ダーマシャイン(水光注射)は本当は危険?考えられる効果と副作用
韓国発の美容医療であるダーマシャイン。即効性があり、様々な肌悩みに対応できるため人気の施術になっていますが、メリットの反面、知っておきたいデメリットもあるようです。
ダーマシャイン(水光注射)とは?
ダーマシャイン(水光注射)とは、美容液を皮膚の浅い層に注射することで、肌質の改善を図る施術です。ヒアルロン酸をはじめとして、ビタミンやアミノ酸など、美肌のために有効な成分を肌内部に直接補給することができるので、即効性があり、肌質の改善には高い効果があるとされています。
基本的に使用されるものはヒアルロン酸ですが、プラセンタ、トラネキサム酸、GF成長因子など、他の薬剤と組み合わせることも可能になっています。これは「なりたい肌質」に対して組み合わせることができるため、理想に沿った施術を受けることが可能になっています。
ダーマシャイン(水光注射)で期待できる効果
□肌のキメを整える
□くすみの解消
□乾燥による小じわ
□ハリ、弾力
□肌の保湿力の強化
□アンチエイジング
□ニキビ肌、肌荒れ
□肝斑
効果が現れるのは施術後3日から1週間と言われているので、受けた直後から効果を感じられる方法ではありません。そして1回受ければ全て完了というわけではなく、基本的に2〜3週間に1回、そして4、5回繰り返すことでさらに効果が高まるものです。
4、5回の施術後、効果が持続するのは三ヶ月から半年ほどになります。ダーマシャインは吸収率が高いため効果を実感しやすいのですが、吸収率が高いからこそ、早く効果が消えてしまうということでもあるようです。
ダーマシャインは危険?知っておきたい副作用・デメリット
ダーマシャインは施術の難しい目元にも可能であり、皮膚の浅い部分に注入するため出血や内出血が少ないことがメリットです。さらにクリニックによっては麻酔クリーム等を使用するため、感じる痛みは最小限です。
しかしそういったメリットだけではなく、デメリットや副作用もゼロとは言い切れません。施術前にはデメリットについても必ず把握しておきましょう。
肌がでこぼこになる?考えられる副作用
たとえばヒアルロン酸注射などの場合、医師が手打ちで注射をしています。そういった場合、医師の技術によって仕上がりが左右されると言われてきました。
しかしこのダーマシャインは専用の機器を使用するため、美容成分を皮膚に均一に注入することが可能になっています。そのため、皮膚が凸凹になるという症状自体はほとんどありません。しかしこれもゼロとは言い切れません。
考えられる副作用
□肌がでこぼこになる
□赤みが強く出る
□施術部分が化膿する
□アレルギーが出る
皮膚の薄い部分ほどに症状が出やすいため、目の周りに施術できるメリットがあるダーマシャインですが、それがデメリットとして出てしまう場合もあります。しかし他の注射施術と比べれば、赤みや腫れが引くのも早いとも言われています。
まれに施術部分が化膿する場合があったり、赤みや腫れ、かゆみ、熱っぽさが出てしまう場合があります。化膿であれば内服薬や抗生剤によって改善しますが、アレルギーである場合は医師に相談することが必要になります。
ダウンタイムはある?ない?
ダーマシャインのメリットとして、施術後すぐに化粧ができることがあげられます。しかし体質によっては、赤みや内出血が強く出てしまうこともあるため、化粧ができないということも考えられます。
人によって異なるようですが、注射跡の赤みが3日程度続いたり、跡が腫れて膨らんでしまうことも考えられます。腫れは数時間で引くことがほとんどですが、強く赤みが出てしまった場合、これも医師に相談するほうが良いかもしれません。
施術を受けられない方
施術自体を受けられない方もいます。妊娠中や授乳中の方は施術を受けることができません。そのほかにも、ヒアルロン酸や大豆、小麦などにアレルギーがある方も受けることができません。
□妊娠、授乳中の方
□ヒアルロン酸アレルギーがある方
□抗凝固剤内服中の方(内出血が長引く可能性から)
ダーマシャインのメリット・デメリットまとめ
皮膚の薄い部分に施術することができて、痛みや内出血も少ない方法としてダーマシャインは人気の施術です。考えられるデメリットや副作用はありますが、他の施術に比べて安全性が高いことはやはり間違いないようです。
かかる費用は決して安価ではありませんが、それぞれの肌悩みに対応しているので、一度は試してみるのも良いかもしれませんね。医師の説明をしっかり聞いて、体質を考慮して行いましょう。