朝食を食べた方が太らない。その秘密とは?

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「朝食は食べない!」という女性は多いようですが、実はこれが悪習慣だってこと、知っていましたか?

 

朝食は体内時計のリセットに欠かせない大切な行動のひとつ。

 

また、朝食をきちんと摂ることで太りにくい体質になれるんです。あなたの周りのキレイな女性でキチンと朝食を食べているはずですよ。まずは、朝食がなぜ大切なのかから見ていきましょう。

 

 

朝食が大事な2つの理由

朝食が大事な理由は体内時計のリセットと、太りにくくなれるという2点のメリットに集約できます。

 

でも、体内時計のリセットって何が重要なの?

 

と、思われる方もいるかもしれません。しかし、これこそがダイエットを成功させるコツでもあるのです。

 

 

本来、体内時計は2つの種類があります。

▽ 脳が司る、日光を感知する主時計

▽ 全身に張り巡らされている、食事でリセットされる末梢時計

 

この2つをうまくリンクさせることで、代謝が良くなり、健康や美容にもいいというのです。

 

たとえば、朝の光を浴びると、主時計は「朝だ」と思って動き出します。しかし、何も食べないと末梢時計は動き出しません。そうなると、内臓や筋肉などは寝ぼけたままなのです。これでは、代謝が悪くなるのも当たり前でしょう。

 

また、最近の研究では朝食を抜く人より、同じ時間にきちんと食べている人のほうが太りにくいという結果が出ています。朝食を抜くと、昼食後に血糖値が上昇しやすくなりますし、食べ過ぎを招く可能性もあります。

 

朝食を食べるほうがカロリー過多になるのでは?と心配している人がいますが、これは間違いなのです。

 

 

太らない為に「高繊維」「タンパク質」「抗酸化食材」を食べろ!

それでは、どんな朝食を摂れば太らないのでしょうか。

 

大事なのは、

「食物繊維」「タンパク質」「抗酸化食材」です。

 

まず、みなさんご存知の通り食物繊維には整腸作用がありますよね。高繊維の朝食を食べ腸をしっかり動かすことで、お通じをよくします。ゴボウやキノコ、海藻などもいいですが、大麦やライ麦を摂るのがもっともおすすめです。

 

ですから、和食派ならば雑穀米や麦ごはんを、パン派ならばライ麦パンなどを選ぶのがいいでしょう。特に大麦にはβ-グルカンという成分が入っていて、血糖値が上がりにくくなる作用があります。腹持ちもいいので、いつも食べ過ぎてしまう人はぜひ食べてみて下さい。

 

次にタンパク質も、意外と適量を食べられていないもの。ただし、肉や魚は昼食や夕食で食べる機会があるでしょうから、卵や納豆などが朝食に適しています。タンパク質たっぷりの食事は、体を太りにくくしてくれて冷え症を改善する効果もあります。

 

そして、抗酸化成分をしっかり摂れば、美肌効果が期待できます。イチゴなどのベリー類はもちろん、大豆やショウガなども食べてみて下さい。

 

 

朝食を食べて痩せたい人が守るべき2つのルール

ちなみに、より朝食を美味しく食べたいと考えている人は、この2つの行動を心がけてみて下さい。

 

まず、食事をする前にたっぷり朝日を浴びること。日光が当たりにくいお部屋に住んでいる方も、できるだけしっかり直射日光を浴びて下さい。といっても、全身に浴びる必要はありません。光が目の網膜に入れば、体内時計の主時計が動き出し、その後に食事をすれば末梢時計が動き出します。こうやれば両方の時計がリンクして、体内時計がうまく動き、代謝も良くなるというわけです。

 

そして、早食いはしないでゆっくり噛んで食べること。しっかり噛むことで、それだけ脂肪が燃えやすくなるという働きが期待できます。また、噛めば噛むほど満腹になりますから、少量でも満足しやすくなります。あごをしっかり動かせば、フェイスラインのたるみも防止できますから、嬉しいことだらけですね!

 

痩せ体質にしたい人は、朝食を食べる習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか。


夜食は体内時計が狂いやすくなるのでなるだけ我慢が必要です。夕食は20時ごろまでに済ませ、朝まで我慢することをおすすめします。そうすることで、努力しないでも体の中から痩せられるかもしれませんよ。

 

今まで朝食をコーヒーだけで済ませていた方も、ちゃんと朝食を食べて太りにくい体を目指しましょう!

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