クッションファンデは肌に悪い?デメリットと対策を徹底解説!

ビューティ
ツヤ肌メイクに必要不可欠なクッションファンデ。1つで日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーションといった機能をあわせ持ち、毎日のメイクが時短になると愛用している人も多いのではないだろうか。一方で、「クッションファンデって万能そうだけど実際どうなの?」「クッションファンデを使ってみたいけどうまく使いこなせるか不安」といった悩みからなかなか手を出せていない人もいるだろう。
今回はクッションファンデが向かない人と、クッションファンデが向かない人が使うとどうなるか、そしてクッションファンデが不衛生だと言われる理由とその対処法を紹介する。
これを読めばクッションファンデが自分に合っているかどうかがわかり、自分に本当に合うメイク法に出会えてなりたい自分に近づける。

クッションファンデが肌に悪いと言われる理由


クッションファンデが肌に悪いと言われるのはなぜだろうか。そもそもクッションファンデとは、リキッドファンデーションよりもサラッとしたテクスチャーをしており、保湿成分や美容成分がたっぷり含まれているのが特徴である。クッションファンデが染み込んだスポンジに専用のパフを押し付けることで、ジュワッとクッションファンデが染み出し、それを顔にポンポンとのせていく。水分が多く含まれていることで、メイクしながらもしっかりと保湿がされるため、ツヤのあるナチュラルな肌へと導いてくれるが、その反面、水分量が多いことで雑菌が繁殖しやすかったり、よれて毛穴詰まりしてしまったりといったデメリットがある。
ここでは、クッションファンデが肌に悪いと言われる理由やクッションファンデのデメリット、クッションファンデが向かない人を詳しく解説していく。
クッションファンデが合わないと感じている人、クッションファンデを使ってみたいけど一歩踏み込めない人はぜひ参考にしてほしい。

クッションファンデのメリット・デメリット

まずはクッションファンデのメリットとデメリットをまとめてみよう。
クッションファンデは韓国で生まれたコスメである。リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの中間に位置するアイテムで、両方の良いところをあわせ持った優秀なアイテムとして日本でも人気となっている。クッションファンデはファンデーションとしてはもちろん、日焼け止め効果や美容成分、保湿成分が含まれているものもあり、メイクをしながら肌もきれいにしてくれるというなんとも夢のようなコスメなのだ。
一方で、水分量が多いためによれやすいというデメリットがあり、長時間キープするのは少々難しい。さらに、クッションファンデは水分量が多く不衛生になりがちなため、入っている量が少ない。よってリキッドファンデーションやパウダーファンデーションに比べるとコスパが悪いのもデメリットとして挙げられる。

クッションファンデは不衛生

クッションファンデはリキッドファンデーションやパウダーファンデーションと比べると水分量が多いため、雑菌が繁殖しやすい。保管時にはケースに密閉されていることもありさらに雑菌が増える可能性がある。次にクッションファンデを使用する時は雑菌を顔に塗っているのかと思うと少々気分が悪い。この点が、クッションファンデは不衛生だと言われる理由である。
各メーカーは、雑菌についての対策として、クッションファンデの量を少なくすることで、なるべく早く使い切れるようにしていたり、防腐剤を配合したりして対策をしている。しかしながら、一度開封すると雑菌はどんどん繁殖していくため、なるべく早く使い切るようにしよう。

クッションファンデが毛穴詰まりする

クッションファンデは水分量が多いためにパフを押し当てるとどうしてもたくさんついてしまう。これを顔に塗ることで厚塗り感が出てよれてしまい、毛穴が目立つ原因となるのだ。また、肌の状態が不安定な人、乾燥している人などは皮脂が過剰に分泌されており、それが余計にクッションファンデのよれにつながっていく。
肌のバリア機能が働き、ターンオーバーが正常に機能すれば皮脂の分泌も抑えられ、毛穴も目立たなくなるため、毎日の丁寧なスキンケアを欠かさないようにしよう。

こんな人はクッションファンデが向かない!

クッションファンデが向いない人を5つ紹介する。自分が当てはまるかどうか確認してほしい。

衛生面が気になる人・面倒くさがりな人
クッションファンデはパウダーファンデやリキッドファンデーションと比べて雑菌が繁殖しやすいため、気になる人はクッションファンデは使わない方が良い。
また、クッションファンデのパフのお手入れが面倒くさいという人使わない方が良いだろう。

コスパを重視する人
クッションファンデは雑菌が繁殖しやすいこともあり、早く使い切れるよう各メーカーが量を少なくしている。よって思っていたよりもすぐになくなり、「コスパが悪い」と感じる人も多い。コスパを重視している人は、クッションファンデは向かないだろう。

化粧直しがあまりできない人・したくない人
クッションファンデは簡単にツヤ肌が作れるのが魅力だが、よれやすいのが難点だ。外出先ではお直しが必須となるだろうが、忙しくてお直しする時間が取れない人や、お直しする手間が面倒な人はクッションファンデは向かないと言える。

オイリー肌の人
皮脂が多めの人もクッションファンデが向かない。クッションファンデは保湿成分や美容成分がたっぷり含んでいるためにサラッとしたテクスチャーである。オイリー肌の人がクッションファンデを使うとベタつきの原因となってしまう。

ニキビなどの肌荒れをしている人
クッションファンデーションはパウダーファンデやリキッドファンデーションと比べると雑菌が繁殖しやすい。そのため、肌の免疫力が弱っていて肌荒れをしている人は、クッションファンデを使うことで悪化させてしまう可能性がある。

クッションファンデで肌荒れをする

前述でクッションファンデを使うことで肌荒れが悪化してしまう可能性があることを書いたが、特にオイリー肌の人が使うとニキビなどができやすい。
クッションファンデは油分が多く含まれている。混合肌、乾燥肌の人はしっとりしてちょうど良いと感じても、オイリー肌の人には肌の油分が多くなりすぎてしまう。これはベタつきやよれの原因にもなるが、肌に過剰に油分がコーティングされることで肌が呼吸できなくなり炎症を起こす恐れがある。

クッションファンデが肌に悪いと感じる人のおすすめ対処法


ここまで、クッションファンデが肌に悪いと言われる理由とクッションファンデが向かない人を紹介してきた。ここからはクッションファンデを少しでも快適に使うための方法を紹介する。クッションファンデを使ってみたい人はぜひ参考にしてほしい。

クッションファンデは雑菌まみれ!?

これまで述べた通り、クッションファンデはパウダーファンデーションやリキッドファンデーションと比べて水分量が多く保管時に長時間密閉空間になることから雑菌が繁殖しやすい。メーカー側もその対策として防腐剤を配合したり、短期間で使い切れるように中身を少なめにしたりと工夫をしている。しかしそれでも雑菌の繁殖をゼロにすることは不可能だ。
私たちユーザー側も、クッションファンデをなるべく清潔に、そして快適に使うために定期的なお手入れが必要なのだ。

クッションファンデのスポンジの洗い方

クッションファンデを塗る際にメイクスポンジを使用する人もいるだろう。このスポンジにクッションファンデを染み込ませて顔に塗るのだが、使用後のスポンジは放っておくと雑菌が繁殖するため、毎日洗うことが理想である。しかし忘れてしまったり面倒なときもあるだろう。そのためあまり神経質になりすぎず、定期的にお手入れできれば良いだろう。
スポンジの洗浄には専用洗剤が手っ取り早くておすすめであるが、なければ中性洗剤やクレンジングオイルでも可能だ。
まずは洗剤をスポンジに適量染み込ませてもみ込む。そうすると染み込んだファンデーションがジュワッと出てくる。
十分にもみ込んだら、洗面器などに溜めたぬるま湯の中に入れてすすぐ。
きれいにすすげたらタオルで水気をしっかりと吸い取って風通しのいいところで乾かす。
これでスポンジはいつでも清潔なものを使える。

クッションファンデのパフを洗う頻度は?

クッションファンデに付いているパフもスポンジと同様にこまめに洗うことをおすすめする。特にパフは使用後もクッションファンデの中で保管されており、常に湿った状態であるためにスポンジよりも雑菌が繁殖しやすい。
理想はスポンジと同じく毎日洗浄すると良いが、あまり気にならない人や忙しい人は使用後はティッシュなどで軽くオフするくらいにして、一週間に一度くらいしっかり洗うやり方でも大丈夫だろう。
クッションファンデのパフもスポンジと同じように専用洗剤や中性洗剤、クレンジングオイルを使って同じ要領で洗おう。
また、パフを長期間使っていると穴が空いたり、表面がボソボソしてきたり、洗っても汚れが落ちなくなってきたりする。こうなれば今までのパフを捨てて新しいものに取り替えよう。

クッションファンデのパフを使い捨てする

クッションファンデを塗るために使ったスポンジやパフを毎回洗うのは面倒だという人は多いだろう。そういう人にはスポンジやパフを使い捨てするのがおすすめだ。ドラッグストアや100均などでは、程よい大きさにカットされたパフやスポンジがたくさん入ったものが売られている。これらはたっぷり入っているのに安く、使い捨てするにはぴったりだ。しかも使い捨てのため少しくらい雑に扱っても気にならないし、なによりいつでも清潔なものを使えるのが大きな魅力であろう。

「クッションファンデは肌に悪い?デメリットと対策を徹底解説!」まとめ

今回はクッションファンデが肌に悪いと言われる理由や、クッションファンデのメリット・デメリット、クッションファンデを快適に使うための方法を紹介してきたがいかがだっただろうか。最後にもう一度まとめてみよう。

・クッションファンデは1つで日焼け止め効果や化粧下地、コンシーラー、ファンデーションの機能をあわせ持つ万能なアイテム
・美容成分、保湿成分をたっぷり含んでおり、メイクしながら美肌になれる優れもの
・クッションファンデは水分量が多いために雑菌が繁殖しやすい。衛生面が気になる人はおすすめしない。
・クッションファンデは水分量が多いためによれやすく、毛穴が目立つやすいためお直しが必要である。お直しが面倒な人は不向き。
・クッションファンデは衛生面から早く使い切れるよう内容量が少なめのため、コスパを重視する人には向かない。
・クッションファンデは油分を多く含んでいるためオイリー肌の人や肌荒れをしている人には向かない。
・クッションファンデのスポンジやパフは毎日〜一週間に一回は洗って清潔に保とう。専用洗剤や中性洗剤などを使ってもみ洗いし、よく乾燥させる。
・一番衛生的な方法はスポンジやパフを使い捨てにする方法である。

クッションファンデは手軽にツヤ肌を作れるアイテムであるが、使い方を間違えるとその魅力が台無しになってしまう。クッションファンデについて理解した上で、自分に合うファンデーションを選び、メイクを楽しんでほしい。
この記事がクッションファンデに悩む人の役に立てれば幸いである。

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