正しい箸の持ち方ってなに?箸美人で上品なイメージアップを
食事のマナーって、意外と他人に見られている気がしませんか?
とくにお箸を正しく使えるかは、女性の食事姿を大きく左右します。
最近では、若年層を中心に正しい箸の持ち方ができない人が増えているそうです。
正しい箸の持ち方って、一体どんなふうでしょうか。
お箸が正しく使える人は、たったの3割⁉
日本人にとって、お箸は毎日の食事で使うもの。
おなじみのアイテムですが、正しくお箸を持てる人は決して多くありません。
TV「ホンマでっか⁉TV」のなかで、マーケティング評論家の牛窪 恵(うしくぼめぐみ)先生が、目白大学の8000人を対象にした調査の結果を紹介していました。
なんでも、30~50代で箸を正しく使える人は、たったの3割しかいないんだそうです。
ちょっとショックなお箸状況について「ホンマでっか⁉TV」では、日本で洋食が一般化して以来、次第にお箸の持ち方が変わってきたことを理由に挙げています。
そして、自分の箸の持ち方が正しいのか自信がないと答えた人は、6割以上。
つまり半分以上の人が自分の今やっているお箸の使い方が、正しいのかどうかよくわからないまま食事をしているということなんです。
そういわれてみれば、自分がやっているお箸の持ち方が正しいか、自信がなくなりますね。
正しいお箸の持ち方はコレ!
ではここで、正しい箸の持ち方をご紹介しましょう。
お箸の正しい持ち方
1. お箸1本を、人差し指と中指で挟む
2. もう一本のお箸は、親指の付け根と薬指で支える
3. お箸を動かすときは、下の箸は動かさずに上の箸だけを動かす
いかがですか。自分の箸使いと比べると、微妙に違うこともありますね。
もっと厳しくチェックする場合は、
4.箸の先をピタッとくっつけたときに、箸の頭が3センチほど空いている
5.箸を動かすときに、親指に力を入れない
6.箸を持つ場所は、箸の先から2/3くらいのポイントにある
という3点もあわせて見てみましょう。
この6点が守られているのなら、きれいなお箸の持ち方ができていることになります。
ちなみに、クロス箸・ペン箸・握り箸などは、とてもお行儀が悪い持ち方だとされています。
もちろん正しくない持ち方でも食事はできますが、周囲の人に与える印象は全く変わってきます。
特に男性は女性の箸使いや食事のマナーをしっかり見ています、
せっかくいい雰囲気だったのに、お箸の使い方のせいで恋愛がうまくいかなくなった、なんてこともあります。
自分の箸使いが気になる人は、がんばってトレーニングして、お箸美人を目指しましょう。
輪ゴム1本でできる、簡単お箸の矯正法
それでは、お家にあるものでできるお箸の矯正法をご紹介します。
使うのはいつものお箸と輪ゴムだけ。気になる人はさっそくやってみましょう!
輪ゴムを使ったお箸トレーニング
1. 親指と人差し指に、輪ゴム1本を八の字になるようにかける
2. 上の箸はゴムの上に、下の箸はゴムの下に入れる
3. ゴムをかけたままで食事をする
これだけのことですが、実際に輪ゴム付きの状態で食事をするのはとても難しいものです。
指に違和感がありますし、食べたいものがスムーズにとれないのでイライラする。
食事中のストレスがつらいという人は、もうダメだと思った時点で輪ゴムをはずしましょう。
正しいお箸の持ち方に慣れていない人は、指と手の筋肉が自己流に動く習慣がついています。
お箸の持ち方を矯正するには、指先や手の筋肉に新しい動きを覚えてもらわねばなりませんから、1日や2日では出来ないのです。
多少は時間がかかるものと思って取り掛かりましょう。
イヤになって練習が続かないのが、もっとも避けたいことです。
頑張れるだけ頑張って、疲れたら、いつものやり方に戻しましょう。
毎日続けていけば、1か月ほどで次第に正しいお箸に慣れてきます。
箸美人は合コンやデートでも好印象♪
たかがお箸だと思うのですが、お箸の使い方は周囲からしっかりとチェックされています。
お箸の使い方がうまくないという理由で、彼のご両親に紹介してもらえなかったという話さえあるんです。
箸美人になるには、日々のコツコツした練習が大事。
キレイにお箸を使いこなして、合コンやデートでのイメージアップをはかりましょう!