拭き取り化粧水のあとはどうする?使い方やタイミングを徹底解説!

スキンケア・美容法
クレンジングや洗顔で落としきれなかった顔の表面の古い角質や汚れを落とせる拭き取りタイプの化粧水。手軽に使えるとあって日々のスキンケアに取り入れている人も多いでしょう。

一方で、拭き取り化粧水を気になっていても、「拭き取り化粧水って普通の化粧水と違うの?」「拭き取り化粧水ってどうやって使うの?」といった疑問をもって、なかなか一歩踏み込めない人もいるのではないでしょうか。
実は拭き取り化粧水は普通の化粧水と似て非なるものであり、拭き取り化粧水をするひと手間を加えるだけで肌の状態がうんと良くなるんです。

今回は拭き取り化粧水の使い方や肌にとってどんな良い効果があるか、拭き取り化粧水についての疑問を徹底解説します。
これを読めば、あなたが拭き取り化粧水のメリットについて悩むことがなくなり、今までよりワントーン明るくなっメイクのりが良くなった肌で、自分の好きなメイクを楽しめます。

拭き取りタイプの化粧水のあとはどうする?


さまざまなメーカーから拭き取り化粧水が販売されていますが、そもそも拭き取り化粧水とはそういうものなのでしょうか。
ここでは、拭き取り化粧水の使い方や、拭き取り化粧水を使用している人のSNSでの投稿を見ていきましょう。
拭き取り化粧水を使ってみたいと思っている人、拭き取り化粧水の使い方が良く分からない人はぜひ参考にしてみてください。

そもそも拭き取り化粧水とは?その使い方は?

拭き取り化粧水は一般的な化粧水とは違います。一般的な化粧水は肌に浸透させて保湿することを目的としているのに対し、拭き取り化粧水は、肌の表面の汚れや古い角質を取り除くことを目的としています。また、拭き取り化粧水には、そのあとのスキンケアが肌に浸透しやすくなるようなブースターとしての役割も担っています。
実は、肌の表面や毛穴に汚れが残ったままの肌では、化粧水や乳液といったスキンケアを施してもあまり浸透しないのです。そこで、拭き取り化粧水を使って肌に残る汚れを取り除くことによって、肌がほぐれて柔らかくなり、スキンケアが浸透しやすくなり、相乗効果によって肌がますますきれいになっていくのです。

拭き取り化粧水の使い方は、
①コットンにたっぷりと拭き取り化粧水を染み込ませます。ヒタヒタになるくらい染み込ませることにより、コットンで拭き取る際の肌への摩擦が軽減されるのです。
②コットンで、顔の中心から外側へ向かって優しく拭き取ります。この時、小鼻やTゾーンあたりに汚れがたまりやすいため中心部分を念入りに行いましょう。
特に小鼻は毛穴も目立ちやすいため、下から上へとくるくる円を描くように拭き取りましょう。

拭き取り化粧水を使う際は、あくまでも「優しく」「こすらないように」行うことを心掛けましょう。強くこすってしまうと、摩擦によって逆に肌が荒れてしまう恐れがあります。

拭き取り化粧水のやり方はタイプによっていろいろ

拭き取り化粧水には、ボトルに化粧水が入っており、コットンに適量出して使うタイプやあらかじめコットンなどのシートに化粧水が染み込んでいるものをケースから1枚ずつ出して使うタイプのものがあります。
後者の、あらかじめ化粧水が染み込んだシートがケースに複数枚入ったものは、朝の時間がないときなどには時短になって便利です。


このように、拭き取り化粧水には、クレンジングや洗顔では落としきれなかった肌の汚れや古い角質を取り除いてくれる役割と、この後に行うスキンケアの浸透を良くする役割の他に、忙しいときには洗顔の代わりにもなるという優秀な役割もあるのです。
拭き取り化粧水でさっと拭き取るだけなので、洗顔をする時間に比べたらかなりの時短になりますね。

拭き取りタイプの化粧水のあとにすることとは


ここまで拭き取り化粧水の使い方を見てきましたが、実際に普段のスキンケアの中でどのように取り入れていったら良いのでしょうか。
ここでは、拭き取り化粧水を使ったスキンケアの流れをまとめました。
拭き取り化粧水の正しい取り入れ方を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

拭き取り化粧水を使ったスキンケアの順番

拭き取り化粧水は、クレンジングや洗顔の後で行います。クレンジングでメイクを落とし、そのあとで洗顔をしても、仕上げに拭き取り化粧水で拭き取ってみるとコットンに汚れが結構付いているんです。
拭き取り化粧水を使用することによって、クレンジングで落としきれなかったメイク、洗顔で洗いきれなかった古い角質やクレンジング剤などがさっぱり落とせ、肌が柔らかくなっていくのです。

拭き取り化粧水でさっぱりしたあとは、普段通りのスキンケアを行いましょう。拭き取り化粧水は一般的な化粧水ほどの保湿効果は期待できないため、化粧水、乳液、クリームといったスキンケアを行うことでスキンケアは完了します。拭き取り化粧水で毛穴に残った汚れを拭き取っているため、化粧水や乳液が肌の角質層までしっかり浸透してキメのあるもっちりした肌へ近づけます。

拭き取り化粧水を使ったスキンケアを一通り行うことで、その後のメイクのりが格段に良くなります。汚れが残っていると肌のコンディションが整わず、メイクのりが良くないのです。それだけでなく、すぐにメイクが崩れてしまうことにも繋がります。肌のコンディションを整えるためにも、拭き取り化粧水はかなり効果があることがわかりますね。

拭き取りタイプの化粧水に対する疑問あれこれ


拭き取り化粧水は、クレンジングで落としきれなかったメイク、洗顔で洗いきれなかった古い角質やクレンジング剤などがさっぱり落とせ、その後のスキンケアの浸透を良くし、肌が柔らかくなったり、メイクのりが良くなったりする効果が得られることがわかりました。
そんな良いとこ尽くめの拭き取り化粧水を取り入れない理由がありませんよね。

しかし、拭き取り化粧水に関する素朴な疑問がいくつか浮かびます。ここではそんな拭き取り化粧水に関する疑問に答えます。
これから拭き取り化粧水を取り入れたいと思っている人、拭き取り化粧水の使い方が合っているか不安な人はぜひ参考にしてみてください。

拭き取り化粧水を使うタイミングは?

拭き取り化粧水は1日の中のどのタイミングで行うのが良いのでしょうか。
答えは「クレンジング、洗顔の後」です。特に1日の終わりは一番肌に汚れが溜まっているので、とても良いタイミングと言えます。
多くの人は1日の終わりにお風呂の入る前にクレンジングでメイクを落とし、洗顔をするでしょう。そういう人はお風呂上がりのスキンケアをする直前に拭き取り化粧水を取り入れてみましょう。
お風呂上がりは毛穴が開いた状態ですし、比較的肌が柔らかく、クレンジングや洗顔で残った汚れを落としやすいです。
1日の終わりに汚れをしっかり落とすことで、スキンケアの浸透も良くなりますし、さっぱりした気持ちで眠れます。

朝のスキンケアの前に取り入れたいという人もいるでしょう。前の晩にクレンジング、洗顔、入浴をして就寝しているため、朝は夜ほどは汚れていません。
よって朝よりは夜、1日の終わりに拭き取り化粧水を行うことをおすすめします。

拭き取り化粧水を使う頻度の目安は?

拭き取り化粧水は、週に1、2回くらいが安全に、気持ちよく使える目安となるでしょう。
拭き取り化粧水は肌に残った汚れが取れてスッキリしますが、やはり毎日行うのは肌に刺激となるためやり過ぎです。
それは、コットンでいくら優しく拭いていたとしても刺激は少なからずあること、アルコールなどの刺激成分が配合されているものは肌の刺激になることが主な理由です。
拭き取り化粧水の中には敏感肌の人でも使えるような、肌に刺激となる成分をできるだけ少なくしたものが販売されています。自分の肌に合った拭き取り化粧水を選びましょう。

また、その時の自分の肌の状態によって拭き取り化粧水を使用する頻度を変えるのも一つの手段です。
例えば、乾燥や肌荒れをしていて敏感になっているときは拭き取り化粧水をお休みし、肌の調子が良いときは1日1回拭き取り化粧水を使用する、といった使用法もあります。

拭き取り化粧水を使用する大体の目安はあれど、自分の肌の状態や使っている拭き取り化粧水の成分に応じて使用頻度を決めていくのが良いでしょう。

拭き取り化粧水って毎日使ってもいいの?

拭き取り化粧水は毎日行うのは肌に刺激となるため避けるのが望ましいでしょう。確かに、拭き取り化粧水を使用すると肌がすっきりして柔らかくなり、肌が良い状態になることは間違いありません。
しかしコットンで拭き取るために少なからず肌の刺激になっていること、拭き取り化粧水の成分によっては肌の刺激になってしまうことがあげられます。

拭き取り化粧水を毎日使いたい人は、毎日使える肌に優しい成分のものを選びましょう。以下、毎日使えるおすすめの拭き取り化粧水を3つ紹介します。

美人ぬか 純米角質柔軟水

引用:美人ぬかストア
潤いを保つコウノトリ米ぬかエキスと乾燥肌を守る米ぬかセラミド、素肌力をサポートする発酵米ぬかエキスを配合しており、くすみの原因となる古い角質を除去し柔らかな肌へと導きます。

ドクターシーラボ ラボラボ スーパーKEANAローション

引用:ドクターシーラボ
パラベンフリー、アルコールフリーで敏感肌の人でも安心して使えます。ヒアルロン酸とコラーゲン配合で肌を潤いのあるしっとりとハリのある肌へと導きます。

ちふれ ふきとり化粧水

引用:ちふれ
プチプラコスメとして大人気のちふれ。トレハロース配合で肌をしっかりと保湿しながら余分な汚れだけをしっかり取り除いてくれます。
拭き取り化粧水を試しに使ってみたいという人にもおすすめです。

スキンケアは拭き取り化粧水だけじゃダメ?

拭き取り化粧水は、クレンジングで落としきれなかったメイク、洗顔で洗いきれなかった古い角質やクレンジング剤などがさっぱり落とせ、その後のスキンケアの浸透を良くする役割がありますが、一般的な化粧水のような肌に潤いを与えて保湿する効果はあまり期待できません。
よってスキンケアを拭き取り化粧水のみで済ませるのはおすすめしません。

「拭き取り化粧水のあとはどうする?使い方やタイミングを徹底解説!」まとめ

今回は拭き取り化粧水の役割や使い方などについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。
最後にもう一度拭き取り化粧水についてまとめてみましょう。

・拭き取り化粧水は、クレンジングで落としきれなかったメイク、洗顔で洗いきれなかった古い角質やクレンジング剤などがさっぱり落とせ、その後のスキンケアの浸透を良くする役割がある。
・拭き取り化粧水はクレンジング、洗顔の後に使用するのが効果的である。
・拭き取り化粧水の使用方法は、コットンにたっぷりと拭き取り化粧水を染み込ませ、顔の中心から外側へ向かって優しく拭き取る。特に汚れが残りやすい鼻はクルクルと小さい円を描くように優しく拭き取る。
・拭き取り化粧水を使用した後はいつも通りのスキンケアを行う。
・拭き取り化粧水は肌質や成分によっては頻回使用を避ける。

万能アイテムである拭き取り化粧水を使用して、キメの整ったもっちり肌を手に入れましょう。この記事が拭き取り化粧水を使ってみたいと考えている人の役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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