「おそうじノート」で心の中のイライラをスッキリさせよう！

「仕事が忙しい」「つまらないことでイライラしてしまう」「ネガティブな思い出が何度も頭の中をよぎってしまう」。こういったネガティブな感情をコントロールするのはなかなか大変なものです。そういう時にぜひチャレンジしてほしいのが、

「おそうじノート」

ネガティブな気持ちをノートに書き出すだけで、心をスッキリお掃除することができます。さあ、ネガティブな感情をノートに書き出して、心をキレイにしましょう！

■ネガティブな感情に支配されやすいのは「ガンコ」な人

そもそも、ネガティブな感情に頭を支配されがちな人は「ガンコ」タイプ。それに加えて、「譲れないマイルールがある」タイプの方が多いとされています。

「絶対にこうしなきゃいけない」「こういう状況では、こう振る舞わなければならない」といった考え方は、実はとっても危険です。自分のルールにがんじがらめに縛られすぎてしまい、知らず知らずにマイナスの感情をためこんでしまうという状況を作り出してしまうから。そのせいで自分の感情に押しつぶされそうになっている人は、ぜひその気持ちを解放してあげて下さい。

■まずは、自分のイライラを分析してみよう

まずは、自分のイライラしている気持ちを思いきってノートに書き出してみましょう。何に対して、どんな感情を抱いているのかを具体的に書きます。仕事のこと、体調のこと、人間関係のこと、家族のこと。イライラのもとになっていることを、全部書き出します。

そして、そのイライラを客観的に分析します。たとえば「忙しいけれど、仕事のスキルが上がった」「家事が大変だけど、料理の腕前は上達してきている」など、ネガティブな中にプラス要素がないのか探してみましょう。

また、自分に起きていることが、もし大事な友人の悩みだったら……と他の人に置き換えて考えてみるのもおすすめです。「たとえ仕事でミスをしても、すぐに取り戻せる」「友達は味方してくれる」など、いろんなポジティブを探してみて。

■イライラしたことだけでなく、ポジティブなことも書き出す 

大事なのはイライラしたことを書くだけでなく、嬉しかったことや良かったことも書き出しましょう。こうすることで、ポジティブな出来事をより前向きに受け止めることができます。いい出来事を探すと、ネガティブな思考のループも止まりやすくなります。

コツは、毎日必ず、1つ以上は良かったことを書くこと。どんな小さなことでも構いません。嬉しかったことを探してみるのが大事です。また、その喜びを素直に感じることが大事。ネガティブな感情に支配されていると、自分のことをダメ人間だと感じがちです。ですが、「そんなことはない」と自分を肯定するのが、このポジティブ探しなのです。

■気持ちが落ち着いたら「やってみたいリスト」にもチャレンジ！

日々のイライラといい出来事を繰り返し記録して、毎日積み重ねていき、だんだんとネガティブ思考から解き放たれてきたら、今度は「やってみたいリスト」を書いてみましう。

本当にやりたい将来的なことを書いてもいいですし、すぐにできる小さなことでもいいでしょう。心がウキウキするような素敵な提案を、ノートにたくさん書き出して！

■最後に

ネガティブな感情は、そのまま放置しておくと、さらに大きくなっていきます。「私はダメな人間なんだ」「あの時、ああしておけばよかった」「私は皆から嫌われているのかも」と思い込み、ストレスがさらに蓄積されていくことでしょう。こうなったら、その負のループから抜け出しにくくなります。

ですが、ノートを書くだけでストレスが解消されていき、自分の中に負の感情をためこみにくくなるのです。お部屋のお掃除や断捨離も、軽やかな気持ちになれるもの。でも、それでもスッキリしない人は、心の中をお掃除してみてはいかがでしょうか？