ビキニラインの黒ずみの原因とは?NG習慣とケア方法
ビキニラインの黒ずみの原因は?
ふと気になって見てみると、実は黒ずんでいることがあるビキニライン。場所が場所なだけに、人にはなかなか相談できない悩みだと思います。もともと黒ずみやすいビキニラインの、その原因から見ていきたいと思います。
□下着の摩擦
まず最初に、一番の原因となるのがこちら。
ビキニラインは下着が常に触れている場合が多く、刺激を受けやすい場所です。肌は刺激を受けると、それを守ろうとメラニンを生成します。このメラニン色素が黒ずみの原因。下着だけではなく、細いジーンズなどを履いていて、それが動くたびに擦れるような場合も黒ずみの原因になっています。
黒ずんだ部分がガサガサしているのも同じ理由で、擦れることが原因で角質が厚くなり、なめらかな肌が失われてしまっているのです。
□自宅でのムダ毛処理による炎症
下着の摩擦も肌への刺激ですが、自分で行うムダ毛処理も、肌には大きな刺激になっています。カミソリや毛抜きで処理する場合、肌は傷ついて色素沈着を起こす場合があります。長年これを続けることによって、なかなか改善しない黒ずみを作ってしまっているんです。
□ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、ホルモンのバランスが崩れることでビキニラインの黒ずみが起こることもあります。ストレスによってホルモンのバランスが崩れる場合、ビキニラインだけではなく、体のあちこちでも黒ずみが見られる場合も多いようです。
妊娠出産による黒ずみも考えられますが、この場合においてはホルモンの分泌が落ち着くにつれて元に戻っていくことがほとんどです。
黒ずみを悪化させている?NG行為と生活習慣
大切なのは、これ以上黒ずみを悪化させないこと。改善するために大切なのは、習慣を見直すことです。
1 下着選びに気をつける
締め付けのきつい下着を常に身に着いていると、ビキニラインが擦れて黒ずみを悪化させてしまいます。ぴったりサイズのジーンズなども同様ですが、だからといって服装を変えることが難しい場合、家に帰った後や夜眠る時にはゆったりとしたものを着て、肌を休ませることが大切です。
2 ゴシゴシ洗いは厳禁
黒ずみは汚れとは違います。とくにデリケートゾーンをごしごし洗うのは絶対にNG。基本的に肌は刺激に弱いため、どんな場所であっても優しく洗いましょう。
3 ムダ毛処理に気をつける
ムダ毛の処理は、しっかりとした手順を踏んでもどうしても肌に負担がかかります。とくにビキニラインはデリケートな部分です。自分でムダ毛処理を行う場合はクリーム等で肌を保護し、処理後の保湿は忘れないよう丁寧に行うこと。
ビキニラインの美白・対策とケア方法
ビキニラインの黒ずみは長年の生活習慣の積み重ねで出来ています。すぐに改善することは難しいですが、しっかりとしたケアを続けていくうちに少しずつなめらかな肌を取り戻すことができます。
1 保湿すること
乾燥していると、肌は荒れやすくなり、荒れた肌は少しの刺激で黒ずみを作り出します。体を洗う際のボディソープを低刺激のものに変更したり、保湿力の高いものにするだけでも違ってくるでしょう。
2 専用のクリームを使用
ビキニラインの黒ずみには専用のクリームも数多くあります。しかしすぐに効果を実感できるものではないので、根気強く取り組むことが必要かもしれません。
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3 内服薬を飲む
外からの刺激に対してのケアを終えた後は、内側からのケアも考えるべきでしょう。シミの治療にも使われるビタミンCやトラネキサム酸配合の内服薬は、ビキニラインにも効果があります。
ビキニラインの黒ずみ・皮膚科で治療できる?
ビキニラインの黒ずみは皮膚科でも治療することができます。
皮膚科ってそんな治療もしてくれるの?と心配になるかもしれませんが、「黒ずみが気になっている」ということであれば、もちろんこれも治療の範囲内です。
一般的な皮膚科の診察としては、患部を診察して、処方薬や外用薬で治療していくことになります。渡されるものは、美白効果のあるクリームであったり、肌のサイクルを正常に戻すためのクリームであったりします。ちゃんとしたお薬がもらえるため、恥ずかしいけれど皮膚科でケアをしていくという人も増えているようです。
まとめ
一度出来てしまった黒ずみは、すぐに改善することは難しいものです。そして今出来ている黒ずみの原因は、現在の習慣にあります。下着やムダ毛の処理などを見直して、黒ずみを悪化させないことも大切ですよね。予防と改善に気をつければ、少しずつきれいな肌を取り戻せるのではないでしょうか。