bbクリームとコンシーラーの違いは?役割と使い方を解説!

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bbクリームとコンシーラーは肌の表面に現れたシミ・そばかす・赤み・毛穴などのトラブルを隠してくれるアイテムだ。そのカバー力の高さから愛用している人も多いだろう。一方で、「うまく使いこなせない」「浮いてきてしまう」といった悩みを持つ人も多いのではないだろうか。実際にbbクリームやコンシーラーは重めのテクスチャーであることから、使い方を間違えると厚塗り感が出るし、せっかくのメイクがすぐに崩れてしまったりという問題が出てくる。メイク直しをするにしてもbbクリームとコンシーラーは落とすのも大変で、特に外出先のトイレなどで直す際には時間がかかる。

bbクリームやコンシーラーは肌の色ムラを整えたり、シミ・そばかすなどをカバーしてくれる優秀なアイテムであり、特に肌悩みを抱えている人には必需品である。そのため、ぜひとも上手に使いこなしたいものである。メイクが上手くいくと気分も上がるし、自分に自信が持てるだろう。

今回はbbクリームとコンシーラーの違いや、上手な使い方を紹介する。bbクリームやコンシーラーをうまく使いこなせずに悩んでいる人、bbクリームやコンシーラーを使ってみたいけどなかなか一歩が踏み出せない人はぜひ参考にしてほしい。

今さら聞けない?bbクリームとコンシーラーの違いとは?


bbクリームとコンシーラーの違いを理解しているだろうか。肌悩みをカバーするためと思って普段何気なく使っているアイテムであるが、しっかりとその役割を理解した上で使うことが上手く使いこなすコツの一つである。そこでまずは今さら聞けないbbクリームとコンシーラーの違いをまとめてみた。

bbクリームはそもそも『Blemish Balm(ブレミッシュ バーム)』の略称であり、“気になる部分に塗るクリーム”という意味がある。ドイツで生まれたファンデーションの仲間であり、bbクリームは日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの4つの効果がこれ1つで得られるとあって多くの人が利用している。メーカーによっては美容成分を配合されているものもあり、化粧をしながら美肌にもなれるという夢のような商品もあるのだ。
bbクリームはとても優秀なアイテムである一方で、カラーのバリエーションが比較的少なく、自分の肌に合うものを見つけるのが難しいというデメリットがある。自分に合う色のbbクリームを選ぶには、自分の肌に少し塗って確かめてみる方法が一般的であるが、bbクリームをどこにつけるかがポイントだ。お店の売り場で試す人がほとんどだと思うが、そこで顔にベタベタ塗るのは気が引けるし、そもそもマナー的にも良くない。ではどうすれば良いかというと、控えめに手の甲に塗る人が多いだろうが、実はこれはあまりおすすめできない方法だ。同じ皮膚なのだから良いのではないかと言う人もいるかもしれないが、実は顔の皮膚と手の甲は結構色が違う。顔には日焼け止めをしっかり塗る習慣があるだろうが、手の甲にも同じくらいしっかり塗る人はどれくらいいるだろうか。例え日焼け止めをしっかり塗ったとしても手が何かに触れたり、手を洗うことで落ちてしまうので必然的に顔と手の甲は日焼けの影響で色が違ってくるのだ。そのため手の甲で確かめるのではなく、顔と首の境目あたりの目立たない部分で試す方法がおすすめだ。
これだけでもかなり自分に合う色を選べるが、塗った部分を太陽光の下で見てみるのもおすすめだ。屋内でなんとなく良いと思っても、外に出てみたら全然違ったということもしばしばある。フェイスラインに塗ったら一度外に出て鏡で見てみよう。さらに、塗ってから時間が経ってから見ることで、肌に馴染む具合を見て自分に合っているかを確かめることもできる。
ちなみに、bbクリームと似ているものでccクリームというものがある。これは『color control(カラーコントロール)』の略称で、肌の色ムラを整えてくれる効果がある。bbクリームよりもサラッと軽いテクスチャであり、カバー力はあまりなく、シミやくすみといった肌悩みを目立たなくする効果がある。ccクリームは色のバリエーションが多く、自分の肌色に合ったものを選んで使用する。例えば赤みを抑えたい人はグリーンのものを、くすみを抑えたい人はブルー、シミ・そばかすを抑えたい人はイエローのものを選ぶと良い。

コンシーラーはファンデーションでは隠しきれないシミやそばかす、クマなどをカバーして肌をキレイに見せる役割がある。コンシーラーはbbクリームやファンデーションと違って顔全体塗るのではなく、気になる部分にのみ使用するのが特徴である。
コンシーラーにはリキッドタイプ、クリームタイプ、ペンシルタイプ、スティックタイプがあり、自分が使いやすいものをチョイスしよう。初めて使う人はリキッドタイプがおすすめである。クリームやペンシル、スティックのものは硬いテクスチャーであり、カバー力が高い分扱いが難しい。リキッドタイプは気になる部分に少量乗せて指でポンポンと馴染ませるだけで良いため比較的簡単だ。とは言え、コンシーラーはbbクリームやファンデーションと違ってカバー力が高いため、塗り方次第では厚塗り感が出てしまう原因となってしまう。コンシーラーを使うときは、まず手の甲に少量乗せ、そこから少しずつとって顔に塗っていこう。少量でもしっかりとカバーしてくれるため、欲張らずに慎重にのせていこう。

bbクリームの効果的な付け方

bbクリームを上手に塗る方法を紹介しよう。前述の通り、bbクリームは日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの4つの役割を1つで賄えることからかなり人気のアイテムであるが、塗り方を間違えると厚塗り感が出たり、すぐによれてしまう原因となる。効果的な使い方をすると少量でも色ムラがなく、シミやくすみをうまく隠すことができるのだ。
まず、bbクリームをおでこ、鼻筋、頬、顎の4点(5箇所)にのせ、そこから外側に向かって優しく伸ばしていく。このとき、bbクリームを日焼け止めのように手で塗り込むのではなく、ポンポンと肌にのせるイメージで塗る。この際、ぜひスポンジを使用してほしい。スポンジを使うことで余分なbbクリームをスポンジが吸い込み、程よい量が肌にのせられて厚塗り感が出ない。スポンジを使ってポンポンと肌にスタンプをするようにしながら外へ向かって伸ばしていくのがbbクリームを上手に塗るポイントなのである。
bbクリームを塗ったら、最後にフェイスパウダーを軽くのせると余分な油分が抑えられてきれいに仕上がるためおすすめである。

コンシーラーとbbクリームの正しい順番は?

コンシーラーとbbクリームはどちらも肌悩みをカバーしてくれる効果があるため、コンシーラーかbbクリームのどちらか一方を使っている人が多いだろう。一方で、bbクリームだけ、またはコンシーラーだけでは隠しきれないシミやアザなどに悩む人もいるだろう。そういう人にはコンシーラーとbbクリームの両方使いがおすすめである。ただ、塗り方を間違えるととんでもなく厚塗り感がある失敗メイクになってしまう注意が必要だ。
コンシーラーとbbクリームを両方使い場合は、bbクリームを使ってから気になる部分にコンシーラーを重ね付けするのが良い。ブラシなどを使って境目を馴染ませて目立たなくし、最後にフェイスパウダーを全体にのせれば完成である。

bbクリームとコンシーラーの違いをうまく利用しよう!


bbクリームとコンシーラーはどちらもカバー力があるが、どちらかと言うとやはりコンシーラーの方がカバー力が高い。しかし、一度に使う量がかなり少量であることもあり、bbクリームで代用できないかと考える人も多いだろう。ここでは、bbクリームはコンシーラーの代わりになるのか、さらにはbbクリームでどこまでカバーできるのかをまとめたので参考にしてほしい。

bbクリームはコンシーラー代わりとして使える?

bbクリームはコンシーラーの代わりとして使えるのだろうか。答えは…やはりbbクリームにはコンシーラーほどのカバー力はない。bbクリームは日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの機能をあわせ持っている優秀なアイテムであるが、どちらかというとファンデーションの代わりであり、濃いめアザやほくろなどはコンシーラーでないと隠すことはできない。

bbクリームでシミ隠しをする方法

bbクリームを使えば、気になるシミを隠すことができる。まずは顔全体にスポンジでポンポンとbbクリームを伸ばしていく。気になるシミには少量重ね付けするとなお良い。最後にフェイスパウダーやパウダーファンデーションを軽くのせればシミ隠しができる。
シミが気になる人は、bbクリームの中でもカバー力のあるタイプのものを選ぶと良いだろう。

bbクリームで目立つ毛穴を隠す方法

bbクリームは気になるポツポツ毛穴をしっかりと隠してくれる。特に小鼻の毛穴に悩んでいる人は多いだろう。bbクリームを薄く塗るだけでも毛穴を隠す効果が期待できるが、毛穴が気になる人は保湿成分が配合されたbbクリームを選ぶと良い。毛穴ケアには保湿が重要であることから、メイクをしている間も肌を保湿してくれるものを選びたい。また、bbクリームを塗る前にもしっかりと保湿をすることを忘れずに行おう!

「bbクリームとコンシーラーの違いは?役割と使い方を解説!」まとめ

今回はbbクリームとコンシーラーの違いや、それぞれの役割、効果的な使い方を紹介してきたが、いかがだっただろうか。最後にもう一度、bbクリームとコンシーラーの違い、使い方を見ていこう。
・bbクリームは日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの4つの機能をあわせ持った万能アイテムである。
・bbクリームはおでこ、鼻、頬、顎に少量のせて、スポンジを使って外側に向かってポンポンと優しく伸ばしていく。
・bbクリームはコンシーラーほどのカバー力はないが、目立つ毛穴や薄いシミなどを隠すには効果的である。
・コンシーラーはシミやそばかす、クマなどの肌の気になる部分にのみ使用する。初心者にはリキッドタイプがおすすめ。
・コンシーラーとbbクリームを両方使いする場合は、bbクリームのあとで部分的にコンシーラーを使用する。

シミや毛穴、くすみなどの肌悩みを持つ人にとってbbクリームやコンシーラーはなくてはならないアイテムだが、使い方を間違えると厚塗り感が出てしまっ老け顔になったり、逆に浮いて見えてしまったりとうまくいかないと原因となってしまう。bbクリームとコンシーラーのそれぞれの特徴を理解して、正しい使い方で自信の持てる肌を目指してほしい。
この記事がbbクリームやコンシーラーをうまく使いこなせない人、bbクリームやコンシーラーを使ってみたいと思っている人の役に立てば幸いである。

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