日焼け止めを使わない日焼け対策8つ

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日焼け止めクリームは、紫外線吸収剤が入っていて紫外線を吸収し、皮膚への浸透を防ぐ働きをしてくれてはいるのです。この時の化学変化が肌を刺激し、肌がかぶれたりすることもあります。最近では紫紫外線吸収剤が、肌に触れないように開発とした商品も作られていますし、石鹸洗いで済むケースもあります。UV効果があるものほど、オイルが酸化しやすいとかでしみになったするケースもあるようです。特に、厄介なのは日焼け止めの上からメイクをしている場合。二時間おきに塗りなおすのは大変です。他に紫外線を防衛できる対策はないものでしょうか。今回は、日焼け止めクリームを塗らない日焼けどめ対策を考えてみました。



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【1】外出は紫外線の多い時間帯10:00~14:00を避ける

お日様の光はずっと有効だと信じられてきました。けれど、昨今の日差しはオゾンホールがあり紫外線がブロックされませんので、紫外線予防は、可能な限りしなくてはなりません。オーストラリアでは、子供さんは、この時間帯は絶対外出禁止。やむを得ず出なければならない時は、重装備をして出かけます。帽子、マスク、UVカットサングラス、無論長袖のシャツを着せます。この詳細は後で述べますが、とりあえず、この位重装備をする位の危険度があるということだけ、最初におさえておいてくださいね。この危険な紫外線を浴びると、将来、皮膚ガンになる可能性があるということ。また、もう一つ、怖いのは白内障などの眼病になるということがあります。そういうわけで、出來得るかぎり紫外線は浴びないほうが良いのです。特に、10:00~14:00は、一番紫外線が強い時間帯と言われています。夏、できる限りこの時間の外出は避けましょう。


【2】アメージングオーガニックファンデーション・「アムリターラ」を塗る

「アムリターラ」は、オーガニックのホホバオイルやアロエベラエキスを配合した、ナチュラル素材で作ったパウダリーファンデーションです。パウダーが小さくなるほど体内に吸い込んでしまい紫外線防止力が上がるのが通常ですが、「アムリターラ」は、ナノ粒子不使用でSPF13を達成しています。さらに、二酸化チタンを配合をしたタイプと、不使用のタイプの2種類を選択可能なことが画期的なのです。

二酸化チタンは、微弱な活性酸素を発生させると言われ、できれば避けたほうがいいと言う専門家もいる成分ですが、それをカットしました。すなわち、二酸化チタンフリーの全くのオーガニック製品なのです。このミネラルを使用しないと、SPF値が下がり、かつ白さが出しにくいという欠点もありながら、あえてフリーの製品も提供しています。日焼け止めや通常のファンデーションを使用できない敏感肌の方への朗報となるでしょう。 
 
・ノンチタンタイプの原料


マイカ、シリカ、酸化亜鉛、ホホバ種子油、ステアリン酸Mg、アロエベラ葉エキス、サンゴ末、ヤシ油、ステアリン酸、トコフェロール、ダイズ油、酸化鉄

チタンタイプの方は、この成分に二酸化チタンが一つ加わるだけです。ノンチタンの成分は、すべて天然由来のもので、肌に刺激のある成分を除去するため溶剤にもこだわってエキスを作っています。それであるからこそ、敏感肌の方の使用にも耐えられるという製品で、かつ、UVカット効果も高い製品というわけです。

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【3】化粧下地クリームにベビーパウダーをはたくUVカット

ここでは、日焼け止めクリームを使わない対策を考えることにテーマを絞っていますので、UVカット日焼け止めクリームは除外します。とは言っても、お肌にまったく何もつけないのは、とても危険なことです。夏の外出では、もはや危険物と化した紫外線の刺激をもろに受けてしまうからです。そのかわりとして、お肌にやさしいベビーパウダーを使いましょう。ベビーパウダーですと、添加物もありませんから、肌のデリケートな方でも大丈夫です。これだけでは、紫外線を通してしまいますから、UV効果のある下地クリームを塗ることをお勧めします。その上からベビーパウダーをはたきましょう。

化粧下地は、お肌への負担はファンデーションよりも少ないので肌の弱い方に向きます。もし、顔のくすみなどが気になる方は、色付きの下地も使ういます。そして、化粧下地を塗ったら、最後にベビーパウダーなどで押さえます。ベビー場ウダーは制汗剤の代用にもなります。ここでもお肌への負担を極力抑えるために、合成ポリマーフリーのパウダーを使用するのをおすすめします。また、短時間でメークができるのもメリットでしょう。お肌の丈夫な方は、ファンデーション+ぺビーパウダーでも結構です。

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【4】UVカット傘を差して日陰をつくる

UVカット性の日傘というのは、UVカット加工されたものを言い、紫外線反射や紫外線吸収剤が生地に練りこまれています。UVカット日傘にも、いろいろ種類があり、価格も安価なものから数万円するものまで幅があります。また、形態についても、ロング、ショート、折りたたみとニーズに合わせて選ぶことができます。色は近頃は、濃い目の色がいいとされ、黒とか紺てとかの日傘が多いのですが、内側を明るい色にする外と内で異なる色使いをするメーカーも出てきました。やはり、顔まわりは明るい色の方が、きれいに見えますものね。

・遮光率とは?

そのuvカット率ですが、日本洋傘振興協議会の基準によると、遮光率が99.00%以上のものを遮光傘と呼ぶ事が出来るそうで、99.99%以上にもなると、1級遮光傘と呼ばれています。こうした製品を購入すれば、いいわけなのですね。価格の差は、生地の厚さ等と関係していているようです。

・遮熱性とは?

もう一つ問題は、遮熱性があるかどうかということです。紫外線を吸収するという事は、傘の生地は当然熱くなるというわけですが、こうなると熱中症にかかるリスクも生じます。ですから、若干価格は上がりますが、この遮熱性のあるUVカット日傘を選びたいものですね。

一般的にUVカットの日傘の寿命は3~5年と言われます。それは、加工素材の劣化や色焼けなどで、UVカット率が落ちてくるからです。余り劣化したUV日傘では、紫外線対策効果がありませんので、そういう場合は買い換えることも必要でしょう。

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【5】UVカットの帽子で顔全体を覆うマスクをする

UVカットの帽子は、100%UVカットのツバが大振りのものから、サンバイザー的に顔全体を覆うようなものまで出ています。洗濯が楽そうな綿麻素材のもの、ポリエステル混紡のものも多く販売されています。また、首の後ろにひだがたれるようになっていて首筋を隠すように工夫されているもの、ツバを下向きにして日差しをガードしたりするアイディア商品も紹介されています。総じて、UVカット帽は折りたたみできて携帯するのに便利なようになっています。なお、UVケアについては、よくチェックしないと、カット率がまちまちなので、よくその辺をチェックして商品を選びましょう。素材が麦わら素材のストローハットにも、UV対応のものもあります。


【6】UVカットサングラスをつける

屋外に出るときは紫外線に備え、サングラスを着用します。日常生活で多少の紫外線を浴びる分には、そう問題はないのですが、ただ長時間、強い紫外線を浴びると、白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という病気を引き起こす可能性があります。アウトドアでのレジャーや畑仕事などをする時は、強い紫外線に晒されますので、やはり、UVカット付きのサングラスを着用した方がいいでしょう。

これで、眼への紫外線を9割方カットすることが可能です。けれど、眼に入る紫外線は、正面方向からだけの光ではなく、上下、後や横からの光も眼に入ってきますので、顔の骨格に合わないめがねでは十分な紫外線防御効果は難しいでしょう。顔にフィットした、ある程度の大きさを持つメガネをかけた方がいいでしょう。

・紫外線透過率とは?


紫外線カットのサングラスには、「紫外線透過率」というものが具体的に数字で表示されています。これはそのレンズが紫外線をどれ位通すかという数字ですから、低くなる程、レンズの性能が高いということになります。

・紫外線カット率とは?


紫外線カット率については、この反対です。サングラスにこのカット率が表示されているケースでは、数値が高い方が、紫外線をカットする率が高いということになります。このあたりを間違えないで選択してくださいね。紫外線カットのサングラスを選ぶときには、色ではなく「紫外線透過率」を確認して選択し、通販などで購入するより、メガネショップで、様々なサングラスを試して購入した方が間違えがないでしょう。

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【7】UVカットの上着を着よう!

UVカット上着は、綿混紡素材のジャケットから、ポリエステル素材のちょっとはおるためのカーディガンなどバライティに富んだアイテムを見つけられます。パーカーなどで持っていても便利。UV対応になっていて、防風対策にも兼用でき携帯対応になっているのも重宝そうです。多機能でハンディなものが、お勧めです。


【8】顔に顔カバー! アームカバーも便利

庭仕事などに使用するUVネック&顔カバーというものも販売されています。いわば、アイディア商品ですね。ノーズカバーがついているので、息苦しくならないし、空間がとってあるので口紅がつかないそう。ひもで耳からかけて使います。フェイスカバーなら他にもいろいろ通販などで販売されています。あと、首には汗とめも兼ねて、綿素材のスカーフとかマフラーも日ざし除けにいいでしょう。涼感素材でできているアームカバーも手先のカバーに有効です。UV率も90%以上という達成率です。ちょっとしたファッションのアクセントにもなり、紫外線カバーにもなります。色もデザインも豊富です。冷房対策にも兼用できそうですね。

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終わりに

いかがでしたか? 夏の紫外線対策…日焼け止めクリームを使用しない対策として、さまざまな日焼け止めグッズを紹介してきました。こうしたグッズは、年々進化してくるようです。オゾンホールができてしまっている以上、日焼けは、単にシミとか皴ができるという次元の問題ではありません。皮膚ガンの元になったり、目では晩発性の白内障になったりします。その原因の多くは長時間の日焼けに由来しているらしいので油断禁物です。できるだけ、炎天下の日差しの外出を避け、それでも出かけなければならないのなら、万全な紫外線防御を…。これ、夏のお出かけのキーワードにしてくださいね。

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