同棲と結婚の違いとは?メリット・デメリット

LOVE ライター:

同棲する前に知っておきたい、「同棲と結婚の違い」

大好きな彼氏と少しでも長い時間一緒にいたいから、結婚する前に彼と同棲したいと考えていませんか?まずはお試し気分で気軽に始められるのが同棲のいいところですし、相手に納得ができたらそのまま結婚にと考えてしまいますよね。自分たち以外のカップルも、同棲を経てきっと幸せな結婚へ進んでいくのだと、希望をいっぱい膨らませて同棲生活を始めるのだと思います。

 

ところが現実は、「同棲を経験した70パーセントのカップルは、結婚をせずに別れて別々の道を歩む。」のです。せっかくずっと一緒に居られると思っているのに、出来たらこの悲しい現実は避けたいものですよね。

 

今から同棲を始めようと考えているカップルさん、「同棲と結婚の違い」ってわかりますか?同棲と結婚は、似ているようで違うところがたくさんあります。先にその違いを知っておく事で、もしかすると悲しい現実が回避できるかもしれません。

 

同棲と結婚は何が違うのかを比較しながら、メリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。

 

 

 

同棲と結婚はココが違う!それぞれのメリット・デメリット

 

□ 社会的な縛り

同棲と結婚の大きな違いは、「婚姻届」を提出しているか、いないかという事です。同棲は正式に結婚届けを出していない、他人同士が一緒に住居を共にするという事です。婚姻届を提出して結婚をした場合は、生涯を共にしお互いを支え合うため、社会的にも法律的にも守られるメリットが生まれます。

 

同棲の場合はそれぞれ対して、一切の保証がないというデメリットがあります。

 

例をあげてみますと、緊急連絡先は結婚していれば夫婦間ですが、同棲の場合はお互いの両親になるでしょう?万が一の時のために加入をする生命保険の受取人も、結婚していれば奥様で、同棲の場合はどんなに愛し合っていても親族じゃないと受取人になれません。

 

たかが紙切れ一枚の事なのですが、「法律」で守られるか守られないかという事がとても大きいのです。そのためこれからご紹介をしていく事についても、大きな違いが生じてきます。

 

 

 

 

□ 同棲や結婚をしようとすると…

結婚をする前って、お互いのご両親と顔合わせをしたり、お互いの兄弟や親戚との付き合いも始まります。相手の会社の人や友達に紹介をしてもらう事だって増えるでしょう。結婚をすると、付き合う範囲がグンっと広くなります。人脈が広がるメリットがあるといえば綺麗ですが、人によっては付き合いが面倒な場合もあるのでデメリットになるかもしれませんね。

 

ところが同棲の場合は、お互いのご両親に紹介をせずに同棲を始めるカップルも存在します。気軽に始めるのはいいのですが、後からバレて相手のご両親にいい顔をされなかったり、義理関係で距離感に迷ったり、精神的なストレスが掛かりやすくなります。

 

それならまだ良しですが、彼の煮え切らない態度に「これから先は…?」と不安が増大しやすいというデメリット生まれます女性は時が経てば経つほど適齢期を越えてしまうので、将来に対する不安がつきまとうのはイヤですよね。

 

 

 

 

□ 居住する場所

同棲で住む場所と言えば、賃貸でワンルームマンションなんてお決まりでしょうか。お互い資金も少ないはずなので、居住費は少ないほうが好ましいですよね。基本的には二人で一緒に居られる時間が増えたらいいので、部屋が狭くても問題ナシで壁なんて必要ありません。

 

結婚の場合はそうもいかず、先々の事を考えるとマンションや一戸建てを購入する資金を考えなければなりません。子供ができれば子供部屋も必要になりますし、教育費だってかかります。今だけではなく、先々の事まで考えないといけない社会的な責任が生まれます。

 

 

 

 

□ 生活費

同棲ならば、家賃は折半、食費も折半、自分の収入はお互いで管理というカップルが多いです。残ったお金はお互いの好きに使えるし、自由がきくところは同棲のメリットです。ただし上手くいってる時はいいのだけれど、同棲カップルはお金の事で揉める事が多いらしく、その点はデメリットです。

 

結婚をすると、家庭の財布はひとつという夫婦が増えます。旦那様の収入は奥様が仕切っているパターンが多いのではないでしょうか。旦那様が使うお金もお小遣い制という家庭が増えます。結婚当初に使えるお金が少なくなったとボヤく旦那様も多いので、旦那様にとってはかなりのデメリットでしょうね。

 

 

 

まとめ

同棲と結婚の違いって、なんとなく理解をして頂けましたでしょうか。

 

何が違うって、責任が伴うか伴わないかという事です。

 

同棲も結婚も、時間が経てば経つ程、相手のいいところも悪いところも見えてきます。嫌なところが見えてきたからすぐにサヨナラが可能なのが同棲で、相手の嫌なところが見えても忍耐で乗り越えていくのが結婚です。

 

結婚経験者にお伺いすると、新婚当初のラブラブな気持ちが、10年経っても20年経っても変わらないと自信を持って言える夫婦はほとんどいないのです。その変わりに年月を経る毎にお互いが空気のような存在になって、言葉なくお互いが何を考えているかがわかる信頼関係が築けます。同棲にも結婚にもそれぞれメリット・デメリットがありますし、人によってどちらを好むかは相違します。

 

大切な事は「大好きな彼氏とお互いを思いやりながら一緒に乗り越えていく」という事です。

 

それができれば最初にご紹介をした「同棲を経験した70パーセントのカップルは、結婚をせずに別れて別々の道を歩む」に当てはまらずにすみます。いつまでも子供ではいられないですし、誰だって親元を離れて、自力で生活を切り開いて行く日はきます。

 

一生信頼し合いながら共に乗り越える相手を見つけるために同棲生活を始める事は、決してマイナスにはならないと思います。

 

この記事を書いた人

辻本 愛美

辻本 愛美

大手化粧品会社でビューティコンサルタントを経験。結婚退職後に友人のリクエストでエステを開始。わかりやすい美容情報をお届けします。

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