豆乳イソフラボン乳液がニキビの元?ニキビ予防の推しアイテムとは

スキンケア・美容法 ライター:

近年「プチプラなのに保湿力が抜群!」「コスパ最強」と、大人気「なめらか本舗 豆乳イソフラボンシリーズ」。その人気の高さは言うまでもないだろう。その中でも今回は【ニキビケア】にスポットを当てて、その効果をご紹介していく。ニキビと言えば中高生の頃を思い出す人も多いと思うが、実際はハタチをすぎてもニキビに悩まされている人は少なくない。しかし、ニキビケアのコスメはなにせ高いのだ。高いということは継続して使い続けることが難しいということ。よってニキビができやすい人の多くはニキビケア難民となっている。そんな人たちに向けて、今回はニキビケアの話に重きを置きつつ豆乳イソフラボン乳液の効果についてもお伝えしたいと思う。ニキビに悩むたくさんの人に届くことを願っている。

豆乳イソフラボン乳液でニキビができる?

それではまず最初に、ニキビができる仕組みから復習しておこう。そのメカニズムを知っておくことでスキンケア以外にもニキビケアで気をつけるべき点が浮き彫りになってくる。敵(ニキビ)を倒すには、まず敵を知ることからだ。

ニキビができるのはなぜ?


ではシンプルに、ニキビってなぜできるの?という話からしていこう。通常、皮脂というのは毛穴から汗とともに流れ出ていくことになっているが、肌に柔軟さがなくガチガチ、皮膚がきちんと生まれ変わっていない状態(ターンオーバーできていない)だと毛穴は塞がれ、出ていくはずの皮脂は毛穴の中に詰まってしまうのだ。するとその皮脂をエサとする「アクネ菌」は大喜び。過剰に増えた上で、炎症を起こす。これがニキビという訳なのだ。

よって、まず出来ることとしては肌のターンオーバーを整えるということ。ここがスタートである。肌のターンオーバーには、①栄養素の補給、②紫外線ケア、③スキンケアという3つの要素が必要となる。栄養素としてはビタミンB群(レバー、鰻、納豆、乳製品等)を多く含む食品を摂取することが良いとされている。紫外線ケアについては春夏だけではなく、秋冬もケアを怠らないことが大切である。そして、スキンケアも重要。乾燥した肌は古い角質が肌の表面に止まり、ターンオーバーを阻止してしまう。その結果、肌はカサつき・ごわつき、そしてニキビが増えるという最悪のルーティンを産んでしまう。よって、ニキビを断つにはまずターンオーバーを整えることが重要と言えるだろう。


豆乳イソフラボン乳液で「ニキビ増える」は本当?

豆乳イソフラボン乳液は保湿力が高く、ニキビケアに適していると言えそうだ。しかし中には「豆乳イソフラボンを使いはじめたらニキビが増える」という口コミを見かけたりもする。ニキビケアに良いのか?ニキビが増えるのか?実際はどうなのだろう。考えられる原因は以下である。

▷「グリセリン」のせい?
豆乳イソフラボン乳液には「グリセリン」が入っている。これが保湿力のもとであり、豆乳イソフラボン乳液にも欠かせない成分なのであろう。しかし、グリセリンはアクネ菌のエサなのである。肌が元気な時であれば影響はないが、肌が弱っているときはアクネ菌の増殖を引き起こしニキビができやすくなる可能性がある。


▷「脂性肌」の人は要注意?
豆乳イソフラボン乳液は保湿力がとても高いため、脂性肌の人や、皮脂のバランスが崩れているときに使用するとニキビができやすいと言われている。脂性肌の人はもともと肌がオイリーなのに加えて、豆乳イソフラボンに配合されているグリセリンの保湿力が加わると毛穴詰まりを引き起こす可能性がある。その結果、前述したとおり詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖しニキビになってしまうのである。


よって、ニキビが増えるのは「豆乳イソフラボン乳液が原因」というよりは肌のコンディションだったり、元々の肌体質からくるものが原因だったりするのだ。保湿というのはやればやるほど良いというものではない、ということがお分かりいただけたと思う。


豆乳イソフラボン乳液 ニキビ予防とニキビ跡への効果

ここまでの説明からいくと、豆乳イソフラボン乳液はニキビと紙一重という印象が強まってしまったと思う。そこでここからは、「豆乳イソフラボン乳液にニキビ予防の効果はないのか?」という部分を見ていきたいと思う。そしてさらに「できてしまったニキビ跡に効果はあるか」という点についても説明をしておこう。

豆乳イソフラボン乳液に「ニキビ予防」の効果はあるのか?

では結論から申し上げよう。豆乳イソフラボン乳液に「ニキビ予防」の成分は入っていない。とても残念だが「乳液」というカテゴリに絞った場合、ニキビ予防に効果はないそうだ。しかし、豆乳イソフラボンシリーズの他の商品ならニキビ予防に一役買ってくれそうなのであとでご紹介することにしよう。ちなみに豆乳イソフラボン乳液は保湿力が高く、脂性肌の人であれば若干のベタつきを覚えるかもしれない。このベタつきが空気中のほこりなどを寄せつけてしまいニキビを悪化させることになりかねないためオイリー肌の人は注意が必要だ。

豆乳イソフラボン乳液はニキビ跡に効果なし?

次に「ニキビ跡」に効果はあるのか?という話だが、残念ながらこちらも効果はナシ!豆乳イソフラボン乳液は主に「保湿」に重点をおいた商品であるため、ニキビ跡を予防するような成分や、できてしまったニキビ跡を薄くしてくれるような成分は入っていない。よって、ニキビ跡にスポットをあてるならばメラニンの生成を抑えてくれる成分が入った美白シリーズなどを狙っても良いかもしれない。

豆乳イソフラボン乳液以外でニキビ予防に効果的なのはどれ?「化粧水・洗顔・下地」に注目!

ここまで「豆乳イソフラボン乳液」のニキビに対する効果についてお話ししてきた。ここからは豆乳イソフラボンシリーズでニキビに効果的な商品はないの?という部分をお話ししていく。ニキビ予防や、ニキビ跡の緩和に役立ててほしい。

化粧水編


(出典:SANA公式

ミスト化粧水を使うのは夏に使うイメージがあるかもしれない。しかし、冬の空気の乾燥を考えれば冬にこそ持っておきたい一品なのである。冬はエアコンやその他の暖房により、空気が乾燥してしまう。放っておくと室内の湿度は40%を切ることがほとんど。一般的に湿度が50%を切ると肌は乾燥状態になると言われている。そこで活躍するのがミスト化粧水というわけだ。オフィスでの化粧直しの際にわざわざ化粧水をパシャパシャつける人はいないだろう。ミスト化粧水ならお化粧の上からシュッと一拭きするだけで潤いが戻ってくる。その上、肌荒れやニキビ防止の成分も入っているのだから「保湿ケア+ニキビケア」という一石二鳥の優秀なスキンケアアイテムなのだ。この冬にこそ是非活用していただきたい。

下地編


(出典:SANA公式

つぎにご紹介するのは、下地。ニキビケアに役立ちそうなのは、やはりこちらも「薬用美白スキンケアUV下地」である。薬用美白シリーズは意外にもニキビケアに強い。こちらはグリチルレチン酸ステアリルという成分が肌荒れやニキビ防止に一役買ってくれる。ニキビ跡を消すという効果はないものの、メラニンの生成を抑えてくれる働きはあるためニキビ跡ができるのを防止するという効果は期待したい。この商品はニキビケアだけではなく下地としても優秀。トーンアップ効果があるため休日ならこの下地一本、ファンデーションなしで過ごすのもアリ!!その上、石鹸でオフできるという肌に優しい下地なのだ。公式サイトによると洗顔後はこれ一本でOK。化粧水、美容液、乳液、クリーム、UVカット、化粧下地の効果があるそうだ。ニキビケアだけでなく、嬉しい機能を詰め込んだ下地と言えるだろう。

洗顔編


(出典:SANA公式

ニキビケアに効果的なラインナップの最後は洗顔料。ニキビケア成分が配合されているのは「薬用クレンジング洗顔」「薬用泡洗顔」の2商品。薬用クレンジング洗顔はナチュラルメイクならこれ一本で落とせる上に、肌荒れやニキビも防いでくれるという優れもの。保湿成分はもちろん、モコモコ泡で毛穴の汚れまで一掃できるそう。薬用泡洗顔にも肌荒れやニキビ予防の成分が配合されており、こちらは泡で出てくる洗顔料であるため忙しい朝などの時短スキンケアに役立てたい。いずれにしてもどうせ毎日顔を洗うなら、保湿もニキビケアも同時にできるのはとても嬉しい。


【まとめ】豆乳イソフラボン乳液はニキビ予防に使える多機能乳液


いかがだっただろうか。ここまで「豆乳イソフラボン乳液」のニキビへの効果をご紹介してきた。説明したとおり豆乳イソフラボン乳液は、保湿力が高いためオイリー肌の方や、肌のコンディションが悪い時など、人によってはニキビができやすくなる可能性は否定できない。しかしこれは豆乳イソフラボン乳液が悪いというよりは、肌のコンディションによって左右されるため「豆乳イソフラボン乳液=ニキビができる」ではないので安心してほしい。それとニキビ予防や、ニキビ跡を消すという部分についても残念ながら効果的な成分は配合されていない。よって豆乳イソフラボン乳液でニキビに対するアプローチをするのは少し違うかもしれない。しかし、豆乳イソフラボンシリーズにはニキビケアに適したラインナップが揃っているので安心してほしい。例えばニキビ成分が配合されているのは「薬用美白ミスト化粧水」「薬用美白スキンケアUV下地」「薬用クレンジング洗顔」「薬用泡洗顔」である。ミスト化粧水は夏でも冬でもエアコンの風にさらされる時期なら常備しておいても良いくらい便利な化粧水である。お化粧の上からシュッとするだけで潤いが戻ってくるのはもちろん、肌荒れやニキビ予防までしてくれる一石二鳥の化粧水だからだ。薬用スキンケアUV下地も年中活躍する。秋冬でも紫外線というのは降り注いでいてUVケアは年中するべき重要任務なのだ。そして一日の終わりに必ず使うであろう洗顔料。「薬用クレンジング洗顔」「薬用泡洗顔」も肌荒れ、ニキビ予防成分が配合されている。どうせ毎日顔を洗うならニキビ予防ができるこちらに変えてみることをおすすめしたい。ニキビは食生活や、生活リズムの影響を受けやすいもの。しかし、忙しい毎日の中で全てを整えて生活するのは難しい。そこでニキビ予防に効果的なスキンケアを意識することで健やかな肌を保ってほしいと願う。

この記事を書いた人

たんの さやか

たんの さやか

子育て真っ只中、肌の悩みが尽きないアラフォーです。筋トレが肌に良いということでパーソナルトレーニングでの身体づくりに目覚めました。しみ、シワ、ほくろ除去問題など体験をもとにわかりやすく情報をお伝えしてまいります。

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