プラセンタでニキビが増えた結果・肌荒れと好転反応の違い
これは学生時代から20代後半まで、ひどいニキビに悩まされていた私のプラセンタ体験談です。今やプラセンタは「ニキビに効果あり」「ニキビ跡にも効く」「肌の赤みにも良い」などと謳われていますが、はたしてそれは本当だと思いますか?
なぜなら私は、プラセンタでニキビが増えた経験があるからです……!
プラセンタでニキビが増えた体験
思春期ニキビから大人ニキビまで、いつの時代もニキビ肌であった私は、10代後半からいろいろなサプリメントや方法を試してきました。
そんな中で薦められたプラセンタ。ニキビ肌に良いと評判ですよね?
最初に試したのは豚プラセンタ。さっそく規定量を飲んでみると、翌日になって大きなニキビが3つ……。変に思いましたが、それでも飲み続けると、いっそうニキビが増えただけでした。
ニキビの原因は間違いなくプラセンタ! これだけニキビに良いと言われているのに、いったい何が問題だったのでしょうか……?
プラセンタでニキビが悪化する3つの原因
調べてみた結果、プラセンタでニキビが増えると考えられる原因は3つありました!
1 栄養過多/すでに十分な栄養がある
プラセンタにはとにかく栄養が豊富。もともと体の中にたくさん栄養があったのに、それを過剰に摂取することで一気にニキビが増えることもある。
2 皮脂量が増えることでニキビが出来る
プラセンタを飲むと皮脂量が増える! これは多くの人が感じていることらしいです。プラセンタにはターンオーバーを促進させる効果があるので、アンチエイジングやシワやハリに良いとされていますが、それは皮脂の分泌量も増えるということ。
もともと皮脂の多い脂性肌の方は、プラセンタを飲むことで皮脂量が増え、一気にニキビが吹き出してしまう可能性もあるのだとか……。
3 好転反応かもしれない?
最後の原因のひとつとして挙げられるのが、プラセンタによる好転反応。これは「2」の皮脂量が増えることにも関わってきます。
皮脂の分泌が増え、ターンオーバーが早くなり、新しい細胞がどんどん生まれる。これって体にとって悪いことは何も起きていないんですよね? 単純に、見た目でニキビが悪化しているようでも、体の中では「好転反応」が起こっている可能性が高いんです。
好転反応の可能性・見極め方法
好転反応なら良いけど、体質に合っていないのなら飲むのを中止したい! その見極めはとっても大切。
《好転反応の一例》
■いつも出来ない場所にニキビが出来る
たとえばフェイスラインにばかりニキビが出来ていたのに、額に出来たり、首に出来たりと、普段とは違った場所にニキビが出来たのなら、それは好転反応の可能性が高いと言われています。
■出来たニキビはすぐに治るが、また新しいニキビが出来る
■ニキビ部分以外の肌はいつもと変わりない。又はいつもよりも状態が良い
(※私の体験した好転反応の一例です。必ずしもそうであるとは限りません)
好転反応と信じて飲み続けた結果
好転反応かもしれないと信じて、規定量を少しだけ減らして飲み続けた結果、徐々に新しいニキビが出来るのが減りはじめました。規定量を摂取してもニキビが出来なくなるまで、約三ヶ月ほどだったと思います。
■思わぬところで良い変化も……
実はニキビのために飲み始めたプラセンタですが、私の場合、ニキビというよりも他のことに効果が出始めました。
それが、生理周期が整ってきたこと!
実はプラセンタを飲み始めた後、最初の生理はぎょっとするほど経血が多い状態で「病気になったのかもしれない…!」と驚いたんですが、それも初回だけ。2ヶ月、3ヶ月と飲むうちに、ぴったりと生理周期が合ってきたので、これも好転反応の一種だったのかもしれないと今では思っています。
プラセンタと大人ニキビの関係・まとめ
■ホルモンバランスを整える効果
もしもそのニキビが好転反応なら、ホルモンバランスが整うまでニキビが出来続けます。2,3ヶ月かかる場合もあるので、気長に取り組むことが必要かも。
■プラセンタ配合量が少ないと意味はないかも?
経験談ではありますが、プラセンタ配合量と効果は確かに比例するもの。ニキビは出来ないかもしれませんが、あまり効果は感じられない可能性も。
私のようにプラセンタでニキビが出来る人は、かなり多いみたいです。
とはいえ「プラセンタ」がダメなのではなく、「何故ダメなのか」を探ってみるのが大切。ただの栄養過多なら良いですが、好転反応でニキビが出来ている可能性もあるので、そのあたりしっかり見極めたいですね。