プラセンタは注射orサプリどっちを選ぶ?
アミノ酸やタンパク質、脂質、糖質など身体を作るのに重要な栄養素の塊であるプラセンタ。美容はもちろん、生理不順や生理痛の改善にも効果があり、育毛や疲れにも効果があり更年期障害の治療としても使用されています。そんなプラセンタですが、摂取する方法は大きく分けて二種類。それが注射とサプリメント。さて、どちらのほうが効果的なんでしょうか?
プラセンタは注射・サプリどちらを選べばいいの?
<注射のメリット・デメリット>
吸収率が良く、即効性をより感じられるプラセンタ注射。クリニックのものは全てヒトプラセンタ。これは医療機関でのみ受けられるもの。1度の注射で疲労回復などの効果がみられる人もいますが、大抵の場合は週に1~2度通うことによって効果が感じられるようです。ちなみにこれは、1回の量が多ければ多いほど良いというわけではなく、定期的に通うことで少しずつ体質が変わっていく仕組み。
プラセンタの効果はひとつひとつ上げていくとキリがありません。美白、シワ、たるみなどの基本的な美容効果から、二日酔いや肩こり冷え性などの日常的なこと。その他にも、ホルモンバランスを整え生理不順を改善し、自律神経を整えてくれるのでストレスにも効果的。
ただ気をつけたいデメリットも……。
まず、献血ができなくなります。40年近く前から現在までプラセンタの感染症の報告は一切ありません。けれど理論的に感染症の疑いは100%否定できないことから、プラセンタ注射をした場合、輸血の安全性を高めるために基本的に献血はNG。
それに、クリニックによって価格が様々。だいたいが1アンプル1,500円程度。これに初診料や再診料がかかる場合があります。月に6回注射をしたと考えると月9,000円の費用が。ここに診察料がプラスになるので安価とはとても言えないですね。
その他にも、通うことが面倒。行きたい日に予約がとれない。近所にプラセンタ注射を行っているクリニックがない。こういうことだって有り得ますよね?お休みの日に電車でプラセンタ注射を打ちに行くと考えるとけっこう大変。そしてお休みの日に予約が取れるとは限りません。
<サプリメントのメリット・デメリット>
一般に売られているプラセンタは、ブタかウマのもの。ヒト由来のものは医療機関でしか扱えません。サプリメントの良いところは、とにかく手軽なところ。プラセンタは疲労にも良く効きますが、疲労回復には疲れた時に飲むのが良いそうです。だったら、持ち歩いて仕事の後に一粒飲むということだって出来ますよね?
ただ、もちろんサプリメントにもデメリットがあります。メーカーが多すぎて、どこで買えば良いのか分からない。一般のサプリメントにしては価格が高い。即効性のあるドリンクタイプはかなり高め。
メーカーによってはプラセンタ以外の美容成分が混ざっていて高価になっていたりもしますし、そもそもプラセンタの含む量もかなり変わってきます。ピンからキリまである状態で、信頼のできるメーカーや、自分にあったサプリメントを見つけるのは大変かもしれません。
メリット・デメリットまとめ
■注射は即効性があり、かなり効果的。けれど、献血が出来なくなる。通うのが大変。通っているうちに面倒になって止めてしまうことも……?
■サプリメントは手軽でも、信頼のできるメーカーを探すのが大変。即効性があるものではないので、毎日飲んで続けることが何よりも大事。少なくとも三ヶ月は続けたいところ。
美容の観点だけではなく、女性にとってプラセンタは日々の生活にとって心強い味方。続けるためにも、注射orサプリ、自分に合ったものを選んで取り入れてくださいね!