリップをほんのり使うと、旬ぽい仕上がりです。以上で、思わず触れたくなる<すっぴん風フォギー肌>の完成です。
まとめ
賢いベース選びと、塗って重ねるテクでつくる「すっぴん風メイク」。一度マスターして習慣にしてしまえば、すっぴんよりもきれいな<素肌感>ある顔は、夢じゃありません。