家で簡単にできる! 消費カロリーの高い運動とは?

ダイエット 2017-09-11 16:19

カロリーを消費するため、運動時間を作る重要性は理解しているつもりでも、忙しくて時間を割けないもの。

でも、外出しなくても家でカロリーを消費することは十分可能です。家でカロリーを消費できる運動を行なえば良いのです。

今回は、家でカロリー消費する運動や、その効果を上げるコツについてご紹介します。

効率よくカロリーを消費する運動

消費カロリーの高い運動として知られているのが有酸素運動です。有酸素運動とは、体内に取り込んだ酸素で脂肪や糖質を燃焼させ、エネルギーを生み出す運動のことを指しています。

この運動は負荷が軽くて動きが激しくなく、持続性があるという点が特徴的です。深い呼吸を通して酸素を取り入れ、じっくりとエネルギーを消費するのですね。

この運動法の代表格として挙げられるのが、ジョギング。その他にも、サイクリングやウォーキング、水泳などの運動も含まれています。

有酸素運動のポイントは、″適度な汗″を流し、無理なく気持ちの良い運動を続けることです。

したがって、あまりにも激しい運動を行ない、汗を大量に流してしまうと、体温が上がり、脂肪分解酵素の働きが滞ってしまうんです。

″適度な汗″をかくことが大切なので、気温の高い場所での運動も好ましくありません。

さらに、運動で汗を流した後にはシャワーを浴びたり、湯船に浸かったりしたいと思うかもしれませんが、体温が上がってしまうため、脂肪を効率よく燃焼できません。

ある程度時間を置いてから入浴することが大切なのです。

また、有酸素運動は1回につき20分以上行なわなければならない、と言われることもありますが、必ずしもそうとは限りません。

というのも、細切れに5分10分と短い運動を重ねることでエネルギーは十分消費できるからです。

むしろ、一番のポイントは、運動を行う時間ではなく、運動を続ける期間です。有酸素運動は、3日以上中断してしまうとせっかくの効果も持続しません。

したがって、最低3日に1度は運動を行なう習慣をつけ、地道に継続することが、最大限の効果を得る近道なのです。

ジョギングやウォーキング、水泳は効果的な有酸素運動ですが、どれも外出しなければ実践できません。忙しくて外で運動する時間がないとなかなか手を付けられません。

でも、実は有酸素運動は家でもできてしまいます。仕事からの帰宅後、あるいは少し時間が空いた時に、手軽にできる運動として、どのようなものが挙げられるのでしょうか。

フラフープはお腹・腰回りをシェイプアップする効果を持っており、実際に消費カロリーも高いことで知られている有酸素運動です。

具体的な消費カロリーは、30分で300kcalほどになると言われており、効率的にダイエットを行なえます。

早めに歩くウォーキングを30分行なっても、カロリー消費量は200kcal以下であることからも、消費カロリーが非常に高いことが窺えます。

踏み台昇降も、有酸素運動として非常に有効な運動の一つです。この運動は、名前の通り、段差のある場所を一段登っては降りるという単純な動きを繰返すものです。

家に階段が無くても、踏み台があれば簡単に行なえる運動です。消費カロリーは30分で150kcalなので、外でウォーキングをするのとあまり変わりありません。

ヨガの普及により、最近はどの地域にもヨガスタジオが見られますが、ヨガストレッチは自宅でもできる有酸素運動です。

ヨガは呼吸を重視するストレッチなので、深い腹式呼吸を通して、多くの酸素を体内に取り込みます。自律神経を整え、ストレスを解消する効果も持つので、女性には嬉しいですね。

ヨガを通して、カロリーを消費し、脂肪を燃焼させるだけでなく、新陳代謝が活発になるため、便秘を改善する、肌の調子を整える、などの効果が期待できます。

今回ご紹介した運動はそれほど激しいものではなく、簡単に行なえるものばかりです。

仕事前の朝の時間、あるいは自宅に帰った後に気軽にできる運動なので、毎日の空き時間にコツコツと取り組むことで、健康的な体作りができるのですね。