話題の永久脱毛石鹸・効果がないって本当?
最近になって脱毛石鹸の広告をよく見かけるんですが、「本当に石鹸で脱毛できるの?」と不思議に思いませんか?今回は脱毛石鹸のウソホントを調べてみました!
脱毛石鹸とは?
名前の通り、脱毛効果のある石鹸のこと。通販を中心にさまざまなものが販売されています。
しかし、体を洗う石鹸で脱毛ができる仕組みって不思議ですよね。間違って髪の毛につけてしまった場合や、眉毛やまつ毛につけてしまった場合も不安ですし、そんな強い石鹸では肌が荒れてしまうのでは?とも思います。脱毛石鹸がどんな成分で脱毛を可能としているのか、そこから見ていきたいと思います。
本当に脱毛できるの?脱毛石鹸のウソホント
まずはじめに、脱毛石鹸に永久脱毛の効果はないようです。もし広告にそう記載してあるとすれば、それは消費者の目を引くための方法のひとつでしょう。
とはいえ、脱毛石鹸の効果がゼロというわけではありません。脱毛石鹸は二度とムダ毛を生えないようにするものではなく、毛の再生を抑制するものになります。
たとえば有名な脱毛石鹸といえば「K-OUT」でしょうか?たとえばこちらは成分として「ラレアディバリカタ葉エキス」が配合されており、この成分に抑毛効果があるとされています。
そもそも「永久脱毛」はクリニックの脱毛でしか実現できないものです。一般的に脱毛石鹸と呼ばれるものにそこまでの効果を期待することができませんが、毛の生え変わりを遅らせたり、すでにある毛を薄くしたりする効果はあるようです。
□脱毛石鹸にできること
・毛が成長するのを遅らせる
・毛が太く成長するのを抑える
・毛が再生するのを抑制する
脱毛石鹸の成分・ここをチェック!
脱毛石鹸には生えている毛がするっと抜けるような効果はありませんが、それでもムダ毛の成長を遅らせたり、ムダ毛が再生する時間を抑えたりします。脱毛石鹸の効果を見るには、記載されている成分表で何が含まれているのかチェックしましょう。
□パパイン
パパイン、またはパパイヤ酵素のこと。消化酵素のひとつで、たんぱく質を分解する働きがあります。このたんぱく質が毛乳頭のたんぱく質を分解する働きがあるため、毛根の力を抑えて、生えているムダ毛を細くしたり、抜けやすくする効果があります。天然成分なので肌に優しく、ムダ毛を抑制するだけではなく毛穴の汚れを取り除く効果があるため美肌効果としても良いでしょう。
□イソフラボン
抑毛といえばイソフラボンと思う方もいるくらい、代表的な成分です。豆乳発酵成分と記載されている場合もあります。くすみを予防して肌に透明感を出すので、抑毛だけではなく美肌にも良いとされます。
□ラレアディバリカタ葉エキス
樫の木の一種から抽出された成分です。あまり聞きなれないのは、パパインやイソフラボンと違い、新しく注目された成分であるからです。ムダ毛を抑毛するだけではなく、毛を柔らかくする効果や、脱毛後のなめらかな肌を持続させる効果があるとされます。
こんな人にオススメ・脱毛石鹸の使い方
脱毛石鹸には使い続ければ「もうムダ毛が生えてこない」という効果はありませんが、抑毛方法のひとつとして効果があります。個人差はありますが、脱毛石鹸はこんな方にオススメです。
・クリニックで脱毛するほどではない
・背中のうぶ毛を薄くしたい
・エステで脱毛したけど、まだ少しだけ生える
・使い続けて全身のムダ毛を抑毛したい
しかし、もっとしっかりと脱毛したい!と考える方は、やはり費用はかかってしまいますが、クリニックやエステで脱毛を考えるのが良いかもしれません。脱毛石鹸はあくまで抑毛のためのものと考えておきましょう。
まとめ
脱毛石鹸の効果には個人差があるようです。うぶ毛には効果があっても、毛の太いものには効果を感じないなど、さまざまなクチコミがあります。しかし自分ではなかなか処理が難しい背中のうぶ毛や、エステの脱毛では処理しきれなかったムダ毛など、使い方次第では手放せないアイテムになりそうですね。