この人だけは好きになれない!という人が味方になってくれる法則

ライフスタイル ライター:

この春から新社会人。新生活を送り始めるという方も多いでしょう。

大抵の人とは仲良くできるけれど、どうしてもこの人だけは無理!

そんな相手はいませんか?この春からの新しい出会いの中、もしかしてそんな人と遭遇してしまうかもしれませんね。でも大丈夫。

今回は、「この人だけは無理!」と思った時に使える魔法の法則をプレゼントします。

 

好きになれないその人は、「シャドウ」

どんなに努力しても。

どんなに頑張ってみても。

 

「やっぱり無理。この人だけは好きになれない!」

 

そんな相手に出会ったら、あなたはどうしますか?最近では、土日の一泊修行というものもあるそうです。そうしたプチ修行僧になってみるのもひとつの手ですね。ただ、悟りを開くには相当の時間を要するかと思います。

 

「この人だけは好きになれない!」実は、こうした人のことを、心理学では「シャドウ」と呼びます。シャドウとは、「影」のことですね。そうです。光と影。あなたが光とすれば、どうしても好きになれない相手は、影なのです。

 

 

 

真逆にいるから好きになれない

光と影は、まったく性質の異なるもの。

つまり、あなたとその相手も同じように、真逆の性格を持っています。

だからこそ、どれだけ努力しても、理解不能な相手なのです。

 

 

 

あなたはどんな人?

そんな人に出会うと、なぜだか相手のことをいろいろと考えてしまいがちです。あの人はどんな人なんだろう。どうしてあんな風に言うんだろう。けれども、真逆な性格なので、どうしても理解できませんよね。

 

そんな時には、まず、「私ってどんな性格?」と、意識を自分に向けてみましょう。

 

例えば、あなたは「人前だと緊張しがちで、思ったことをなかなか話せない」そんな性格だとしましょう。その場合、あなたが「嫌だな」と思う相手は、きっとこんな人ではないですか?

 

「なんでも思ったことをストレートに表現する。たまにその言葉がストレートすぎてグサっと突き刺さる」「素直というか正直というか。もう少し周囲に気を遣ってほしいなと感じさせる人」

 

そうですね。あなたと正反対の性格の人なのです。これが、光と影。つまり、あなたがどうしても好きになれないその人は、あなたの「シャドウ」なのです。

 

 

 

なりたいあなたの理想像?

シャドウであるその相手を目にしたとき、どうしてイライラしたり落ち込んだりするのでしょう。実は、そこにあるのは、その人の性格が「なりたかったあなたの理想」だからなのです。

 

「え?私、あんな風になりたくないです」

 

今、そう思ったかもしれませんね。理想の人に遭遇した時、普通はイライラしたりしません。理想なのにイライラするなんて、不思議ですよね。だからこそ、魔法なのです。

 

「思ったことをストレートに表現してしまう」その人を見て、あなたがイライラしたとすれば、それは、あなたが「その行為」を(今回の場合は、思ったことをすぐ言葉にすること)禁止しているからなのです。

 

もしかして、昔、思ったことを素直に言葉にして誰かに注意を受けたのかもしれません。

もしかして、昔、なんでも思ったとおりに行動してひどく叱られたのかもしれません。

もしかして、昔、思ったことをストレートに表現してひどく恥ずかしい思いをしたのかもしれません。

 

いずれにしても、何らかの体験をしたことで、「あぁ、私は思ったことをすぐ言葉にしちゃいけない」と思い込んだのでしょう。もしくは、「一度頭の中でよく考え、整理して話した方がいいよ」と決めてしまったのかもしれませんね。

 

あなたが「これはやめておこう」と心の中に禁止して封印したモノが大きければ大きいほど、それと同じモノを持ち合わせている人を目にしたとき、「嫌だな」と思うはずです。

それは、嫉妬だったり妬みだったりするかもしれません。もしくは、怒りとなって出る可能性もありますね。「こうなりたい」と思ったことを禁止してしまった場合、そう思うことすら許されないので、それを持ち合わせている人を目にすると、イラっとしてしまうのでしょう。

 

 

変身するチャンスと心得て!

もしも、この春、あなたがあなたの影・シャドウに出会ったら、その時は「私、変身するチャンスをもらった」と思ってください。

 

昔、「こんな風になりたい」と思ったけれどなれなくて、自分で禁止し封印してしまった理想。それが目の前にあるのです。その人は、あなた自身を一つ上のランクに連れて行ってくれる魔法使いになるかもしれません。

 

その魔法を使いこなすには、次の3つの技が必要です。

 

1:勇気を出して、その人に接近しましょう(話をしてみるといいですね)

2:私はこんな性格です。と、その人に告白してみましょう(真逆であることを理解してもらいます)

3:その人を受け入れましょう(嫌いにならないということです)

4:その人の中にある「あなたの理想」を受け取りましょう(あぁ、こんな風になりたかったと認め、伝えましょう)

 

すると不思議と、「この人だけはいや!」と思っていた人が、一番の味方になってくれるのです。きっとあなた自身を、あなたの理想に近づけてくれる手助けをしてくれるでしょう。

 

 

 

 

あぁ、けれども、生理的に嫌っ!という異性には、簡単に接近しないように。それも、心得ておいてくださいね。

 

この記事を書いた人

三橋 久美

三橋 久美

バツイチ、再婚組。子育てしながらカウンセリングに励む日々。専門は、人間関係(家族、恋人、同僚、友人)改善。趣味は恋愛小説を書く事。

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