セルフでvラインの毛量を減らすには?正しい手順とやり方

ビューティ ライター:


近年、VIO(アンダーヘア)の脱毛が注目されている。アンダーヘアを処理することで生理中のムレやかゆみなどの不快感を軽減できるからだ。見た目としてもスッキリして清潔感があることも理由の一つである。しかし、アンダーヘアをサロンやクリニックで脱毛するには少し恥ずかしさもあると言う点で「セルフケアをしたい」と考えるひとも多いのではないだろうか。そこで今回は、セルフケアでvラインの毛量を減らす方法をお伝えしていこう。正しい知識で行うことで肌への負担を最小限にしてほしい。

vラインの毛量を減らすのはセルフでもできる?




最初に、vラインの毛量をセルフで減らすにはどのような方法があるのかをみてみよう。それぞれの方法には必ずメリット・デメリットがあるもの。vラインはデリケートな部分でもあるので自分が一番やり易い方法を選んでほしい。


セルフでvラインの毛量を減らす「4つの道具」



それではさっそく、セルフでvラインの毛量を減らすための4つの方法をご紹介しよう。どれも手軽さという点においては大きな違いはないものの、失敗したくないvラインなのでじっくり選んでみてほしい。

カミソリ
【メリット】
1.用意するのがかんたん。とても手軽。
2.毛の流れに逆らって剃れば毛根からしっかり剃れる。
【デメリット】
1.刃物が直接肌に当たるので傷をつけてしまう可能性がある。
2.次に生えてくる毛が太く見えてしまう。
【ポイント】
1.古いカミソリは剃り味が悪く肌を傷つける可能性があるため必ず新しいもので始めよう。
2.シェービングクリームやジェルを使用して肌への負担を減らそう。

毛抜き
【メリット】
1.ピンポイントで気になる毛を抜くことができる。
2.毛根から抜けるので次に毛が生えてくるまで時間がかかる。
【デメリット】
1.広範囲を処理するのは大変。
2.抜くときに痛い。
3.ばい菌が入りやすい。
4.埋もれ毛ができやすい。
【ポイント】
1.お風呂上がりなど皮膚が温まって柔らかい時に抜く。
2.抜く前、抜いた後きちんと消毒をしよう。

電気シェーバー
【メリット】
1.アタッチメントで毛の長さを調整できる。
2.手軽に広範囲を処理できる。
【デメリット】
1.買うときに少し高い。
2.同じ場所に何度も当てると赤くなったり傷ができたりする。
【ポイント】
1.VIO専用の電気シェーバーを使う。
2.毛が乾いた状態で使用する。

ヒートカッター
【メリット】
1.熱で毛をカットするので毛先がチクチクしない。
2.肌に直接触れないので肌へのダメージが少ない。
【デメリット】
1.毛の長さを短くする物なのでツルツルにはできない。
2.毛を焼いたときの匂いが気になる。
【ポイント】
1.不慣れなうちは長めにカットすることから始めよう。
2.一束あたり5〜10本を目安に使用する。毛が多いと焼ききれない場合が多い。

以上のように、セルフでvラインの毛量を減らす方法はたくさんある。それぞれ一長一短があり、かかる手間も時間も大きく変わってくる。自分のライフスタイルに合った方法でアンダーヘアを処理していこう。


vラインの毛量を減らすには何回処理したら良い?




ムダ毛の処理というのは、生きている限り永遠にやらなくてはいけない。セルフでvラインを整えようと思うとそれは一生続くということになる。そこでvラインの毛量を減らす処理をサロンでやった場合、クリニックでやった場合、それぞれ何回くらい通えば処理が完了するのかをご紹介しよう。もしかするとセルフで一生懸命やるより、お金がかかってもプロにお願いする方が長い目で見たらコスパが良いかもしれない。

サロンでvラインの毛量を減らすには何回通えば良いの?


まずは脱毛サロンでvラインの毛量を減らす場合の目安は以下のようになる。

・5回前後(約1年)で全体的に毛が薄くなり、脱毛の効果が出る。
・10回前後(約2年)かなり毛量が落ち着いてくる。
・20回以上(約3年)脱毛完了。

費用は6回で5〜6万円程度が相場と言われているが、他の部位とセットで契約することで安くなる場合もある。脱毛完了までには意外と時間がかかると思うかもしれないが、のちのちの手入れのことを考えると脱毛サロンを視野に入れることは多いに有効だろう。

医療脱毛でvラインの毛量を減らすには何回通えば良いの?


次に、医療脱毛でvラインの毛量を減らす場合の目安である。

・4回前後(約1年)毛が薄くなり脱毛の効果があらわれてくる。
・10回以上(約2年)脱毛完了。

医療脱毛はサロン脱毛よりも照射パワーの強い機器を使用するため効果も強力であり、短期間で結果が出やすいと言われている。しかしながら費用は、5回あたり9〜10万円くらいと少し高額になってくるため元々セルフ脱毛を考えていた人にとってはハードルが高いと言えそう。

全剃り派がvラインの毛量をセルフで減らす方法


VIO脱毛の中でも意外に人気が高いのが「ハイジニーナ脱毛」という名のいわゆる「全剃り」である。日本人にはあまり馴染みのないものと思われるが、欧米ではごく一般的なvライン処理方法の一つとなっている。ここでは、vラインの毛量を減らしたい人がセルフで全剃りすることができるのか、医療脱毛を選んだ場合のメリットなども合わせてご紹介していく。

vラインの毛量を減らす「全剃り」セルフ編


まず、セルフでvラインを「全剃り」したい場合のお話からしていこう。

これまでご紹介した「毛量を減らす」ための4つの道具。その中でも全剃りができるアイテムは「カミソリ」「電気シェーバー」である。毛抜きは時間がかかりすぎるし、ヒートカッターは根元まで処理することができないので除外となる。 カミソリや電気シェーバーは根元までしっかりと処理することができるものの、全剃りしたあとに「チクチクしてしまう」ことやまた「すぐに生えてくる」ので永遠に処理し続けなければならないという手間もかかってしまう。そこを踏まえた上でセルフケアを選択するならOK。注意点としては、

・剃るタイミングはお風呂上がりなど皮膚が暖かく、柔らかくなっている時に行うこと。
・剃る前に、必ずシェービングクリーム(ジェル)を使用すること。
・処理後は、しっかりと保湿をしてあげること。

である。特にカミソリの場合は肌に傷がつきやすいので毛の流れに沿って処理することが望ましい。毛の流れに逆らって剃ると深くまで剃ることはできても、肌に傷をつけてしまう原因となるため要注意だ。

vラインの毛量を減らす「全剃り」医療脱毛編


それでは次に医療脱毛でvラインを全剃りする方法を見ていこう。
医療脱毛の場合、照射パワーが強力な機器を使用するためクリニックに通う回数を抑えられるというメリットが大きい。せいぜい10回も通えばツルツルになり脱毛完了という結果が得られる。あとは、自分の知識だけで全剃りを試みたとき、仕上がりはどのようになるのだろう?黒いプツプツが残ってしまって逆に恥ずかしい結果にならないか?など不安要素も大きい。医療脱毛なら専門的な知識を持つ医師や看護師が対応してくれるので安心である。ただし覚悟すべき注意点としては以下である。

・皮膚が薄い上に毛が多い場所なので施術中の痛みがある。
・毛がなくなることで元々あった黒ずみなどが隠せなくなる。
・永久脱毛は基本的に「一生、生えてこない」のであとで後悔しても遅い。

施術中の痛みについては麻酔をすることがほとんどなのでなんとか乗り越えられるでしょう。毛がすべてなくなることで元々あった黒ずみなどが見えるようになってしまい恥ずかしい、と新たなコンプレックスが出てくる可能性もある。一番問題なのは「一生、生えてこない」という部分である。若いうちに処理するとラクで良いという人がいる反面、年を重ねたときに価値観の変化から「やめておけばよかった…」と後悔するパターンもある。よって、まずは全剃りの状態で照射をして印象を確認しておくのが良いかもしれない。

セルフ脱毛の敵!「チクチク」なしでvラインの毛量を減らす方法

では最後に、セルフ脱毛の敵とも言える「剃ったあとのチクチク」を減らす方法をご紹介して終わりにしたいと思う。vラインに限らず、腕でも足でもカミソリや電気シェーバーで剃るとその後、少し生えてきたときにチクチクしてしまう。これがなんとも気になって仕方がない!という人は多いであろう。チクチクを減らす方法は以下の通り。

1.ヒートカッターを使う。
ヒートカッターは、電熱線でムダ毛を焼き切るため毛先が丸くなるのが特徴である。カミソリを使用した場合、毛先は尖ってしまいショーツに刺さったりと不快感が増すが、毛先が丸くなるヒートカッターならそんな不快感を減らすことができる。

2.除毛クリームを使う。
除毛クリームは、刃物を使わないので肌を痛めることもない。もちろん毛をカットするわけではないのでチクチクもなく簡単な方法である。

【まとめ】セルフでvラインの毛量を減らすには正しい知識と手順で行おう。



ここまで、セルフでvラインの毛量を減らす方法、そして医療脱毛という選択についても触れてきた。いずれの方法をとってもある程度、皮膚に負担がかかることは間違いないが毎月の生理による不快感の軽減や、パートナーとの営みを考えた時に処理しておくことは長い目で見ると有効であると言えるだろう。自分のお財布事情やライフスタイルに合った方法でスッキリしたvラインを目指してほしい。それでは今回の内容を以下にまとめる。


【セルフでvラインの毛量を減らすには】
・セルフでvラインの毛量を減らす「4つの道具」
⑴カミソリ:手軽に剃れるが肌への負担は大きい。剃る前のシェービングクリームや剃ったあとの保湿ケアが大切。
⑵毛抜き:ピンポイントで処理することはできるが広範囲はできない。細菌が入りやすく埋もれ毛もできやすい。温めてから抜くこと、抜いたあとの消毒が大切。
⑶電気シェーバー:買うときは高いが、手軽に広範囲を処理できる。乾いた状態で使うのがベスト。
⑷ヒートカッター:カット後の毛先が丸くなりチクチクしない点は良いが、広範囲を処理するとなると少し手間がかかる。毛が焼けた匂いが気になる人もいる。

・vラインの毛量を減らすには何回処理したら良い?
⑴サロン脱毛の場合、20回前後(約3年)で脱毛完了。
⑵医療脱毛の場合、10回前後(約2年)で脱毛完了。

【全剃り派がvラインの毛量をセルフで減らす方法】
・セルフで全剃り:カミソリか電気シェーバーを使用し、保湿は必須。
・医療脱毛で全剃り:一生生えてこないことを覚悟して通うべき。まずは一度全剃りしてシュミレーションをしておくのがベター。

【セルフ脱毛の敵!「チクチク」を軽減しよう】
⑴ヒートカッターを使う。
⑵除毛クリームを使う。

この記事を書いた人

たんの さやか

たんの さやか

子育て真っ只中、肌の悩みが尽きないアラフォーです。筋トレが肌に良いということでパーソナルトレーニングでの身体づくりに目覚めました。しみ、シワ、ほくろ除去問題など体験をもとにわかりやすく情報をお伝えしてまいります。

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