意外と知らない?シミとそばかすってどう違うの?
女性の見た目年齢は肌によって大きく左右されるもの。肌荒れのない真っ白な肌であればあるほど、若々しい印象を与えてくれます。それに対し見た目年齢を急激に上げてしまうのがシミやそばかすといった肌トラブルです。シミやそばかす・・・よく聞きますが、二つの違いについてご存知でしょうか?意外と知られていないシミとそばかすの違い。今回はそれと改善方法も一緒にお伝えしたいと思います。
■そもそも、シミって何?
シミとは日焼けなどのダメージによってできる症状のことを指します。
シミができるまでの一連の流れは以下の通り。
まず紫外線を浴びて日焼けをすると、皮膚にメラニン色素ができます。若いうちであれば、ターンオーバーという肌の生まれ変わり機能によってこのメラニン色素は排出されていくのですが、加齢とともにこの機能は衰えてきます。そうなると日焼けによってできたメラニン色素が肌に残ったままになってしまい、それが蓄積されて茶色いシミとなって皮膚の表面に出てくるのです。
一般的なシミのでき方は以上の通りですが、他にも皮膚の炎症によってできる炎症後色素沈着やホルモンバランスの乱れによって起こる肝斑もシミの一つと言われています。
このように、シミは普段生活しているなかで受けたダメージが原因でできるものと言えそうですね。
■一方、そばかすって何?
ではシミにつづいて、そばかすは一体どのようなものなのでしょうか。そばかすはシミとは違い、ほとんどが遺伝によって起こります。両親にそばかすの人がいる場合、子供もそばかすになる可能性があるのだとか。
シミは30代以降できやすくなると書きましたが、それに対しそばかすは5歳から思春期にかけてできやすいと言われています。大きさに関してはシミより小さいものが多く、だいたい5mmくらいのものが鼻や頬のあたりに複数個できます。
なお、シミと違って年齢とともに薄くなることあるそうですよ。しかしかといって安心はできません。
紫外線や乾燥によるダメージによって濃くなるとも言われているので、注意が必要です。
■嫌なシミやそばかす。改善するには?
女性なら誰しも若々しく見られたいもの。そのためにはシミやそばかすの無い真っ白な肌を保ちたいですよね。では、シミやそばかすを改善するにはどのようにすればいいのでしょうか。
効果的と言われているのは、ビタミンAやビタミンCの摂取です。まずビタミンAには皮膚の細胞をつくる作用があるため、肌の強化に繋がります。これによって肌の乾燥やカサつきを予防してくれるので、ぜひ摂っておきたい成分ですね。
ビタミンAが多く含まれている食材としては、レバーが挙げられます。しかしレバーって苦手な人が多いですよね。そんなあなたにはチーズがオススメです。おつまみ代わりにパクっと食べられるので、気軽にビタミンAを摂ることができます。
つづいて摂りたいのがビタミンC!
よく「美白にはビタミンCが効く」と言われますが、本当のようです。ビタミンCには活性酸素という老化を促す物質を抑制するはたらきがあるため、美肌やアンチエイジングに効果があると言われています。
ビタミンCを多く含む食べ物と言えばフルーツ。そのなかでも特にアセロラやキウイ、ミカンが含有量が多いのでオススメです。
しかしここで注意点が。ビタミンCは熱や水分に弱いので、それらを加えると効果が激減してしまうのです。そうなるとせっかく摂取しても無駄になってしまうかもしれません。
そのためフルーツを切ってそのまま食べたり、最近では熱や水分を加えずにつくられた「コールドプレスジュース」というものもあるので、そうしたものからビタミンCを摂るようにするといいでしょう。
■違いはコレ!後天的にできるのがシミ、先天的にできるのがそばかす。
今回は意外と知られていないシミとそばかすの違いをご紹介しました。こうして見てみると、後天的にできるのがシミ、先天的にできるのがそばかすといった印象ですね。どちらもできてしまったからと言って諦める必要はありませんよ。
最近では塗り薬や治療によって改善することができるそうです。それでもやはり、普段からシミやそばかすを作らない、悪化させない生活を送ることが大切。
ビタミンAやビタミンCを日頃から摂って、シミやそばかすの無い真っ白美肌を目指しましょう!