この夏もし日焼けをしてしまったら?日焼けのタイプで対応を変えましょう。

ボディケア

今年の夏に焼けちゃった!正しい処置できてますか?

今年の夏こそ日焼けしないでおこうと思ったのに、楽しいお誘いやいろんな行事、家族とのお出かけ、外出する機会が多くて日焼けをしてしまったと後悔していませんか?

 

実は日焼けの仕方にはタイプがあり、焼け方によっては対処方法が違います。日焼けをしたら、なるべく早い時間に対応することが大切なのですが、間違えたお手入れ方法では肌トラブルが起こります。秋口に日焼けによるダメージを残さないためにも、日焼けの種類を知って正しく対処するように心がけましょう。

 

 

【photo by www.beauty-co.jp】

 

 

 

肌が真っ赤になって痛い!その日焼け、サンバーンです。

肌が真っ赤になって痛みや熱を伴う日焼けで、日光による火傷の状態です。紫外線のUV-Bが原因で、3月下旬から10月初旬までは気が抜けない紫外線です。海水浴やプール、登山や外でのスポーツなど、長時間直射日光に当たると起こりやすい日焼けで、ひどい場合には皮膚が腫れて水ぶくれができて重症化する事があります。

 

日焼けをした直後ぐらいから症状が現れ、24時間後が最も要注意な時間帯です。最悪の場合は発熱、悪寒、脱力などの症状がでて、熱中症・熱射病を合併することもあり、入院治療になる可能性もあります。紫外線に当たった直後には発症せず、2~6時間後皮が赤くなり、6~48時間の後に最もひどくなる事が多いでからご注意ください。

 

・サンバーンをお越したお肌のお手入れは?

 

最初は冷やす以外は何もしない事です。サンバーンの場合は状態によって対応がどんどん変わります。氷・保冷剤・濡らしたタオルなどを湿布して、一刻も早くひたすら冷やし続ける事が大切です。

 

3~5日程度で赤みは引いてきますが、焼けた肌を早く化粧品で回復させようと焦るのも禁物です。肌はかなりデリケートな状態になっていますから、禁止事項は化粧水などの念入りなパッティング、刺激の強い美白化粧品、美肌成分がたっぷり入ったシート状マスク、使用感の重たいクリーム、肌をこするマッサージ。これらの類はサンバーンを起こした後の肌には刺激が強すぎるので、控える方がお勧めです。

 

日焼け後の肌は健康な肌の人でも敏感肌・乾燥肌に近づく傾向ですから、肌に負担にならないような敏感肌用の化粧品を選び、マイルドな洗浄と保湿のみに着目します。本数を多く使うのではなく、量を倍使用するつもりで使用回数を増やして使ってください。コツは押さえ込むように使用し、重ねづけするのも効果的です。

 

 

 

【photo by josei-bigaku.jp】

 

知らぬ間に露出している部分が浅黒く…。その日焼け、サンタンです。

サンタンは紫外線UV-Aがじわじわとメラノサイトに働きかけ、メラニン色素の生成を促すします。

 

この紫外線、生活紫外線とも呼ばれていて、洗濯物を干したりお買い物に出かけたり、短い時間浴びるだけだからと油断をしやすい紫外線です。年中ほぼ照射量が変わらないのが問題点で、冬場にも気を使わないといけない紫外線です。

 

じわじわ浴び続けることで浅黒くくすんだり、肌が乾燥しやすくなる原因の紫外線です。UV-Aで日焼けをすると痛みや炎症を起こすことはないのですが、不感知で肌の奥底まで到達して肌繊維にダメージを与えますから、シワ、タルミなど老化を促進する日焼けです。

 

 

・サンタンを起こした肌のお手入れは?

 

日焼けした肌は表面のバリア機能が低下し、デリケートで乾燥しやすい状態です。低刺激の化粧品を選び、肌になじませるように力を入れないように保湿する事が大切です。サンバーンの時と同じく、力を入れすぎるお手入れは避け、肌状態が落ち着いてから美白化粧品などを徐々に使うようにしましょう。パックやマッサージといった負担のかかるお手入れはお勧めできません。

 

 

 

【photo by www.mayu-strawberry.com】

 

日焼けの回復には体の中からもケアしましょう。

紫外線を浴びると体表に大量の活性酸素が発生します。ニキビや敏感肌、アトピー性皮膚炎がが悪化するのは、活性酸素も大きな原因になります。また活性酸素が発生するとメラニンを作るメラノサイトも活発に働きます。

 

・抗酸化作用のあるビタミンA

・肌の回復を助けるビタミンC

 

意識的に摂取するようにすると体の内部から日焼けの回復を助けることができます。

 

秋に乾燥して黒く疲れた肌にならないためにも、日焼けをしたら適切な対応が必要です。焼けない努力をする事も大切ですが、もし焼けてしまったら?焼け方に応じて素早い対応をして肌の回復を助けてあげましょう。

 

 

 

 

 

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