きれいだからって玉の輿とは限らない,高所得者の奥さんの2パターン
女性は美人だと得をすると言われますが、結婚に関しては、話が違うようです。
お金持ちの奥さんがすべて美人かといえばそうでもなく、意外と地味な女性であることが多い。
お金があって女性を選びほうだいなら、男性は美人と結婚しそうなものですが、なぜでしょうか。
実は、高所得者の奥さんには、共通するパターンがあるのです。
高額所得者は、美貌以外の要素をチェック
人間は外見がすべてではないと言われても、やはり美人は得をする。
女性はこう思うのですが、男性が結婚相手に求めるものとしては、美貌は最優先されません。
TVの”ホンマでっか⁉TV”で、認知神経科学者の中野信子(なかののぶこ)先生が
「外的魅力が必要な職業の女性は、富裕層との結婚率が高くない」
と言っていました。
これは、ある調査で年収9千万円以上の男性の奥さんに前職を尋ねた結果で分かったことです。
年収9千万円という超VIPの奥さんで、結婚前に美貌が必要な職についていた人は、わずか2%以下だったといいます。
キャビンアテンダントや女性アナウンサー、女優、モデルなど、美人といわれる女性であっても、玉の輿に乗る確率は決して高くないのです。
それでは高額所得者の奥さんたちには、なにか共通点があるのでしょうか。
裕福な家庭に育ったお嬢様が専業主婦になっているパターン
高額所得者の奥さんには、大きく分けて2パターンあるようです。
ひとつは、裕福なお家のお嬢さんで、結婚後は専業主婦になっている人。
もうひとつは高学歴でバリバリキャリアを積み、自分も高収入を得ている人です。
この2パターンには、どちらも美貌は必須要素でありません。
だから美人=玉の輿という図式にならないのです。
お嬢様→短大もしくは大学卒→結婚して専業主婦というパターンの女性は、旦那さんの仕事を陰でしっかりと支えます。
家事はもちろん子育てもきちんとやり、地域のお仕事にも貢献しているタイプです。
仕事はしていないかもしれませんが、そのぶん旦那さんが思い切って働けるように、雑事はすべて引き受けて完璧にこなします。
こういう女性はおっとりとしていますが、話題が豊富で、会話が面白いひとが多いです。
目を引くような美人ではないが、つねに身だしなみに気を配り、清潔感と上品さがある。
たとえラグジュアリーブランドを着ていてもハデハデしく見えず、好感度の高いコーディネートが自然とできるのです。
男性にとっては安心して家庭をまかせておける女性なので、結婚後はますますよく働けて、収入はさらに上がるという仕組みです。
女性自身も高学歴で、バリバリ稼いでいるパターン
もうひとつは、奥さん自身も高学歴でキャリアを持っているパターン。
たとば東大卒で高収入の職についている男性は、高学歴女性を結婚相手に選びやすいのです。
このパターンだと男性も女性も若いうちはキャリア志向が強い。
海外にも出てバリバリ働きたいので、結婚はやや遅くなる傾向があります。
結婚は遅くなるかもしれませんが、ふたりとも仕事の基盤ができてからの結婚ですから、結婚後も収入は順調に伸びていきます。
ときには仕事上の専門的なアドバイスを与え合うなど、公私にわたって良好なパートナーシップを維持することができます。
このパターンの場合も、女性の知性が重要で、美貌が大きく影響することはありません。
美人でなくても、高学歴な女性はキャリア女性としてオシャレな人がとても多いです。
社会で揉まれてファッションセンスに磨きがかかり、ハイセンスなおしゃれを楽しんでいます。
頭の回転が速く仕事上のパートナーとしても働ける女性は、高額所得者と結婚しやすいと言えます。
裕福な家庭・学歴・知性で玉の輿率をアップ
こうやって高額所得者の奥さんの共通点を調べていくと、裕福な家庭・高学歴・頭の良さが浮かび上がってきます。
これらの要素は、外見の美しさと直接むすびついているものではありません。
美人で結婚を申し込まれることが多くても、結婚相手がお金持ちとは限らないのです。
自分の学歴を上げたり、知性を磨いたりすることで、玉の輿の確率を上げたいですね。