かっさマッサージで肌荒れ!?かっさの失敗談
美容ケアが好きな女性にとっては、もはや“定番アイテム”ともいえるのが「かっさ」
正しく使えば、たまったリンパや老廃物を押し流すことができ、肌のむくみやたるみなどを改善することができます。
しかし、もし間違ったマッサージケアをしていたら、お肌は荒れてしまいます。今回は、かっさを使っている人は気を付けてほしい失敗についてまとめました。
そもそも「かっさ」とは?
かっさは漢字で「刮痧」と書きます。刮という文字には「削る」、痧という文字には「巡りの悪くなった血液」という意味があります。つまり、肌を削る(こする)ことで停滞した血液の巡りを刺激して、血行を良くするのがかっさの役割なのです。
かっさマッサージは、手のひらサイズの専用プレートを使って行います。これ以外にも、中華料理で使うレンゲを使用することもあります。東洋、とりわけ中国の医学に影響を与えた療法でもあります。
かっさを使い続けることで、まず見込めるのはデトックス効果です。リンパの流れが改善することで、むくみやたるみが解消されます。また、新陳代謝も良くなりますので、肌のターンオーバーも整って美肌効果も期待できます。肌のシミやくすみも改善するでしょう。また、冷え症改善や免疫力アップにも役立ちます。
かっさは本来、副作用が少ない
かっさは、もともと安全性が高く、副作用も起こりにくいのが魅力でもあります。高度なテクニックが必要ありませんので、どんな女性でも気軽にチャレンジできるのも魅力ですよね。
ですが、かっさにもいくつか使用上のルールがあります。これを守らないと、充分な効果が得られないのです。では、その守るべきルールについてまずは触れていきましょう。
かっさを使う上でのルール
①食後の施術は控える
ご飯を食べ終わった後、今度は美肌ケア!とお肌のケアを始めようとする人もいるかもしれません。ですが、食後30分はケアをすることは控えましょう。
②リンパのあるところを刺激する
たまったリンパを流したい!その目的でかっさを使いたい人もいるでしょうが、リンパの流れている部分を強く刺激すると、逆効果になることもあります。自己流は避け、正しいやり方でかっさマッサージをするようにしましょう。
③顔を強く刺激する
顔のむくみをとりたいと、とにかく強く顔をこする!これでは、肌に細かい傷などのダメージが残ってしまいます。顔は、体のなかでも皮膚が薄い部分。大切に、丁寧にケアをしてあげましょう。
④施術した後、体を冷やすような行動をする
施術を行った後に、体を冷やしてはいけません。血行を良くしようとしても、体を冷やしてしまっては台無しです。かっさマッサージをした後に防寒もせずに冷たい場所に長時間いたり、冷たい食べ物や飲み物をたっぷり摂取したりするのもやめましょう。
⑤施術した後、油モノをとらないようにする
施術をした後には、油っこい食事は避けましょう。油っこい食べ物とかっさは相性がよくありません。また、妊娠中の女性、皮膚病の方、心臓に病気を抱えている方、糖尿病の方などもかっさを使うことはやめましょう。
かっさで失敗しちゃった!失敗談まとめ
それでは、かっさで起こりがちな失敗とはどんなものがあるのでしょうか?かっさを使った女性がやりがちな失敗は以下の通りです。
・シワが逆に目立つようになった
むくみやたるみを改善するために、同じ場所ばかりゴシゴシこすっていたら、余計にシワが深くなってしまった。
・あざができた
力を入れすぎて、顔や太ももにあざができてしまった。
・色素沈着した
頬骨のラインを強くこすりすぎて、かっさマッサージをしたところがシミになった。
・こすったところが真っ赤になった
毎日こすっていたら、顔が真っ赤になってしまった。
やはり、「正しいやり方でケアしていない」「力を入れすぎてしまった」「頻繁に使い過ぎた」ことが原因で、失敗した!という女性が多いようです。
かっさは正しく使えば、肌荒れ知らず!
かっさでのデトックス効果を狙っているのなら、やはり正しい使い方をするべき。
また、プラスチック製のかっさではなく、陶器や天然石のものを使うべきという意見もありました。失敗を避け、正しく使ってキレイなボディと肌を手に入れましょう。