これまでのアプローチは逆だった⁉好きな男性に尽くしちゃダメ
恋愛中に、どんなに一生懸命やってあげても、最終的にはいつもフラれる…。
こんな残念な結果に終わっていることはありませんか。
自分は恋愛に向いていないんだと思う前に、相手に尽くしすぎなかったかと、考えてみましょう。
恋愛はいつでも男と女の権力闘争です。
ひょっとすると、好きな男性に尽くす行為こそが、失敗の原因だったかもしれません。
相手に尽くすことで、自分の価値を下げている!
人気番組の”ホンマでっか?!TV”内で、心理学者の植木理恵先生がこんなことを言っていました。
男性が、女性に尽くしすぎるとその女性からフラれる確率が高くなるそうです。
これを聞いて、ドキッとした女性も多いのではないでしょうか。
女性から見ても、尽くしすぎると相手にフラれる確率が高いですね。
これはいったいなぜでしょう?
結論からいえば、男性は、尽くされることにいずれ飽きてしまうからです。
恋愛の最初のころはラブラブですから、献身的なアピールが効果を発揮する場面は多い。
アウトドアのデートの時に手作りのお弁当を作ってあげると男性は喜びますし、手料理もうれしいものです。
しかし、いつもいつも相手に対して尽くすだけでは、それが当たり前になってしまいます。
やってもらって当然という気持ちが、恋愛上のおごりになり、自分が相手よりも優位な立場にいるから尽くされるんだという誤解を生みます。
尽くされる=自分がえらい・相手は下の立場にいるという、おかしな方程式ができあがってしまうのです。
その結果、男性が浮気をして女性を捨てることになりますし、場合によっては女性を支配しようとモラハラにつながったりするケースも見られます。
献身的なことをやめ、男の尽くしたい本能を刺激する
では、尽くさずに男性の気持ちをとらえておくにはどうしたらいいのか?
実は簡単で、自分が尽くさないオンナになり、逆に相手を尽くす男にしてしまえばいいんです。
そんなことができるの?と思うでしょうが、世の中の鬼嫁と呼ばれる女性たちは、尽くすことなく男性に愛されています。
尽くさないオンナ・鬼嫁たちは、男性の中の相手に尽くしたいという気持ちを上手に利用しているからです。
誰かに対して献身的になるという行為は非常に気持ちがいい行為です。
そして、その心地よさは男女に共通するものなんです。
男性の中にも、女性に尽くしたいという気持ちがあります。
昔から、男は女性に食料を運び、住む場所を用意して子供を産んでもらっていました。
その記憶が男性の本能に残っている限り、男性の中の尽くしたい願望は、完全にはなくならないのです。
尽くさないオンナは男性の尽くしたい願望をよく知っていて、上手に刺激します。
家事もやらない、旦那さんの世話もろくにしないのに、旦那さんから熱愛されている奥さんとは、男の尽くしたい本能を知り尽くしている女性なのです。
1人でやっていたことを2人でやれば、尽くしすぎは防げる
それでは、男性の尽くしたい本能を刺激する方法を考えましょう。
まず、女性が相手に尽くすことをやめるのが第一歩です。
それまで彼の部屋に通ってお料理を作り、朝は朝食を作って彼を起こしてあげて、デートプランも女性が考えていたのなら、まずお料理を1人で作るのをやめましょう。
お買い物は2人で行き、お料理も2人で作る。朝も一緒に起きて、朝食も一緒に作る。
そこから彼がひとりでお料理やデートプランを作るように誘導しましょう。
彼も最初は混乱するでしょうが、やがて喜んでいろいろなことをやるようになります。
なぜなら、男性の「やってあげたい本能・役に立ちたい願望」が激しく刺激されるからです。
そして、しだいに尽くす快感が男性にもわかってくる。
不思議なことに、相手に尽くされる快感よりも、誰かの役に立つ快感のほうがもっと強烈でクセになりやすい。
いつしか男性は、尽くしている相手から離れられなくなります。
こうなったら、もう彼は身も心もあなたのものです♪
やらないことで、恋愛のパワーバランスがとれる
尽くせば尽くすほど自分の価値が下がり、フラれやすくなる。
これがわかっていても、何もしないことを、実行に移すことはむずかしいかもしれません。
いきなり全部をやめると彼もとまどうでしょうから、まずは自分でも「これはやりすぎかな?」と思うことから、ひとつずつやめていきましょう。
何もしないことで、男性から追いかけられる女性になる。
尽くしすぎていた部分を相手にゆずることで、恋愛のパワーバランスがとれて、ふたりとも幸せになれるのです。