【肌エク】お肌のエクササイズ、してますか?
空気の乾燥が原因で起こる肌荒れが気になる今の季節、化粧水や保湿液などを今までの倍増しで使って、肌にたっぷりと潤いを与えている方も多くいらっしゃると思います。
にも関わらず、肌のハリやキメが失われていると、心底ガッカリしてしまいますよね。
「何のために高い美容液を買ってると思っているのよ!キーッ!」
と、怒りをぶちまけたい気分にもなってしまいます。
水分補給をしっかりとしているのに、肌がくすんで見えたりたるんでしまう原因には、顔の筋肉が衰えていることが挙げられます。
筋肉が少ないと、血行不良が起こって本来必要な栄養や酸素が十分に行き届かないため、肌がくすんでしまいます。また、たるみを放置しておくと、やがて〝目尻のシワ〟や〝ほうれい線〟のような、見た目がより老けて見える状態を引き起こしてしまいます。
さらに、目や口などを動かすためにある顔の表情筋は、全体のうち僅か3割程度しか使われていないという衝撃的なデータもあります。使われない表情筋は衰え、皮膚を支えられなくなるために、たるみを起こしやすくなってしまうのです。
そうならないためにも、顔の筋肉を鍛える<お肌のエクササイズ>を始めてみませんか?
■肌エクその① 「耳たぶ回し」
非常に簡単な方法ですが、フェイスラインの引き締めに効果があるエクササイズです。
①両方の耳たぶを指で摘み、後ろ方向に5回くるくると回します。
②次に、手の平で顔を覆うような形で、目頭から耳までを数回撫で下ろします。
③もう一度、耳たぶを5回まわします。
■肌エクその② 「舌回し」
ほうれい線を内側から押すことで、効率よく消すことができるエクササイズです。
①口を閉じます。
②口の中で、舌をぐるっと大きく一周させます。この時、小鼻のキワから口角のあたりまではほうれい線を意識してぐっと押しつけるようにするとよいでしょう。
③左右10回ずつ回しましょう。
■肌エクその③ 「風船膨らまし」
実際に風船を膨らませてもOKですが、なくても構いません。風船を膨らませるイメージで思いっ切り頬を膨らませましょう。
①口の中に空気を溜めて、頬を目一杯膨らませます。
②その状態を5秒キープしたら、口の中の空気をゆっくりと吐き出します。
③これを一日30回を目安に行いましょう。
■肌エクその④ 「あいうえお体操」
一文字ずつ、はっきりと発音することで口の周りの筋肉が収縮・弛緩されて鍛えることができます。
①「あ」・・大きく口を開きましょう。口角を上げるように意識すると口が縦横にしっかりと開きます。
②「い」・・口角を真横に引っ張るようにして発音しましょう。
③「う」・・口を窄め、口周りの筋肉を唇に寄せるイメージで行いましょう。
④「え」・・口を大きく横に開きますが、この時に目も一緒に見開くと口の周囲だけではなく顔全体の筋肉を動かすことになるので、効果が上がります。
⑤「お」・・口を縦方向に大きく開きましょう。
■肌エクその⑤ 「あっかんべー」
こちらは、舌を鍛えるエクササイズとなりますが、舌の筋肉が発達すると顔のたるみが引き締まり、シワを予防する効果が期待できます。
①目線は上にしたまま、舌を下に伸ばし、あっかんべーを行います。
②あっかんべーをしながら、口から息を吐き、吐ききったら顔を緩めます。
③2~3回繰り返して終了です。
■毎日のエクササイズでトラブルを予防しよう!
いかがでしたか?
肌は、潤いを与えて甘やかすだけではなく、時にはエクササイズをして鍛える必要があることをわかって頂けましたか?
とは言え、今回ご紹介したお肌のためのエクササイズはどれも、手軽に楽しく行えるものばかりなので、肌のハリやキメが気になってきたら、ウエストや太ももを鍛えるように、【肌エク】してみて下さいね。