「尻巻き」でお尻を温めて、ポカポカ美肌になろう!

スキンケア・美容法

 

「いつも体がだるくて疲れている」

「頭痛や肩こりがひどい、腰も重たく感じる」

この原因はずばり、冷えから来ています。

 

冷えると筋肉は収縮して、血管も圧迫されます。

そのせいで、血行も悪くなるでしょう。

そうなると、筋肉に酸素もいきわたりません。

 

そして、この一連の異常を脳は痛みだと判断します。そうなると悪循環で、より痛みが強まるでしょう。この状態の体を動かそうとしても、うまく動かないのが当たり前。

 

つまり、冷えを解消すればこの状態から脱却することができるのです。

 

冷え症を良くするためには、靴下を履いたり腹巻きをしたりするのが効果的です。でも、もうひとつ温めておきたい場所。それが「お尻」です。

 

そう、尻巻きをすることで、体をもっと効率的に温めることができるでしょう。腹巻のように上下にズレることもありませんし、血行も間違いなく良くなるのです。

 

■尻巻きをする2つのメリット

 

【photo by http://outi-attaka-aitemu-t.blog.so-net.ne.jp/2013-12-08】 

①体の前も後ろも覆うことで、体温を上げられる

 

太ももの付け根やお尻の仙骨のまわりには、血行を良くするためのポイントがあります。尻巻きは、この両方を温めることができます。そうすれば、血の巡りも良くなります。

 

②自律神経を整えることができる

 

尻巻きをすると、自律神経をリセットすることができます。これはなぜなのでしょうか?

 

実は、ストレスを感じると血管が収縮して、血行は悪くなるとされています。ですが、お尻を温めれば足先まで血の巡りが良くなり、脳も「温かくなって気持ちがいい」「リラックスできる」と感じます。興奮していた交感神経も抑制され、自律神経のバランスも整えられるでしょう。イライラやムカつきで冷えが加速している人は、尻巻きで体の調子を整えましょう。

 

これ以外にも、尻巻きはお尻の周辺の血行を良くしてくれるので、痔に悩んでいる人にもおすすめです。パートナーで悩んでいる人がいれば、ぜひお尻を温めるようにすすめてあげましょう。

 

■さあ、尻巻きをしてみよう!

 

しかし、尻巻きといっても特別に作ったり用意したりしなければいけないのでしょうか?

 

そんなことはありません。長めの腹巻をするだけでもOKです。

 

胸の下からお尻まで覆えるような長さの腹巻があれば、あとはなんでもOK。もちろん手作りしてもいいでしょう。ただし、ウールの腹巻と化繊繊維の下着が触れ合うと静電気が起きやすくなります。肌の乾燥を招きますから、敏感肌の人はオーガニック素材での組み合わせを意識してみてもいいかもしれませんね。

 

それでは、スパッツや毛糸のパンツなどで代用することはできるのでしょうか?

 

実は、それらの商品では代用できません。

 

尻巻きは股の部分が覆われていません。そこが覆われていないことが、下半身を温める秘訣です。大腿動脈から放出された熱が尻巻きのなかにたまるので、温かさが倍増するのです。

 

■尻巻きは1日中つけるのが大事

尻巻きは、毎日ある決まった時間につければいいのでしょうか?

 

それとも、ずっとつけっぱなしにしていていいものなのでしょうか?

 

答えはもちろん後者です。家の中ではずっとつけていてもいいですし、外でも同様です。外にいる時にはもちろん服の下に着ておけばいいのですが、家の中にいる時におすすめなのが服の上からつけたほうが温まります。トップスとボトムスの境目を覆うようにすれば、より体があったまります。

 

■さいごに

血行が悪くなって起こる冷え症。

 

疲れや痛みすら感じる冷えを改善するには、長い腹巻=尻巻きがうってつけです。体のラインにもほとんど響きませんので、オシャレの邪魔になることはありません。毎日、仕事に家事に育児にと忙しく過ごしている女性こそ、お尻を温めて過ごしましょう!

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