除毛クリームは体に悪い?有効成分や皮膚への影響を解説!

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クリームを塗って一定時間放置するだけでツルすべ肌が手に入る除毛クリーム。身近なドラッグストアで購入できて、しかも1,000円以下の商品もあり安価なので誰でも手軽に使用できるのが魅力です。

その一方で、除毛クリームは薬剤によって毛を溶かすことで除毛する仕組みであるために、
「除毛クリームって肌が荒れるんじゃないの?」
「除毛クリームで毛だけじゃなくて皮膚も溶けたりしない?」
「除毛クリームを使うメリット・デメリットは?」
といった疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。

実は除毛クリームは使い方を間違えると肌荒れを引き起こしてしまう恐れがあります。また、薬剤を肌に塗っているため、敏感肌の人など使用をおすすめできない人もいます。

そこで今回は、除毛クリームに含まれる成分や、除毛クリームを使用することによるメリット・デメリットについて解説します。

この記事を読むと、
・除毛クリームを使って肌が荒れてしまった人のリアルな事例
・除毛クリームを使うべきではない人
・除毛クリームのメリット・デメリット
がわかり、除毛クリームに対して抱いていた疑問が解決され、自分に合った除毛方法が見つかる手がかりになります。

除毛クリームを使ってみたいけど、肌に合うかどうか心配な人は、除毛クリームを実際に使用して肌荒れを引き起こしてしまった人の事例も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてくださいね!

除毛クリームは体に悪い?メリット&デメリットを解説


除毛クリームは、薬剤で毛のタンパク質を溶かすことで除毛する仕組みです。

除毛クリームの使い方は至って簡単。
①付属のヘラやスポンジなどを使用し、除毛したい部分の毛が隠れるくらい(1mm〜3mm程度)の厚さにクリームをのせます。
②一定時間放置します。
③シャワーでクリームを流します。この時、クリームと共にムダ毛も一緒に流れていきます。
④ツルすべ肌の完成!

こんなに簡単で便利な除毛クリームですが、メリットとデメリットにはどのようなものがある下記になりますよね。ここでは、除毛クリームを使用することによるメリットとデメリットを解説していきます。

除毛クリームのメリット


除毛クリームを使用することのメリットは以下の4つです。
①手軽にすぐムダ毛ケアができる
②安価である
③細かいところもケアしやすい
④次に生えてくる毛がチクチクしにくい

1つずつ解説していきます。

①手軽にすぐムダ毛ケアができる
除毛クリームは自宅で思い立ったらすぐに除毛ケアができるのが魅力です。脱毛サロンの予約を取ったり、他の予定を気にする必要はありません。自分のタイミングでサッとムダ毛ケアをしたい人にはおすすめのアイテムと言えます。

②安価である
除毛クリームは町のドラッグストアをはじめ、ドン・キホーテや東急ハンズ、ロフト、百貨店、さらには大きめのスーパーやホームセンターなどで販売されています。価格も1,000円以下のものもあり、ムダ毛ケアにあまりお金をかけられない人でも手軽に購入できるのが嬉しいポイントです。

③細かいところもケアしやすい
除毛クリームは除毛したい部分に硬めのテクスチャーのクリームを塗って放置するだけなので、見えづらい場所でも簡単に除毛できます。
カミソリやシェーバーだと、見えづらい場所を処理する際に間違って皮膚を傷つけてしまったということが起こりがちですが、除毛クリームを使えばそんな心配はいらないのです。

④次に生えてくる毛がチクチクしにくい
カミソリでムダ毛処理をすると、毛の断面が真っ直ぐにカットされてしまうことにより、次に生えてくる毛がチクチクしてかゆみなどの不快感を伴います。除毛クリームを使うと、毛の断面が丸く処理されるため、次に生えてくる毛がチクチクしづらく、かゆみなどの不快感を感じにくいのです。

除毛クリームのデメリット


除毛クリームを使うことによるデメリットは以下の4つです。
①脱毛効果はない
②一度にたくさんの量を使用する
③薬剤を使用するため、肌荒れを引き起こす恐れがある
④顔やデリケートゾーン(VIO)には使用できない

では1つずつ解説していきます。

①脱毛効果はない
除毛クリームは、肌に表面に出ている毛を溶かして除毛します。よって毛を生やす役割を持つ毛根の組織までは届かないため、サロンなどのような脱毛効果はなく、カミソリやシェーバーで自己処理した時と同様に数日でまた生えてきます。
友達と旅行に行く間だけ自己処理なしでツルすべ肌をキープしたい!という人にはおすすめです。

また、除毛クリームは剃刀で自己処理したときと違い、残った毛の毛先が丸く処理されるため、次に生えてきたときにチクチクしづらいのが特徴です。

②一度にたくさんの量を使用する
除毛クリームは、除毛したい部分に1mm〜3mm程度の厚さにクリームを塗ります。よって、足も腕も除毛したいという人や、男性の毛が太く毛量が多い人などは、一度で除毛クリーム1本を使い切ってしまったり、1本では足りないという人もいます。

除毛クリームは安価なものだと1,000円以下で購入でき、さらにはオンラインストアなどでは大容量の商品も販売されています。足りないかも…と思ったら今後使い続けることも考えて多めに購入しておくのも良いでしょう。

③薬剤を使用するため、肌荒れを引き起こす恐れがある
除毛クリームの成分には「チオグリコール酸」が含まれています。これは毛の主成分であるタンパク質を溶かす役割を持っており、この働きによって除毛できるのです。
一方で、私たち人間の皮膚もタンパク質でできているため、除毛クリームを使用することで少なからず皮膚にもダメージが加わります。
特に敏感肌の人や乾燥肌の人などは、除毛クリームを使用することで肌がヒリヒリしたり赤くなったりひどい時は肌荒れを引き起こす恐れがあります。

除毛クリームには敏感肌用の商品も多く販売されていますが、除毛クリームを使用する前に必ずパッチテストを行うようにしましょう。
パッチテストのやり方は、除毛クリームを肌に少しだけのせて一定時間放置します。その後洗い流して赤みなどがなければ大丈夫です。

④顔やデリケートゾーン(VIO)には使用できない
市販の除毛クリームは顔やVIOには使用できません。これは除毛クリームがタンパク質を溶かして除毛する仕組みであるためです。顔やVIOは人間の体の中でも特に皮膚が薄くデリケートな部分であるため、肌荒れを引き起こす恐れがあります。
除毛クリームを使用する際は、使用できる範囲をしっかりと確認しましょう。

除毛クリームは体に悪い?肌に合わない人もいることを知っておこう!


ここまで、除毛クリームを使用することのメリット・デメリットを解説してきました。
SNSやネット上では、実際に除毛クリームを使用して肌荒れを引き起こしてしまった人の事例を見ることができます。
敏感肌の人や除毛クリームを使ってみたいと考えている人は参考にしてみてください。

除毛クリームで肌荒れを起こしてしまった人

『腕や足に痒みと赤みが出てしまって個人的には合わなかったです、、敏感肌の人の中でも特に肌が弱いと思う方は使わない方がいいと思います。』(引用:@cosme
『指や手の甲は問題なく使用できましたが敏感肌の私が腕に使用したところ合わなかったようで痒みとピリピリが。。洗い流すと腕がぼこぼこと腫れ上がっていました↓』(引用:@cosme
『肌が弱い私でも大丈夫かなぁと思いながら使用しましたが・・・最短の5分を放置している間に、肌が赤くなってきました。肌が弱い方は除毛クリームタイプは使用しない方が良いかもしれません。』(引用:@cosme

敏感肌に人用に刺激成分を控えている商品であっても肌荒れをしてしまった人の声も多くみられました。敏感肌の人はパッチテストは必須です!また、除毛クリームを使った後は保湿をしっかりと行いましょう。

除毛クリームを使って肌荒れを起こし、ブツブツができてしまった人

『かなり乾燥するし肌があまり強くないからか蕁麻疹ができちゃってヒリヒリするしかゆいしで、保湿効果のあるかゆみ止めを塗って対処しました。』(引用:@cosme
『かぶれたところは毛穴がボコボコとふくらみ痒みが酷くとても辛かった。』(引用:Amazon
『乾燥肌、敏感肌の私には刺激が強すぎて塗って5分でピリピリし始めてすぐに洗い流しても
赤くなりブツブツしてしまいました。痒みも強いです。』(引用:Amazon

除毛クリーム使用中にヒリつきやかゆみなどの違和感を感じたら、すぐに使用を中止して洗い流しましょう。赤みを帯びていたりヒリつき、かゆみを伴う部分を冷やしたり、保湿をして様子を見ましょう。ひどい症状の人や症状が長引く場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

除毛クリームを使って皮膚が溶けた人

『赤みとかゆみ、ポツポツが出てしまいました。肌の異常はその場では一旦収まったようにみえましたが、翌日再び赤みとかゆみが出て、所々毛穴が溶けた様な傷も出来てしまい、しばらく恥ずかしかったです。』(引用:@cosme


除毛クリームは有効成分にタンパク質を溶かす成分が配合されています。除毛したい部分の肌にムダ毛が隠れるくらいの厚さで塗るため、同じタンパク質でできている皮膚にも少なからずダメージはあります。皮膚が溶けてしまうとヒリつきを感じたり、毛を洗い流す際にスポンジなどを使用することによる摩擦で痛みを感じたりします。
・除毛クリームを使う前にパッチテストが必須であること
・除毛クリームは定められた放置時間をしっかり守ること
・洗い流す際は強く擦らないこと
・除毛クリーム使用後はしっかりと保湿をすること
を頭に入れておきましょう。

【除毛クリームは体に悪い?成分や体に与える影響を解説!】まとめ

今回は、手軽に除毛できるアイテムとして人気の除毛クリームについて、除毛クリームを使用することのメリット・デメリットや、除毛クリームを使用して肌荒れを引き起こしてしまった人の実際の事例についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。最後にもう一度まとめていきましょう。

【除毛クリームのメリット】
①手軽にすぐムダ毛ケアができる→自宅で好きなタイミングでできる!
②安価である→ドレアッグストアで1,000円以下〜購入できる!
③細かいところもケアしやすい→垂れにくい硬めのクリームで見えづらいところもスッキリ!
④次に生えてくる毛がチクチクしにくい→毛先が丸く処理されるため生えてきた時にかゆみを感じにくい。

【除毛クリームのデメリット】
①脱毛効果はない→カミソリやシェーバーで自己処理したのと同じ程度の除毛効果。
②一度にたくさんの量を使用する→毛量が多い人は一本では足りないかも…。
③薬剤を使用するため、肌荒れを引き起こす恐れがある→たんぱく質を溶かす「チオグリコール酸」が配合されているため、毛だけでなく肌にもダメージがある。
④顔やデリケートゾーン(VIO)には使用できない→顔やVIOは皮膚が薄くかなりデリケートな部分であるため使用すると肌荒れを引き起こしてしまう。

ネットやSNSでは、実際に除毛クリームを使用したことで肌の赤みやヒリつき、かゆみ、ブツブツなどの肌荒れを引き起こしてしまった人のリアルな声が見られます。ひどい症状の人は毛穴が溶けたように開いたりただれてしまった人も。敏感肌人向けに優しい成分で作られた商品もありますが、除毛クリームを使用する前には必ずパッチテストを行うようにしましょう。
そして、肌に違和感を感じたらすぐに使用を中止して洗い流し、患部を冷やしたり保湿するなどして対処しましょう。
症状がひどかったり長引いている場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

除毛クリームは肌に合えばとても便利なアイテムですが、合わない人には肌へのダメージが少ないシェーバーを使ってみるのも良いですね。
この記事が、除毛クリームが肌に与える影響を知りたい人、除毛クリームのメリット・デメリットを知りたい人の役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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