インナードライ肌、必見!効果的な化粧水の付け方!
そもそも、「インナードライ肌」ってどんな肌?
「肌質」と言えば、
・ノーマル肌(普通肌)
・ドライ肌(乾燥肌)
・オイリー肌(脂性肌)
・コンビネーション肌(乾燥型脂性肌)
この4タイプは聞いたことがあるし、自分の肌質がどのタイプって何となくわかる方も多いと思います。肌の水分や油分の多い少ないを、理想とする量と比較をして4つのタイプの肌の質で別けたものです。頬で肌質を見極め、ノーマル肌が水分と油分のバランスが最も良い肌とされます。
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水分も油分も少なければドライ肌、水分も油分も多ければオイリー肌、水分が少なく油分が多ければコンビネーション肌と分類されます。
肌質とは違い、10年程前から言われだした「インナードライ肌」って、どういった肌状態かわかりますか?
テカるほど肌表面には皮脂が分泌するのに、肌内部はカラカラに乾燥した砂漠状態のことです。実は8割以上の女性の肌が、インナードライ肌の疑いがあると言われています。最初にご紹介した肌表面の状態を見る「肌質」とは違い、もっと肌内部が乾燥していることを表現しているのが「インナードライ肌」です。
インナードライ肌は、肌内部が乾燥しているため新陳代謝が異常を起こし、外部からの刺激を保護する機能が低下します。いわゆるデリケートスキンの状態になり、肌荒れなどの肌トラブルが頻繁に起きやすく、乾燥による肌のくすみなどが気になるようになります。自覚症状がなく、オイリー肌と勘違いしている方も多いのです。
インナードライ肌か見極めるには?
自分の頬を見たり触ったりした時に、このような症状を感じたことはありませんか?
・キメが粗い
・毛穴が目立つ
・カサカサ乾燥が目立つ
・肌がテカるのにつっぱりやすい
・化粧ノリが悪い
・肌がデリケートだと感じる
それと最近よく聞くようになった「大人ニキビ」ですが、これもインナードライ肌にできやすいのです。肌表面がベタついてニキビが出るからと、10代のニキビ化粧品を使ってみるけれど改善できない、こんな場合はインナードライを疑いましょう。
乾燥した角片が毛穴に詰まり、小さく白いブツブツができるのですが、顎先に目立つことが特徴です。肌表面はテカっていても内部に水分が不足していると、どんな肌質でも大人ニキビは出来安くなります。
インナードライを悪化させる要因として、「冷暖房」「空気の乾燥」「紫外線」などの外部要因と、「ストレス」「睡眠不足」「偏った食事」などの内部要因が考えられます。
インナードライ肌になると、
・新陳代謝のリズムが乱れる
・シワが目立つ
・ハリの低下
・シミが目立つ
・くすみが目立つ
こういった肌トラブルが気になるようになります。早速自分の頬を触ってみて、潤いがなくゴワついていないかをチェックしてみましょう。
インナードライ肌を改善する、化粧水の効果的な付け方!
◎ 洗顔後、化粧水を5分以内につける
洗顔後は時間が経過すればするほど、肌の潤いが蒸発して乾燥がひどくなります。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・エラスチン
・グリセリン
・NMF(天然保湿因子)
このような保湿成分を含んだ化粧水をセレクトして、たっぷりと肌に付けるようにしましょう。
◎ 化粧水の使用量は?
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「浴びるように。」をイメージしてください。そもそも普通でも乾燥してしまうのに、ケチケチ使っていては改善効果が望めません。
化粧水のタイプやメーカーによって若干違いがありますが、100円玉・500円玉などの表記されている使用量以上使うことをおすすめします。一度に付けるのではなく小分けで2回・3回重ね付けすると効果的です。
◎ パッティングはするの?しないの?
肌表面がベタつきやすい方は毛穴を引き締める意味も込めて、「パッティング」が効果的と考える方も多いのです。ですがこのパッティング、オイリー肌の方は力が入りやすい特徴があり、パンパン叩くことで肌に負担がかかります。
毛細血管を破損することもあるので、「赤ら顔」の原因につながります。もしパッティングする場合には、「トントン」くらいの力の入れ具合でパッティングをしましょう。
◎ コットンは使用する?しない?
コットンの使用はお好みで大丈夫です。双方にメリット・デメリット・注意点がありますからご紹介しておきます。
・手で付ける場合
(メリット)
肌に負担をかけにくい
(デメリット)
手に化粧水が浸透して顔に吸収される量が少なくなる
こぼれやすく、付けムラができやすい
(注意点)
手のひら全体でまんべんなくつける
凹んだ部分は指先を使う
・コットンで付ける場合
(メリット)
化粧水がまんべんなく肌に付けられる
重ね付けがしやすい
(デメリット)
肌に負担がかかりやすい
(注意点)
力加減に気をつけてこすらないようにする
ナイロン配合のコットンは肌を傷つける
綿100%で減農薬・無農薬のコットンを選ぶ
どちらの場合も面積の広い頬・額・顎先の順番で伸ばし、細かい部分の鼻の周り、目の周りなど忘れないように付けます。顔と同じく首やデコルテ部分も露出する機会が多いですから、顔と同じケアをしておくことをおすすめします。
これからの寒い季節、インナードライ肌の状態は更に悪化しやすくなります。保湿効果の高い化粧水をたっぷりと使って、肌内部の乾燥を改善していきましょう。