【意外な事実】オーガニックコスメで肌荒れ!

ビューティ ライター:

 

オーガニックコスメといえば「肌に優しい」「刺激が少ない」というイメージがありますよね? オーガニックだから誰でも使えるコスメ。そんな思い込みはないですか? ……実はその思い込みが肌荒れを生む原因になっているかもしれないんです。

 

【photo by flickr】

そもそもオーガニックコスメってなに?

「オーガニック」とは「有機素材」のこと。科学肥料や科学農薬を使わずに、有機栽培された植物を原料としたコスメ。それをオーガニックコスメと呼びます。人間の持つ自然治癒力を高めることが目的とされ、肌への刺激が少ないことが特徴です。科学物質が含まれていないため、敏感肌でも使用できると言われています。

 

■無添加・天然由来はオーガニックコスメではない?

混同されがちですが、オーガニックコスメと「無添加化粧品」は別モノ!

<無添加化粧品とは?>

何を「無添加」とするかは、実は会社それぞれ。なぜなら無添加の定義は設けられていないからです。大抵の場合、防腐剤・合成色素・石油系界面活性剤などの人工添加物が入っていない化粧品のことを指しますが、それもメーカーによって違う場合もあるんです。

 

オーガニックコスメの危険・その1

最初に知っておかなければならないこと。それが「日本にはオーガニックコスメに対する基準がないこと」です。食品とは違って、原材料の中にひとつでも有機栽培で作った植物が入っていれば「オーガニックコスメ」を名乗ることが出来てしまうのが現状です。

 

「オーガニックコスメと書かれているから安心」そう思い込むのは早計です。安全なオーガニックコスメを見分けることが大切に。

 

オーガニックコスメの危険・その2

しっかりとしたメーカーのオーガニックコスメと言っても、もちろん100%肌荒れが起きないとは限りません。なぜなら植物にはアレルギーを持っている人もいるからです。大豆にアレルギーがある方は、当然大豆成分の化粧水を使えば肌荒れがおきるということ!

 

植物の持つ有効成分を、なるべく手をつけない状態で使用しているため、人によっては刺激を感じる場合もありますし、肌荒れの原因になることもしばしば……。今まで肌荒れを経験したことが無い方が使用して、突然荒れる場合もあるんです。

 

【photo by flickr】

肌荒れ回避・正しいオーガニックコスメの選び方

大切なことは、まずオーガニックコスメをよく知ること。日本にはオーガニック基準がありませんが(食品にはあります・有機栽培JASマーク)、海外にはオーガニックコスメ認証を取っているものが数多くあります。それがこちら。

出典/Ameba

きちんとした基準を守られているものなので、そういった点では上記のマークがついているものを選ぶのも良いかもしれません。

 

■パッチテストをする

パッチテストはオーガニックコスメに限ったことではありませんが、購入した化粧品をすぐに顔で試してみるのはやはり危険。

 

<パッチテストのやり方>

・太ももや二の腕など、肌の柔らかい部分に化粧品をつける

・丸一日様子をみる

→基本的にこれでOK。痒み、赤みが出なければ一応の心配はありません。

 

■長期間の保管には不向き

気をつけたいのが、オーガニックコスメの保管方法。防腐剤や保存料が含まれていないため、一般的な化粧品よりも消費期限が早く出来ています。古くなってしまったオーガニックコスメは当然使うと肌荒れを引き起こします。消費期限は長くても2ヶ月、早いものは2週間が期限というものも。

 

<気をつけるべきポイント>

・クリームをすくい取る時、素手では触らない

・涼しく暗い場所で保管(冷蔵庫でも可)

・蓋は必ず閉める

以上を守らないと、コスメの中に菌が入り込んでしまい、すぐに悪くなってしまう場合も。これが原因で肌荒れもおきてしまうんです。

 

肌本来の力を取り戻す = 時間がかかる!

もともとオーガニックコスメは肌の持つ力を「活かす」「取り戻す」のが狙いです。そのためオーガニックコスメの力を自覚できるようになるまで、時間がかかるということです。確かに長期的な視野で肌の今後を考えると、オーガニックコスメはとても良いものだと思います。けれど「今すぐ肌荒れを解消したい」「ニキビを消したい」「毛穴を何とかしたい」と思っても、すぐには結果が出るものではありません。それを理解して、弱くなった肌の力を時間をかけて取り戻したいと思った時、オーガニックコスメは力を発揮するのかもしれません。

 

この記事を書いた人

きみぽん

きみぽん

婚活中の30代女子です。今更ですが、美容に目覚めました。家庭用脱毛器に興味があるので、どんどん試して皆様に発信していきますね。

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