決められない女になってない?

ライフスタイル ライター:

「お昼何にする?」こうした何気ない選択であっても、「うーん」と悩み、なかなか決められない人がいます。

一方、「イタリアン。そう。○○のお店のパスタがいいなぁ」と、自分の希望をすらりと言葉にできる人もいます。

一体何が違うのでしょう?

「その店はいやだな」「和食が食べたい」

本音を言葉や態度に示すこと。けれども「これって私の我儘では?」「他の人はどうなんだろう」

そんな考えがチラリと頭を過ぎると、途端、決められなくなってしまうという人もいますね。

または、「私の意見なんて・・・」と自信のなさが優柔不断な態度につながってしまう場合もあるでしょう。

今回は、そうした「決められない女」になってしまいがちなケースについてお話してみますね。

 

 

 【photo by flickr】

 

『占いなんか気にしないで、自分の信じた道を進んだのがよかったんだね。』

(出典:ドラえもん)

 

 

 

かの有名な、ドラえもんが、こう言っています。

 

 

 

信じた道を進む。

 

そう。

「これ!」と心から信じられるものがあると、人は強くなれるものです。

逆をいえば、「これ!」というモノに出会えないと、そうした強い信念は持てないのかもしれません。

 

この「信じる」につながる部分でもあり、「自分の強さ」に影響してくる部分でもある、

『決断力』 について、お話してみますね。

 

 

■「俺と仕事のどっちを取るんだ?」

 

これまで生きてきた中で、色々と「決断する場面」に出くわしてきました。

 

 

幼い頃を思い出せば、こんなことから始まります。

 

「○○ちゃんはパパのほうが好きだよね?」と、パパに誘導されたり。

「今夜はカレーがいい?それともハンバーグ?」と、ママに尋ねられたり。

 

もう少し成長した思春期の頃には、こんなこともありました。

 

「私立の高校か、公立の高校、どっちに進みたいの?」と、両親・先生に揃って尋問されたり。

 

いよいよ大人の世界に足を踏み入れると、

 

「俺と仕事、どっちをとるんだ?」と、彼に詰問されたり。

「仕事と育児、どっちが大切?」と、自問自答したり。

 

 

 

 

冒頭でもお話しましたが、「信じるモノ」があれば、迷ったりしません。

ただ、何かを決めるとなると、葛藤もあるのです。

それが、「ランチや夕食」レベルではなく、「まだ見ぬ将来」を見据えた決断であれば、尚更です。

 

「どっちがいいのか」「どっちも大事」

 

そんな葛藤の中、「決断」するということは、すごくエネルギーが必要ですね。

 

例えば、

社会人になったあなたに、彼が「俺と仕事のどっちをとるんだ?」と聞いてきたとしましょう。

「そりゃ、あなたのことも好きだけど、生活させてくれているのは仕事だし」

「かと言って、仕事を取れば、別れようとか言い出しそうだし」

「彼がいないと寂しいのはわかってるもん」

「だけど、じゃぁ、あなたが一番って、そう言えるほど好きなのかしら?」

 

「この先、もっといい男性に出会うかも」

 

 

「彼」も「仕事」も大切。

 

それはわかっているのですが、もしも、あなた(もしくは彼)が、仕事で転勤ということになったら?

それこそ、「俺か仕事か」という決断を迫られる可能性もあるってことです。

 

 

あぁ、悶々としますね・・・。

 

 

転勤となれば、「離れるか」「離れないか」という決断があるわけです。

 

その際の「決断力」。

 

「そんなの簡単には決められない、もう少し待ってよ!」と、声をあげたい気持ちにもなるでしょう。

ですが、中には、ものすごいスピードで物事を決断していく人がいます。

「わかったわ。今の私には仕事が大切。仕事を優先させたいの」

その一言を口にすることで、堰を切ったようにどんどん物事が動いていく。そんな人がいます。

「え?いいの?そんなに簡単に決めちゃって」

こっちが心配になってしまうほどの、決断力です。

 

 

 

実は、この「決断力」には、とある秘訣が隠されているのです。

 

 

■やりなおせる。 

 

これがキーワード。

 

 

「やりなおしがきく」という言葉は、すごく心を軽くしてくれるのです。

 

色々考え過ぎちゃって、なかなか前に進めない。

「こうしたい」という希望は持っていても、決めてしまうことが怖くて進めない。

 

そうした性格のあなたには、「やりなおし、できるのよ」この言葉を贈りたい!

 

 

 

 

 

迷う時、頭の片隅でこんなことを考えていませんか?

 

 

「一回決めたら、なかなか変えられない」

 

「決めたことは変えちゃいけない」

 

 

責任感があって、真面目な人ほどそうかもしれません。

だからこそ、決めたあと、失敗した時のことが怖いのです。

 

「あぁ、あの選択は失敗だったな」

 

そう思っても、「変えてはならない」と思いこんでしまっていれば、失敗を取り戻すことができないわけです。

 

「失敗したらどうしよう」

「うまくいかなかったらどうしよう」

 

そこが不安でたまらなくなると、一歩が踏み出せない場合もあるでしょう。

 

 

 

けれど。

実際のところはどうか、と言えば。

 

100%ととは言いませんが、だいたいのところ、「やりなおし」ができるようになっているのです。

 

 

 

「大丈夫。やりなおせるもの」

 

 

この言葉は、心に余裕を与えてくれます。

大人になるにつれて、いつしか余裕をなくしてしまったあなたの心に、

僅かでも余裕(スペース)がうまれると、きっと少しだけラクになれますね。

 

■私の欲しいものは何?

 

「決断のプロ」のような方々のお話をお聞きしていて、感じた共通点があります。

それは、「決断するときの基準がある」ということです。

 

 

ことあるごとに、「決断する」のは、「私自身」ですね。

つまり、

「私」を大切にするということ。

言い換えれば、「今、私に大切なことは何?」「今、私は何を欲しがってるの?」

 

そこを基準にすることがコツなのです。

 

 

 

 

 

ね?ドラえもんが言っているように、

 

『占いなんか気にしないで、自分の信じた道を進んでごらん』

 

 

ブレない基準を持って、自分を信じて。

そうすると、迷ったとしても決断できるし。

 

決断が間違っていたとしても、ちゃんと軌道修正(やりなおし)もできるはず。

 

 

 

だって、それがあなたの「信じた道」だから。

 

 

この記事を書いた人

三橋 久美

三橋 久美

バツイチ、再婚組。子育てしながらカウンセリングに励む日々。専門は、人間関係(家族、恋人、同僚、友人)改善。趣味は恋愛小説を書く事。

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