アイプチの失敗例から考えた対処法とは?これでストレスから解放!

ビューティ ライター:

どんなにアイメイクがうまくいっても、アイプチが「なんか変!」と納得いかない日はないだろうか。一重まぶたさんの多くは「アイプチに命をかけている」と言ってもいいくらいその仕上がりに敏感だ。特に、アイプチデビューしたばかりの人はうまくいかない日の方が多いであろう。そのくらいアイプチというのは慣れるまで難しいものである。そこで今回は、アイプチの失敗例から、その対処方法を伝授しよう。これで毎朝のストレスから抜け出してほしいと思う。

「なんか変!」アイプチの失敗例と原因



アイプチで入念に作り上げたはずの二重まぶたが仕上がった瞬間「なんか変!」と思ったことはないだろうか。客観的にみると「なんか変!」。ここから永遠の修正作業が始まるのである。それではまずアイプチの失敗例とその原因を探ってみよう。

アイプチの失敗例


(出典:PATRICK OSAKA

・二重ラインがガタガタ。
・所々ラインが途切れて三重になったりしている。
・二重の幅を広くしすぎて腫れぼったい。
・中途半端にくっついているところと、くっつかないところがある。
・アイプチがバレバレ。接着剤が見え見え。

このように明らかに、美しくない仕上がりになってしまうことが多いのがアイプチの難しいところ。最悪、アイプチだとバレていたとしてもやはりそれなりに美しい二重まぶたに仕上げたいものである。それでは、失敗する原因はどのようなものなのかをみてみよう。

アイプチが失敗した原因は?

・二重まぶたの自然なクセがまだついていない。
長いことアイプチを続けていると、それっぽい二重まぶたの線ができてくるもの。この二重まぶたの「クセ」ができるまではどうしても二重ラインが歪みやすい。これは今日明日改善できるものではないため、日々コツコツと積み重ねていくしかないだろう。

・二重幅を広くしすぎている。
二重に憧れるあまり、ついついやってしまうのが「幅の広い二重」にしてしまうこと。しかしながら幅は広くすればするほど、もともとの一重まぶたに押し戻す力も大きくなるため簡単に取れくるなど失敗しやすい。よって広すぎない二重ラインにしておいた方が、クセもつきやすい上に自然な仕上がりとなる。

・むくみなどまぶたのコンディションがよくない。
寝不足や飲み過ぎでむくみがあるなど、まぶたのコンディションがよくない日は失敗しやすい。むくみが取れてきたときにラインが崩れてしまうし、まぶたの接着面も剥がれてくる。ホットアイマスクをしてみるなど、まぶたのコンディションは毎日整えておくことをおすすめしたい。

・修正する際に、無理やりラインを変更している。
アイプチをしている最中に「もう少し幅を変えてみよう」など無理やりラインを変更してしまうと、汚い仕上がりになってしまうことが多い。あらかじめ何もつけていないまぶたにプッシャーを使い二重ラインをしっかりと決めてから、アイプチを使うことでライン変更によるゴテゴテな仕上がりを回避することができる。修正を加えると、その分まぶたに負担がかかるため一発でラインを決められるように準備することも大切である。

以上のように、アイプチの失敗には必ず原因がありその多くがちょっとした工夫をすることで回避できる原因である。アイプチをする前に、一度確認してみてほしい。


アイプチが失敗しないための方法とは?



それではここから、アイプチが失敗しないための方法をいくつかご紹介していこう。ちょっとしたポイントを押さえておくだけで失敗する確率がグッと下がるのでぜひ参考にしてみてほしい。


・毎日、同じラインで二重を作る。
まずは毎日「同じラインを使う」と言うのが基本中の基本である。これ、実は簡単なようで意外と難しい。アイプチデビューしたばかりの方はまだクセがついているラインがないため毎日少しずつブレてしまう。このブレがのちにヨレヨレ二重ラインの原因となるため、毎日アイプチをつける前に必ずプッシャーで前日の二重ラインを確認してからアイプチをつけるように習慣づけると良い。


・塗る時につけすぎない
アイプチの量が多いとその分仕上がりがゴテゴテした感じになってしまうことが多い。アイプチの量は付けすぎず、付けなすぎずで仕上げたいところ。しかし、アイプチデビュー直後はまだその塩梅がわからないだろう。これは経験を増やすしかない。毎日、試行錯誤を重ね徐々にうまくなっていくしかない。慣れてきたら適正な量でしっかりと二重ラインを作れるようになるはずである。


・乾くまでは絶対に触らない。
アイプチが乾くまでの間、ついつい「もっとこうだったかな?」と二重ラインの修正をしようとしたり、「くっついたかな?」と早い段階でいじって確かめてしまうことがある。この行動がのちの仕上がりを左右することを覚えておいてほしい。完全に乾く前にいじってしまうとどうしてもラインがヨレてしまいがち。乾くまではじっと耐えることをおすすめしたい。待てない性分の人は、速乾性のあるアイプチを使ってみるのも良い。速乾タイプでないアイプチを使う際にはドライヤーやハンディ扇風機などで風を当てると時短になるので試してみてほしい。


・継続は力なり
アイプチは慣れれば慣れるほどプロ級にうまくなるもの。最初は残念な仕上がりだったとしても日々、練習を重ねれば必ず上達する。そこまで上達するまえに二重整形をしてしまうのも一つの方法だが、年齢が若ければ親の同意が得られないなどハードルもあるだろう。よって、そのハードルを簡単に超えられない人は「継続は力なり」を胸に、日々のアイプチを頑張ってみてほしい。恐ろしく早くて上手にアイプチをつける「アイプチの師範」みたいな女子も多数存在するのでレクチャーしてもらっても良いかもしれない。


以上のように、アイプチにおいてまずは「失敗を回避する」というのが、まぶたに優しい方法だということを覚えておいてほしい。

アイプチが失敗した時の対処法


次に、アイプチに失敗した時の対処方法についてもお話しておこう。アイプチに失敗はつきもの。最初から上手に付けられる人はほとんどいないと思って間違いない。失敗した時の対処法を知っておくことで、ササっとリカバリーできるよう準備しておこう。

アイプチが「失敗した日」の共通点


実は、アイプチが失敗した日には思わぬ共通点がある。この点を知っておくことで失敗を回避できる。誰しもに起こる共通点なのでぜひチェックしておいてほしい。


・まぶたが浮腫んでいる日
まぶたのむくみは、寝不足の時、お酒を飲み過ぎた時、塩分の摂りすぎ、生理によるホルモンの影響などさまざまだ。これらのすべてから解放されるのはなかなか難しいため、むくんでしまいそうなタイミングで何らかのケアをする必要がある。例えば、朝起きたときに冷たいタオルと蒸しタオルを交互にまぶたに当てることにより温冷ケアをするという方法。


・汗をかいた日
汗をかくとアイプチが白く変化してしまう。これはアイプチに含まれる「ラテックス」と呼ばれるゴムの特性である。ラテックスは油分量や水分量によって白浮きする性質があるため、スポーツやアウトドアなど汗をかく可能性があるときや元々オイリー肌の人は使用を避けたいところ。それでもアイプチが毎日必要な人は、透明のアイプチを使用してみたり、アイテープなど別の方法を試してみるのも良いかもしれない。


・汚れや埃が付着した日
昨今のアウトドアブームによりキャンプにいく人も多いであろう。実は埃などの汚れもアイプチが取れる原因となることが多い。野外での活動はどうしても埃が立ったり、汗をかいたりとアイプチにとっては過酷な環境になりがち。そんな日は万が一取れてきても修正できるように準備が必要。しかし、野外でアイプチを修正するのはなかなか大変な作業になるため、この日ばかりはアイテープなど別の方法を検討してみてほしい。

アイプチが失敗した時の対処法


・油分や水分を拭き取る
アイプチの失敗は、油分や水分が関係することが多いため、まずはしっかりと拭き取ってから修正を加えることが必要。この手間を省くとやり直したとしても結局はまた取れてきてしまうなど二度手間になる恐れがある。

・二重幅を狭くする
二重の幅が広すぎるがゆえに失敗するケースも多い。この場合は一度二重ラインの幅を見直してみてほしい。無理のない幅にすることでアイプチは取れにくくなる。

・お湯でオフして最初からやり直す
時間に余裕があり外出先でなければこの方法が一番スッキリする。やはり一部分だけを拭き取ったりオフしても他の部分がすでに化粧をしている状態だと化粧をし直した境目にムラができてしまうため何だかスッキリしない。少し面倒だが、できれば顔全体をオールオフしてからやり直すと仕上がりも綺麗になる。


アイプチが失敗!やり直しの時に注意するべきこと



アイプチが失敗しても「やり直しのしすぎ」は危険

アイプチのやり直しを繰り返し「まぶたが赤くなった」経験はないだろうか。この赤みは2〜3日もあれば引いていくことが多いが、赤みは「炎症」であるため一度炎症が起こるとまたアイプチをつければ再度赤くなってしまうことが多い。アイプチの中のゴムラテックスという成分に反応して赤くなることが多いのでアレルギー体質の方や、皮膚が弱い方はゴムラテックス不使用のアイプチを使ってみることをおすすめしたい。

アイプチはやり直しによりまぶたに負担がかかってしまうため、できるだけ一発で取れにくい二重ラインが作れることが理想的である。

【まとめ】アイプチの失敗を減らしてストレスフリーな毎日を送ろう。


ここまで、アイプチによる失敗例、失敗したときの正しい対処法などをお伝えしてきた。アイプチは毎日やっている人がほとんどであるため、少しでもやり直し回数を減らしてストレスフリーな朝を過ごしてほしいと願う。ここまでお伝えした内容を最後にまとめておこう。


【アイプチの失敗例】
・二重ラインがガタガタ。
・二重ラインの途切れ。
・二重幅を広くしすぎ。
・接着剤が目立つ。
・くっついていないところがある。

【アイプチが失敗した原因】
・二重のクセがついていない。
・二重幅を広くしすぎ。
・まぶたのむくみがある。
・自分の目に対して無理のあるラインにしている。

【アイプチを失敗しないためには】
・毎日、同じラインで二重を作る。
・アイプチをつけすぎない。
・乾くまで触らない。
・日々練習。

【アイプチが失敗したの共通点】
・まぶたのむくみがある日。
・汗をかいた日。
・埃や汚れがついた日。

【失敗した時の対処法】
・油分や水分を拭き取る
・二重幅を狭くする。
・顔全体をオフして一からやり直す。

この記事を書いた人

たんの さやか

たんの さやか

子育て真っ只中、肌の悩みが尽きないアラフォーです。筋トレが肌に良いということでパーソナルトレーニングでの身体づくりに目覚めました。しみ、シワ、ほくろ除去問題など体験をもとにわかりやすく情報をお伝えしてまいります。

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