ほんとうに痩せる?ガッテン式計るだけダイエット法
これまでいろいろなダイエット法にチャレンジしてきたけれど、失敗ばかり。
原因がわからないが失敗する人は、体重を計って記録するだけのダイエットをやってみませんか。
ほんとうに体重測定と記録だけで痩せる?と思うでしょうが、効果は抜群。
だまされたと思って、一度やってみましょう!
朝・夜の体重測定で、じわじわと体重ダウン
NHKの人気TV番組「ためしてガッテン!」で紹介されて大注目を浴びた、計るだけダイエット。
やり方はいたってシンプル。
毎日朝・夜2回の同じ時間に体重を計り、それを記録していくだけです。
そんな簡単な方法で果たして痩せるものか? 疑わしく思いますが、番組内で計るだけダイエットをためした人の、約8割が本当に体重ダウンに成功したそうです。
ダイエットとしては、かなり高い成功率!
必要なものは、体重計と記録用紙とほんの少しの根気だけです。
やってみないのは、もったいないですね。
体重計と記録用紙だけで始めるダイエット法
では、計るだけダイエットの具体的な方法についてご紹介しましょう。
必要なものは次の2つです。
1.体重計
2.記録用紙
体重計はデジタル式で数字がすぐにわかるものがおすすめ。
記録用紙はどんなものでもいいのですが、記録した体重を折れ線グラフにしますからグラフ用紙がいいでしょう。
ほかの方法としては、パソコンのエクセル機能やスマホ・タブレットのグラフ作成アプリを使い、入力し続けていくやり方もあります。
とにかく1日2回、計測した体重の数字をグラフにしていくことが大事なダイエット法です。
さて、計るだけダイエットを続けていくと、どうしても体重が落ちなくなる時期が来ます。
いわゆるダイエットの停滞期です。
ここをくぐり抜けていくことでダイエットは成功しやすくなりますので、がんばりましょう。
計るだけダイエットのメリットは、毎日の体重測定から、なぜ太ったのかをすぐに推測できる点にあります。
ダイエット停滞期で増えた体重は、数日かけてリセット
1日2回の体重測定で前日よりも体重が増えたときは、とりあえず前日に食べたものを思い出してみましょう。
2カ月もダイエットを続けていると、飲み会でいつもよりたくさん食べた日やストレスからむだなヤケ食いをした日があるはずです。
計るだけダイエットでは、食べすぎたことを反省する必要はありません。
ただ、なぜ体重が増えたのかをグラフにメモとして書き加えていきます。
理由をかくだけで、人間は無意識のうちに反省をします。
そして体重が増えた翌日は、なんとなく食べる量をセーブするものなんです。
むりに食べる量を減らすわけではないので、それほどストレスにもならない。
しかし食べないことで摂取カロリーは減りますから、増えた体重は、数日かけて元に戻ります。
こまめな体重測定と記録で、100グラム・50グラムの体重変化にすぐ気がつく。
気が付くから、すみやかに元の体重に戻そうとします。
この繰り返しでわずかずつ体重が減っていく、これこそが、計るだけダイエット成功の秘密です。
計るだけダイエットで失敗したら、見直すべき3点
とても簡単な、計るだけダイエットですが、すでにチャレンジして失敗した人もいるでしょう。
そんな人は、次の3点に留意して再チャレンジしてはいかがでしょう?
1.体重の測り忘れを防ぐために、体重計と記録用紙はリビングなど眼につく場所においておく
2.夜の測定は入浴前後などと決め、同じ服装で体重を計る。これで正確に体重が計れ、わずかな変化もみのがさない
3.増えた体重は一気に減らそうとしないこと。
計るだけダイエットは、体重の変動をできるだけ小さく抑えるのが成功のコツです。
500グラム増えても、100グラムずつ減らせば5日で戻ります。
少しずつ痩せることによって体内のホルモン・レプチンの急激な減少を抑えて、リバウンドを防ぎます。
レプチンは食欲を低く抑えるホルモンですが、急なダイエットをするとレプチンの分泌量が増え、食べても食べても満腹感が得られずにリバウンドしてしまいます。
レプチンを増やさないためには、ほんの少しずつの体重ダウンが望ましいのです。
器具もジムに通う手間もいらない、簡単ダイエット法
計るだけダイエットでは、激しい運動も高価な器具もいりません。
自宅にある体重計だけで自分の体重をコントロールしていきます。
1日に50~100グラムしか減らせないため、目標体重になるまで時間がかかるのがネックですが、リバウンドはしにくい。
これまでいろいろなダイエット法で失敗してきた人こそ、試してみるべき方法です!