ほくろ除去後はテープを貼らない?知らないと後悔するテープの扱い方

ほくろ ライター:

痛い思いをしてやっと除去したほくろ!でもめんどくさいストレスはここからと言ってもいいだろう。なぜなら【傷あとにテープを貼り付けて保護する】という工程がこれから1〜2週間続くからである。顔に小さくカットしたテープを貼っておくというのは思っている以上にストレス。テープが取れてしまうと紫外線に晒されてシミや赤みの原因になると言われているだけにテープがきちんと張り付いているのか気が気ではないだろう。


実際、ほくろ除去後に貼るテープは剥がれやすく短い期間と言ってもストレスなのである。そこで今回は、ほくろ除去後に貼るテープの必要性や取り扱いについて解説していく。数ヶ月後にトラブルなくキレイな肌に戻れるよう参考にしてほしい。


ほくろ除去後はテープを貼らない方が良い?


それでは最初に、ほくろ除去後のテープは貼るべきか、貼らない方が良いのかという話。そして実際の体験談なども含め、ほくろ除去後のポイントについてお話しておこう。


そもそもテープを貼るか貼らないか論。

ほくろ除去といえば術後、患部にテープを貼るのはお決まりと言っていいだろう。しかし中には「ほくろ除去後テープは貼らないでください!」というクリニックが存在することも事実である。「ほくろ除去後にテープを貼らなくても大丈夫なの?!」と驚く人も多いであろう。【テープを貼らない派】のクリニックでは、テープを貼ることで起こるかぶれなどのトラブルを避けるために軟膏のみで過ごすという狙いがあるようだ。クリニックごとの方針の違いや、施術方法によっても変わると思われるため除去後にはそのクリニックの方針に従うのが安心だろう。方針も含めて信頼できるクリニックを探すべきである。


ほくろ除去後のテープはすぐ剥がれる!剥がれた時の対策とは

ここからは、ほくろ除去後に【テープを貼る】場合についてお話していく。体験談から、剥がれた時の対処法なども合わせてみてみよう。

体験談
・朝起きたら剥がれていた。
これは一番の「テープ剥がれあるある」だ。やはり寝ている時は、無意識にいじってしまったり枕の摩擦により剥がれてしまったりする。その結果、朝起きるとテープがなくなっているというケースが多い。
・口まわりのほくろだったので笑うと剥がれる。
顔というのは表情によって大きく皮膚が動くもの。それが特に口元の場合、他の部位よりも動きが大きいためテープがピキッと剥がれてしまうことが多い。

ほくろ除去後のテープが剥がれたら、跡が残る?
では、ほくろ除去後のテープは、剥がれてしまうと患部の傷跡が残ってしまうのか。という心配にフォーカスしてみよう。基本的には少しの時間剥がれてしまった程度であれば、その後すぐに貼り直せばOK。そこまで気にする必要はない。傷跡というのは乾燥によって跡が残ってしまうというよりは、潤った状態を維持することによって傷になった組織の修復が進みやすいので潤った状態を保つことが重要、ということである。よって【テープの剥がれ=傷跡が残る】という話ではないので安心してほしい。

ほくろ除去後のテープが剥がれない対策をしよう。
ほくろ除去後のテープは、なんだかんだ言っても結構剥がれやすいもの。もっと強力に作ってほしいけれど、それはそれで肌に負担がかかりそう。そこで簡単にできる剥がれない対策というのが【上から絆創膏を貼る】という至ってシンプルな方法。絆創膏なら肌を痛めることもないし、いろいろなサイズが売っているので上から覆えるものを選べば良い。家庭にあるもので一工夫することで寝ている間の剥がれなどプチストレスを軽減することができる。

もし剥がれてしまったらすぐにやること。
⑴できればすぐに貼り直す
一番良いのはすぐ新しいものに貼り直すということ。これは当然だが最善の対処法である。
⑵軟膏を塗る
場合によってはすぐにテープを貼り直せない状況もあるだろう。そんな時は軟膏をポケットに入れておくなどして患部に軟膏をたっぷりと塗り保護するという方法でもOK。

いずれにしても、剥がれてしまったと気がついた時点でできる限り早急に対応できるよう心がけておこう。

ほくろ除去後にテープを貼らないと後悔する!?テープの重要性とは

いまだに多くのクリニックでは、ほくろ除去後にテープを貼ることが推奨されている。というわけでここからは【ほくろ除去後になぜテープを貼るべきなのか】そして【正しいテープの貼り方】についてもお話をしていこう。

ほくろ除去後のテープ貼りっぱなしはいつまで?逆に不衛生じゃないの?



前の章では「テープが剥がれやすい」という点についてお話してきたが、ここでは「全然剥がれてこないけど貼りっぱなしでも良いのか」という疑問について説明していく。

テープを貼る期間
まずはテープを貼る期間。これはクリニックの考え方にもよるが一般的には、1〜2週間程度が妥当と言われている。

貼りっぱなしでいいの?不衛生じゃない?
次に、意外と剥がれてこないテープはそのまま貼りっぱなしで良いのかという点。こちらについては、剥がれていないなら「貼りっぱなしが良い◎」ということになる。 ただし、取れそうになっていたりするとそこから雑菌が入り込むため張り替える必要がある。貼りっぱなしで良いのはきちんと患部が覆われていてしっかりとテープが密着している場合に限るのだ。

貼りっぱなしが良い理由
ほくろ除去後の傷口には、ジュクジュクした「浸出液」という液体が出ている。この液体は傷口が治っていく過程でとっても大切なもので傷口を修復させる細胞がたくさん入っているのである。よって浸出液が乾かないようにカバーした状態を保つことが、傷口を早く治すための近道と言える。以上の理由から、テープは貼りっぱなしにするのが理想的と言われているのである。

ほくろ除去後のテープ貼り替えタイミングとは


ほくろ除去後のテープは基本貼りっぱなしが良いとはいえ1〜2週間で何度か張り替えることにはなるであろう。そこでここからはテープを張り替える頻度、張り替える際の注意点についてもお伝えしていく。

頻繁なテープの張り替えは良くない?
先ほど、ほくろ除去後のテープは「貼りっぱなしでも不衛生ではない」とお伝えした。しかし中にはどうしても貼りっぱなしが気になってしまう気質の人もいるだろう。実際、頻繁な張り替えはどのような影響があるのであろう。
実は、頻繁な張り替えというのはできる限り避けるべきというのが結論である。なぜなら、まだ粘着力のあるテープを剥がすことにより除去したほくろの近くの皮膚も一緒に剥がれてしまうからである。これを繰り返すと後々、色素沈着を起こしてしまったり、傷跡になったりとトラブルを引き起こす可能性が高くなる。よって基本的には、貼ったり剥がしたりという行為は最小限に抑えるべきと言える。

テープを張り替えるタイミング
次に、ベストな張り替えタイミングも合わせて覚えておいてほしい。

1.テープ内で浸出液がいっぱいになった時
2.テープが自然に剥がれてきた時
3.テープがずれて患部がキレイに保護されていない時

以上がテープの張り替えベストタイミングとなる。そろそろ張り替えかな?という時に参考にしてほしい。

テープを張り替える時の注意点
そして張り替える際には、以下の点にも注意してみてほしい。

1.かさぶたを剥がさないように慎重に張り替える。
かさぶたは傷口がキレイに治るまでの工程でとっても大切なもの。かさぶたが剥がれてしまうと傷口の治りが遅くなったり、最悪は傷跡が残ってしまう可能性もある。よってテープを張り替える際には、かさぶたが一緒に剥がれてしまわないよう慎重に行おう。
2.張り替え頻度について医師にも確認しておく。
実は、使用するテープの種類によっても張り替える頻度が変わってくる。よって術後、クリニックに必ず張り替え頻度を確認しておこう。


ほくろ除去後の正しいテープの貼り方




それでは最後に、ほくろ除去後の正しいテープの貼り方についてお話しよう。ちょっとした工夫をしておくことで剥がれにくく貼ることができるため知っていて損はないだろう。

1.テープは傷よりも一回り大きく切って使用する
キレイに患部を覆ってあげることはもちろん、大きめに切ることでテープの粘着部分とかさぶたが重なることがなくなるためテープ張り替えの際に、テープと一緒にかさぶたが剥がれる心配がない。外観としては少し目立つかもしれないが、それもこれも1〜2週間の辛抱である。

2.テープは丸くカットする
テープに角があると引っかかって、めくれてきてしまう。よって、自分でカットするタイプのテープを使用する際は、角を落として丸く切ることをおすすめしたい。

このように少しの工夫でテープは剥がれにくくなる。ほくろ除去後のテープは正しく貼らないと、色素沈着や炎症などトラブルの元になるため面倒でも正しく貼ることを心がけよう。


【まとめ】ほくろ除去後にテープを貼らないと傷跡が残ってしまうかも。




ここまで、ほくろ除去後にテープを貼らないことで起こるトラブルを含めて、注意点をご紹介してきた。1〜2週間とはいえ、毎日テープを気にするのはなかなか骨の折れることである。しかし、ここをしっかりとした知識で乗り切ることによりのちにキレイな肌に生まれ変わると思えば容易いことではないだろうか。 それでは今回の内容を以下にまとめる。

【ほくろ除去後はテープを貼らない方が良い?】
1.ほくろ除去後にテープを貼るか貼らないかはクリニックの方針による。
2.テープが剥がれた時の傾向と対策
⑴剥がれやすいのは寝ている時と、笑った時
⑵「テープの剥がれ=傷跡が残る」ではない。保湿状態を保とう。
⑶上から絆創膏を貼ることで剥がれにくくできる。
⑷剥がれた時は「すぐに貼り直す」「軟膏を塗る」ですぐに対処しよう。

【ほくろ除去後テープの重要性】
1.ほくろ除去後のテープは貼りっぱなしでOK。浸出液が治りを促進してくれる。
2.ほくろ除去後のテープ貼り替えタイミングは「自然に剥がれた時」「浸出液が溜まった時」「傷口を保護できていない時」
3.頻繁な張り替えはNG。傷口を痛める可能性がある。
4.テープを張り替える時はかさぶたを一緒に剥がさないよう慎重に!

【ほくろ除去後の正しいテープの貼り方】 テープは「傷よりも一回り大きく」「角を落として丸く」カットするのが鉄則。

この記事を書いた人

たんの さやか

たんの さやか

子育て真っ只中、肌の悩みが尽きないアラフォーです。筋トレが肌に良いということでパーソナルトレーニングでの身体づくりに目覚めました。しみ、シワ、ほくろ除去問題など体験をもとにわかりやすく情報をお伝えしてまいります。

あなたが綺麗になるためのサロン探し

関連する記事

人気の記事