寝つきの悪い女子におススメしたい3つの就寝前習慣
1日じゅう仕事をして、クタクタなのになぜかよく眠れない。
寝つきが悪く、ベッドに入ってから長いあいだゴロゴロと寝返りを打つという女性は、多いです。
よく眠れないと、翌朝も疲れが抜けていない感じがしますね。
今回は、寝つきが良くなる習慣を3つご紹介♪
ちょっとした就寝前の習慣で、すやすや眠れるなら、ぜひとも試してみたいですね!
1.リラックスできる音楽で就寝準備
ひとつめの習慣は、眠る前に気持ちをおだやかにする音楽を聴くこと。
人間の右脳には、情緒にかかわる部分があります。
右脳は音楽で刺激されやすく、ここちよい音楽を聴くと脳内ホルモンのドーパミンやセロトニンが分泌されて、気持ちがしずまってくるんです。
就寝前におすすめの音楽は、クラシック。
とくにバッハのゴールドベルグ変奏曲は、バッハが不眠症になやむ貴族のために作曲したもので、絶好の睡眠導入ミュージックです。
心がやわらぐ音楽を聴いて、ぐっすりと眠りましょう。
さて、なぜこれほど寝つきの悪い時があるのでしょうか。
人気TV番組の「ホンマでっか⁈TV」でも、眠りの浅さが話題になっていました。
脳科学評論家の澤口俊之(さわぐちとしゆき)先生によれば、寝つきが悪い・眠りが浅いのには、理由があるそうです。
イヤなことがあった日は、寝つきの悪い人が多い。
なぜなら人間は寝ている間に記憶が定着してしまうため、脳が自動的に働いて、眠りをじゃまするからです。
これは脳の防御反応のひとつで、寝つきを悪くして、イヤなことを記憶に残さないようにしているのです。
番組内では、慢性的に不安感を持ち続けていると、脳が委縮しやすいとも言っていました。
睡眠の質をよくして眠れるようにするだけで、不安感から解放されることもあるのです。
2.19時ごろの軽い運動で、体温を上昇→低下
ふたつめは、就寝時間にあわせて体温を下げておくことです。
人間は体温が低下すると眠くなり、体温が上昇すると目が覚めるという仕組みになっています。
ですから就寝前には、ある程度は体温が下がっているのが望ましい。
といっても1日じゅう体が冷えていては、体温に上下のメリハリがなくて、体が眠りに入る流れを作りにくいのです。
そのため、自分で体温の上下リズムを作り出しておくことが大事です。
夕方に軽い運動をして体温を上げ、いったん体を冷ましてから、夜にお風呂に入る。
そして就寝前のストレッチで熱を放出すれば、体が眠りやすい状態になっています。
夕方の運動と言っても、軽めのメニューで大丈夫。
心拍数がちょっとあがって、じわっと汗をかく程度で十分です。
体温が最も高くなるのはだいたい夜の19時ごろなので、この時間にウォーキングやサイクリングで体を温めましょう。
夕方から体温のコントロールをすると、寝つきがとてもよくなります。
3.アロマクリームでボディマッサージ
最後の習慣は、ボディマッサージです。
全身をアロマクリームで軽くマッサージすると、リラックスして、副交感神経が優位になります。
副交感神経は気持ちがおだやかになっている時に働く自律神経で、末端の血管を広げて血流を良くします。
血流が良くなると体温が下がりやすくなり、呼吸がゆったりします。
これで五感が心地よく刺激され、就寝に向かうリズムができるのです。
マッサージには、好きなアロマクリームを使うとより効果的。
ローズやラベンダー、ベルガモット、カモミールなどのハーブは、よりリラックス度を高めます。
マッサージをしながらアロマの香りで深くリラックスし、体温がゆっくり下がると、眠りに向かいやすくなります。
就寝前のアロママッサージは、毎日の習慣にするといいでしょう。
毎日続けることで、マッサージ→ぐっすり眠れるという流れが、無意識のうちに刷り込まれます。
いったんリズムができると、今日は眠れないと思う時でも、マッサージを始めるだけで体が勝手に眠くなります。
どれか1つでも、続ければ寝つき良好♪
今回ご紹介した就寝前の習慣は、3つとも全部やる必要はありません。
全部できれば寝つきはとても良くなりますが、どれか1つでも続けることで眠りやすくなります。
ぐっすり眠れれば朝の目覚めも良く、1日をさわやかにすごせます。
ハッピーな毎日のためにも、上質な睡眠をとるように心がけましょう。