赤ニキビの原因と対策。〜鼻、おでこ、ほっぺなどの頑固なニキビ肌ケア術〜
思春期にはおでこや頬にぽつぽつ出来て、大人になったら顎に出来る。厄介な厄介な赤ニキビ。触ると痛いので気分も下がる。そんな赤ニキビの原因と対策を探ってみました。
赤ニキビは思春期にも多い、代表的なニキビ。
たとえば、実はニキビには「種類」があって、それぞれに「正しい治し方」があります。まず最初にこちら。
>>ニキビを見分ける重要なポイント!<<
炎症を起こしたニキビ(赤ニキビ)とは?
一般的なニキビのイメージで、思春期に多く発生し学生を苦しめる、ニキビの代表的なものがこれ。とうとう炎症をおこして、赤く腫れ上がっている状態を指します。
理論的に、白ニキビから段階を経て赤ニキビになっていると考えられるんですが、白ニキビを飛ばして突然赤ニキビとして出てくる場合もたくさんあります。思春期は「鼻」「おでこ」「頬」に多い赤ニキビですが、大人になるにつれて「口周り」「顎」にも多く出てくるように……。
痛かったり、かゆかったり、無意識のうちに引っ掻いて血が出てしまう場合もある厄介なニキビ。
赤ニキビの原因
赤ニキビの原因は様々。一番にあげられるのが「体質の違い」ですが、これはもうしょうがないこと。世の中には、ニキビが出来やすい人と、出来にくい人がいるのは事実です。ここを議論しても仕方がないので、根本的な理由から上げていきたいと思います。
<内的要因>
・疲れ、ストレス、生理周期、便秘
・ホルモンバランスの乱れ
・食生活の乱れ、アルコールの飲み過ぎ
・ホルモンバランスの乱れ
<外的要因>
・間違ったスキンケアによる皮脂の過剰分泌
原因を上げていくと、白ニキビとほとんど変わりません。それでも白ニキビと違うのは、一度出来てしまうと、なかなか治りづらいということ!
治療法と予防法
まず赤ニキビが出来てしまった時、大切なのはさわらないこと。気になって指で何度も触ってしまうことが多くなるかもしれませんが、これはニキビの治療を遅らせているのと同じなんです。
<4大NG行為>
・さわってはいけない
・洗いすぎはいけない
・ファンデーション、コンシーラーを厚く塗ってはいけない
・髪で隠してはいけない
赤ニキビを治すためには、炎症をおさえる殺菌力のあるニキビ専用化粧水を使ったり、ドラッグストアで売られているニキビ薬を塗るのも効果があります。
どちらにしても、乾燥してニキビが出来ている状態というのも考えられるので、保湿はしっかり行うようにすること。とはいえ、肌がベタベタすると感じるものは避けたほうが無難。「スキンケアはこれ一個で終わり」というオールインワン系は、ニキビ肌の人にはあまりお勧めできません。自分にあったスキンケア選び。大切なことですが、一番難しいんですよね。
とはいえ、自分でもどうしても治らない、もしくは数が多すぎる場合は、皮膚科に相談に行くのがベスト。抗生物質での治療や、漢方治療など、医療の観点からニキビを見直してくれます。
ストレス解消・便秘解消も大切!
赤ニキビは肌コンディションが全てではありません。繰り返す赤ニキビには、様々な要因が絡んでいます。
<便秘解消に努める>
便秘は、ヨーグルトや食物繊維をただ摂取すれば解消できる、というものではありません。腸を正常に動かすのには、適度な運動と睡眠。これは必要不可欠。ただヨーグルトをたくさん食べたからといって、睡眠不足が続けば排泄するための腸が動きませんので、気をつけてくださいね。
<ストレス解消に努める>
ニキビのストレスで、どんどんイライラが溜まってしまう悪循環。そこから抜け出すのはなかなか難しいこと。たとえば浴槽にゆっくり浸かったり、大声で歌ってみたり、映画を見て泣いたり。自分なりのストレス解消方法を探しておくのも良いかもしれません。