さりげなく女子力をアピールしたい「粋な和食の食し方」

女子力

和食のマナーって知っていますか?

年末・年始と言えば、いろんなイベントに参加する機会が急増します。同世代とのラフな食事会やパーティばかりならいいのです。でも取引先の方や会社の上司など、少し緊張する相手といつもより格式の高い和食の食事会があったら…。

【photo by wooris.jp】

そういう場では、きちんとしたマナーで食べられているか、意外にチェックされてしまいます。和食は食べ方のルールがとても多い食事です。最低限押さえておきたい「和食のマナーの基本をご紹介します。

 

イザという時は粋に和食を食して、女子力をさりげなくアピールしましょう

 

和食を食べる時にマナー美人に見せる心構・5選

□ 「服装」

正座での食事の場合は、ジーンズ・ミニスカート・素足は避けます。相手に失礼にならない服装を選びましょう。

 

□ 「姿勢」

自分を美しく見せるためには「姿勢」を正しましょう。背筋がきちんと伸びていると自信が溢れているように見えます。間違っても背中を丸めた猫背の状態にならないように、しっかり気を引き締めましょう。

 

□ 「お箸」の使い方

・振り上げ箸   箸を持ったまま手を上げる

・立て箸     料理に箸を刺して立てる

・差し箸     料理に箸を突き刺す

・さぐり箸    料理を箸で探る

・舐り箸     箸を口の中で舐る

・移り箸     料理から料理へと箸を移す

・迷い箸     どれを食べるか料理の上で迷う

・寄せ箸     箸で器や皿を引き寄せる

・こみ箸     箸で食べ物を口に押し込む

・渡し箸     食事が終わったら箸を器の上に横にして置く

・もぎ箸     箸についた食べ物を口で取る

・涙箸      箸先から滴を垂らす

【photo by hinomarukai.hamazo.tv】

思ったよりもたくさんNGな箸の使い方があります。マナー違反な箸の使い方なのに、使っていたという箸使い方が多いのではないでしょうか?

 

□ 「器」の扱い方

基本、両手で扱います。丁寧に大切に扱うという姿勢を現します。

 

□ 「手皿」はしない

手皿は上品そうに見えますが、実はマナー違反です。料理がこぼれそうな時は、小皿や懐紙を使うのが正解です。

 

□ 器の扱い方

持ち上げて良い器は「15cm以下」のものです。料理の盛られた大きな器は持ち上げてはいけません。刺身の醤油皿・天つゆの皿・汁椀などは、胸元まで持ち上げて食べるのが正解です。

 

□ 刺身の食べ方

最初は白身、最後に赤身を食べます。蛋白の味にクセがないものから楽しむ姿勢です。ワサビは刺身にのせて食べます。醤油皿にワサビを溶くのは風味を損ねる上、見た目も良くないのでNGです。

【photo by gunosy.com】

 

□ 盛合せは左から食べる

和食は左から右へ、味が濃くなるように並べられています。刺身と同じく淡白なものから味わう姿勢です。

 

□ 焼き魚

頭の横から尻尾に向かって、背中を食べてからお腹側を食べます。食べたら中骨を箸で押さえながら尻尾の方から外します。魚は裏面を食べる時に裏返すのはNGです。箸で身をほじくって食べるのもダメです。食べ終えたら皿の右側に骨を寄せ、懐紙で骨を隠しましょう。

 

□ 蓋の扱い方

左手で器を押さえ、右手は糸底(出っ張った部分)をつまみ、時計回りに回して蓋を少し開けます。蓋を斜めにして水滴は器の中に露切りします。蓋は返して器の右におきます。汁物は具を箸で押さえながら、相手に見えないようにします。食べ終われば蓋を元に戻します。

 

□ 汁物・ご飯は交互に

和食の作法は「三角食」、交互に食べるのが美しいとされます。ご飯の上は汚さないこと、漬物やおかずが別々に盛りつけされるのは、それぞれを汚さない姿勢です。

 

【photo by gathery.recruit-lifestyle.co.jp】

 

全てを一度に覚えてこなすということは難しいと思うのですが、これならできそうと思うポイントを押さえて実行してみてください。マナーの良さは、さりげない女子力のアピールになります。こういった食事の機会に、貴女の好感度を思い切り上げてみてはいかがでしょうか?

 

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