大人になって出来るニキビの情報、あれこれ

肌荒れ・ニキビ

 

 

学生時代とは少し違うニキビ、これってなぁに?

ニキビは思春期の学生時代にできるものって思っていたのに、20歳を過ぎてからニキビに悩む方が急増しています。

 

肌は脂っぽい肌というわけではなくてどちらかというと乾燥肌で、ニキビは白くプツプツした小さなもの、炎症を起こしたもの、痒みや痛みでムズムズしたり、その症状は様々です。思春期の頃に出来たニキビ跡が褐色のシミになって悩んでいる所に、ちょっと今までと様子の違うニキビ。これって何??

 

その答え、「大人ニキビ」です。

 

大人ニキビは顎先・フェイスラインなどのUゾーンに出来やすく、一度できると治りにくいデメリットがあります。もし治ったとしても、思春期ニキビに比べて、年齢と共に低下する新陳代謝が原因で、跡が残りやすいという難点があります。

 

 

 

【photo by www.bikenmaster.jp】

 

大人ニキビができる原因って?

大人ニキビは思春期ニキビとは異なり、生活習慣が原因で起こるという説が有力です。

 

大人になるとすることも増え、生活が不規則になり睡眠不足やストレスが増えます。偏った食事が増えたり、飲酒や喫煙量が増えたりと、悪循環を自分で作り出してしまいます。体の不調を訴えるサインとも言われますが、大人ニキビができている貴女、心当たりはありませんか?

 

女性の場合は、生理やそれに合わせたホルモンバランスの乱れ等も関係してきます。スキンケア不足や劣化したメイク製品が毛穴に残ったり、乾燥して剥がれた角片が毛穴に詰まると、どんどん大人ニキビが出来やすくなります。

 

 

【photo by www.nikibiato-kesu-keshousui.com】

 

 

ニキビが悪化していく順番、きちんと把握しておきましょう。

ニキビは最初から赤く腫れ上がった大きなニキビが出来るわけではありません。

 

ニキビは悪化していく順番がありますからきちんと把握しておきましょう。最初はラードのような小さな塊が皮脂が毛穴の中に詰まります。これを初期ニキビで「白ニキビ」と呼びます。

 

白ニキビがちょっと悪化すると「黒ニキビ」と呼びます。これは白ニキビに空気が触れて、皮脂が酸化して黒くなるなるのでこう呼びます。白ニキビも黒ニキビも初期の段階で、この状態なら跡形をほぼ残さずに回復させることができます。

 

これ以降の状態って、毛穴が開いたり凹凸が目立ったりする「赤ニキビ」に変身します白ニキビや黒ニキビにアクネ菌が増殖する事で炎症を起こして赤ニキビになります。

 

赤ニキビがもっと悪化すると膿を持ち「黄ニキビ」になります。血管のある肌の深い部分にまで到達するので、潰すと出血したり濃い膿が出たりします。このために赤ニキビよりももっと大きなクレーターが残ってしまいますから早めの対応が大切です。

 

 

【photo by nikibi-naotta.net】

 

 

大人ニキビやニキビ跡に、上手にアプローチするには?

毎日のスキンケアで、健康な肌細胞を育てていく事が大切です。

 

肌サイクルが乱れると、健康で美しい元気な肌細胞を生み出せません。まずは清潔な肌を保つために、朝晩マイルドな洗顔料で汚れを落とすように心がけましょう。ポイントはさっぱりしすぎない洗顔料を選んで優しく丁寧に洗う事。そして洗い流しをしつこい程行うことです。

 

洗浄料によっては合成界面活性剤が配合されていて、毛穴に残るとこれが大人ニキビの原因になりかねません。洗顔をすると、不感知で分泌される汗と皮脂が混ざって出来る「皮脂膜」がなくなります。皮脂膜は天然の保護膜で、肌の内部を守る大切な役目をしています。一刻も早く質の良い皮脂膜を形成するために、洗顔後には適切なスキンケアを行いましょう。

 

スキンケアのポイントは、肌を柔らかくして肌表面の角質層の深い部分まで栄養が行き届くようにする事です。角質層がゴワゴワしていると、肌は綺麗に生まれ変わることができないのです。スキンケア製品は軽いものから使うと吸収されやすいので、化粧水⇒美容液⇒乳液(保湿液)の順番で使いましょう。力を入れすぎず、丁寧に優しくゆっくりとケアすることも大切です。

 

大人ニキビの回復には時間がかかりますが、潤いバランスのよい肌状態を維持すれば徐々に改善していけます。生活環境にも気を配り、一刻も早く大人ニキビを改善するために努力をしていましょう。

 

【photo by untiens.shop-pro.jp】

 

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