bbクリームが肌に悪いって本当?その理由を徹底解説!

ビューティ
bbクリームは、1本で日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの役割を果たしてくれる、とても優秀なコスメである。最近流行りにノーファンデメイクにbbクリームを使っている人も多いのではないだろうか。
一方で、「bbクリームって肌に悪いのでは?」「bbクリームで肌荒れをしたくない!」とbbクリームを使うのを躊躇っている人もいるのでないだろうか。
実はbbクリームは正しい選び方と使い方を知っていれば使わないのがもったいないくらいの万能アイテムなのだ。bbクリームを購入する際、「とりあえず安価なものでいいや」と適当に選んでいたり、bbクリームをオフする際に「これは洗顔で落ちる対応だから…」と軽い洗顔のみで済ませている人はいないだろうか。これらに当てはまる人はbbクリームで肌が荒れてしまう可能性があり、「bbクリームって肌に悪いんだ」と感じるのだ。
今回はそんなbbクリームが肌に悪いと言われる理由と、対処法、そして使うほど肌がきれいになるbbクリームの選び方を紹介する。
これを読めばあなたがbbクリームを使うことによる肌悩みから解放され、自分に自信を持てます。

bbクリームが肌に悪いと言われる理由


まずはbbクリームが肌に悪いと言われる理由をまとめてみた。SNSやネットでは、bbクリームを使って肌が荒れてしまったという嘆きの投稿が見られる。bbクリームで肌が荒れる原因はいくつかあるが、ここでは大きな2つの原因を解説しよう。

1つは、自分の肌に合わない成分を含んだbbクリームを使った場合である。特に敏感肌の人はbbクリームだけでなく、日焼け止めや化粧水、乳液などの成分になんらかの刺激成分が含まれていると肌が荒れてしまう。自分の肌に合わない成分を含んだbbクリームを使うことでアレルギー反応を引き起こし、肌がヒリヒリしたり赤くなったり、蕁麻疹のようにブツブツができたりしてしまうのだ。その場合は直ちにbbクリームの使用を中止して、肌を休めよう。
2つ目は、肌のバリア機能が低下している時にbbクリームを使った場合である。女性は生理前はホルモンの影響で肌が敏感になる。これは生理前に黄体ホルモンが増えることで皮脂の分泌が増えるためであり、それにより顎などに部分的にニキビが出たり、逆に乾燥して炎症を起こしてしまうのだ。この生理前の時期にbbクリームのなんらかの成分が反応して肌荒れを起こす原因となることがある。同じような理由で、季節の変わり目や体調が優れないときも肌が不安定になりやすいためにbbクリームで肌荒れをしてしまう可能性があるのだ。
2つ目に関しては、bbクリームよりも肌の方に原因がある場合が多い。「いつもは大丈夫なのにどうして?」と驚く人は自分の肌が不安定になっている可能性が高いため、きちんと栄養と摂りしっかり睡眠を取って肌と身体を労わることが大切だ。

bbクリームで肌荒れした…

実際にbbクリームで肌荒れを起こしてしまった人のSNSの投稿を見ていこう。

bbクリームの成分が合わないことで肌荒れしてしまった人は違うメーカーのものに変更して改善したもよう。また、花粉などの外からの刺激で荒れてしまう人は、花粉やほこりなどの刺激から守ってくれる効果があるbbクリームを使用することで改善している。

自分で何が原因でbbクリームが合わなかったのかがわかると、それに合った対策をすることでbbクリームを使い続けることができるのだ。

bbクリームは洗顔の仕方でかわる

bbクリームは化粧品であるが、最近はクレンジングなしで洗顔のみで落とせるbbクリームが多く販売されている。洗顔だけで落ちるなんてクレンジングの手間が省けてかなり楽に感じるが、一方で本当に洗顔だけでしっかり落ちるのか不安に思う人もいるだろう。クレンジング不要のbbクリームは、クレンジングをしないと落ちない成分がほとんど配合されていないbbクリームなのである。もちろん洗顔だけで落ちるが、bbクリームはやはり化粧品。普段通りの洗顔では落としきれないのだ。ここでは正しい洗顔の仕方を紹介する。

まずは洗顔料をたっぷりと泡立てる。そしてそのモコモコの泡で顔を洗うのだが、その時に手が肌に触れないようにしよう。泡だけで顔をなでるイメージだ。泡を洗い流すときはシャワーを直接顔に当ててはいけない。洗面器などにぬるま湯をはり優しくすすぐ。タオルで軽く押し当てるようにして水分を拭き取る。そうすると必要な皮脂まで洗い流すことなく、うるおいを残して汚れだけを落とすことができるのだ。

洗顔だけではやはり不安という人はクレンジングを使うことをおすすめする。クレンジング不要のbbクリームは、クレンジングをしないと落とせない成分を極限まで減らしているがやはり少量は含まれていることがほとんどだ。洗顔の前にクレンジングをすることで肌に負担がなくすっきりと落とせる。
クレンジングの際になるべく肌への負担を減らしたい人はミルククレンジングを使用しよう。ミルククレンジングは油分を落としすぎないためオイルクレンジングより肌への負担が少ない。
ミルククレンジングの使用方法は、たっぷりのミルククレンジングを肌にのせて手で優しく円を描くようにくるくると馴染ませる。その後洗面器などにはったぬるま湯で優しくすすごう。

肌荒れ防止!肌に悪い成分を含まないbbクリームを選ぼう

ここまでbbクリームで肌が荒れる原因と洗顔でbbクリームを落とす方法を紹介してきたが、bbクリームの成分が肌に合わない人はどういったものを選べばいいのだろうか。ここではbbクリームの選ぶときのポイントを紹介する。bbクリームはどれを選んだらいいか悩んでいる人はぜひ参考にしてほしい。

bbクリームは肌に優しい成分のものを選ぼう

まず、bbクリームは肌に優しい成分のものを選ぼう。化粧品によく使われているアルコールやパラベン(防腐剤)は刺激成分であるため、これによって肌が荒れてしまうことが多い。bbクリームのパッケージに「アルコールフリー」「パラベン(防腐剤)フリー」と書かれたものを選ぼう。
パラベンは防腐剤であるため、開封後はなるべく早く使い切るようにしよう。そうしないとカビが生えてきたり、腐ってしまう可能性がある。

また、紫外線を浴びることはシミや乾燥などの肌トラブルの原因となる。bbクリームには日焼け止めの効果があるものを選ぶと良い。SPFやPAの表示が日焼け止め機能に当てはまり、SPFは短時間で肌に炎症を起こすUVBを防ぐ目安、PAは長時間かけて肌に影響を及ぼすUVBを防ぐ指数を表す。SPFは1から50まであり、数が増えるごとに防御する効果が高くなり、PAは+から++++まであり、+が増えるごとに防御する効果が高いことを意味している。SPFもPAも数が増えるごとに効果は増すがその分肌への負担が大きくなるため、自分の肌の状態に合った数値のものを選ぶと良い。

bbクリームには、美容成分や保湿成分、ニキビを予防する成分などが含まれているものもある。美容成分が含まれているものは素肌でいるよりもbbクリームを塗った方が肌に良いとも言われ、人気となっている。ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分が含まれているものは、bbクリームを塗っている間も肌がうるおいをキープし、時間が経っても粉っぽくなることもなく使えるのが魅力である。ニキビを予防する成分を含んだ薬用タイプのものは、肌荒れをケアしてくれる成分が含まれており、bbクリームを塗ることでニキビの原因となる刺激から守ってくれる効果が期待できる。

bbクリームは洗顔料で落とせるものを

いくら美容成分や保湿成分を含んだbbクリームを選んだからといって、そもそもbbクリームはコンシーラーやファンデーションの役割も果たしてくれるため、やはり何も塗らないよりは肌に負担になる。そこで、少しでも肌への負担を減らすために、洗顔料で落とせるタイプのものを選ぶことをおすすめする。
前述の通り、クレンジング不要のbbクリームはクレンジングを使わないと落ちない成分を極力減らして作られている。クレンジングを使わないと落とせない成分の代表的なものにはシリコーンがあり、これはbbクリームなどの化粧品を顔に塗ったときのベタつきを軽減してくれる役割がある。シリコーンは水や油に強いため汗や皮脂にも強いことからウォータープルーフの化粧品にも使われている。このシリコーンが肌に負担となって肌トラブルの原因となってしまう。
よってクレンジング不要のbbクリームを選ぶことをおすすめする。

敏感肌でも使える!崩れないbbクリーム

ここでは敏感肌の人でも使える、肌に負担となる成分を減らして肌に優しい成分を配合したbbクリームを紹介しよう。

・Curel(キュレル)BBクリーム

引用:Curel
Curelは乾燥性敏感肌の人向けのスキンケアアイテムを多数販売しているメーカーである。bbクリームは紫外線吸収剤を含んでおらず、アルコールフリーで、保湿成分であるセラミドを配合している。

・dプログラム アレルバリア エッセンス BB N

引用:資生堂
dプログラムは花粉やほこり、紫外線といった外部からの刺激から肌を守ってくれる。アルコールフリー、パラベンフリーであり、低刺激に作られている。

・ラロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクションBB

引用:ラロッシュ ポゼ
ラロッシュ ポゼのbbクリームは敏感肌用でありながら紫外線から肌をしっかり守ってくれ、かつ気になるシミやくすみといった肌悩みをカバーしてくれ、明るい肌へ導いてくれる。

bbクリームが肌に悪いのは塗り方のせい?上手に塗ってきれいな肌へ


bbクリームは手軽だからといって普通のクリームのように顔に塗っていないだろうか。この行為は肌トラブルが起こる原因となってしまう。正しい塗り方でbbクリームを塗ること自信が持てるできれいな肌になれるのだ。
ここではbbクリームの効果的で正しい塗り方を紹介しよう。bbクリームの塗り方に悩んでいる人はぜひ参考にしてほしい。

bbクリームの毛穴落ちを防ぐ方法

化粧をして時間が経つと、毛穴の部分が目立ってきてポツポツとしてしまうという人は多いだろう。毛穴落ちは肌の乾燥による皮脂の過剰な分泌や加齢によるたるみなどが原因で開いた毛穴にbbクリームやファンデーションが入り込んでポツポツと目立ってしまう現象である。
毛穴落ちを防ぐために一番重要なのは保湿である。日々のスキンケアで保湿を十分に行うことで毛穴の開きが改善されていく。時間はかかるが保湿ケアを続けることで肌質が改善する。

毛穴落ちを防ぐbbクリームの塗り方は、スポンジを使ってポンポンとスタンプを押すように塗ることである。擦るように塗ることは肌への刺激になって肌トラブルの原因となる。また、スポンジで塗ることで余分なbbクリームを吸い込んでくれ、適量を肌に付けられるのだ。さらにポンポンと軽く叩くように塗ることで毛穴の中にbbクリームが入り込んで目立たなくしてくれる効果が期待できる。

「bbクリームが肌に悪いって本当?その理由を徹底解説!」まとめ

今回はbbクリームが肌に悪いと言われる理由とその対処法紹介したがいかがだっただろうか。最後にもう一度bbクリームが肌に悪いと言われる原因と対策についてまとめてみよう。

・自分の肌に合わない成分を含んだbbクリームを使うとアレルギー反応を起こしてしまう
・生理前や季節の変わり目、花粉などで肌のバリア機能が低下しているときにbbクリームを使うことで肌荒れを起こしてしまう
・bbクリームを選ぶときは、アルコールやパラベン(防腐剤)といった刺激成分を含んでいないものを選ぼう
・美容成分や日焼け止め機能、保湿成分などの肌に良い効果がある成分を含んだbbクリームを選ぶことで、bbクリームを塗っている間もスキンケアができる
・クレンジング不要のbbクリームは肌へ刺激となる成分を極力減らしているため負担が少ない
bbクリームを塗ることで毛穴落ちを防ぐためには、日々の保湿ケアをしっかりと行うことが重要である
・毛穴落ちを防ぐbbクリームの塗り方は、スポンジを使って軽く叩くようにポンポンと乗せる方法が効果的である。

bbクリームは1本で日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの4つの機能を兼ね備えている万能なアイテムであるが、選び方一つで残念な仕上がりになってしまう。自分に合ったbbクリームを選んで自慢できるきれいな肌を目指そう。
この記事がbbクリームの選び方で悩んでいる人の役に立てれば幸いである。

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