お洋服もコーディネートも、少数精鋭がおすすめ!
流行のお洋服もファッションアイテムもたくさんあるのに、なぜかあかぬけて見えない…。
こんなお悩みを持つ女性は意外と多いんです。
実は、たくさんのものを買い込めば買い込むほど、選択肢が広がりすぎてスタイルがまとまらないという結果になります。
コスメもお洋服も、必要なものだけを持つようにすると、コーディネートがぐんと楽になります。
いらないものを捨てる勇気を持つのも大事なんです。
お洋服もファッションアイテムも、いらないものは捨てるべき
若い女性のおしゃれバイブルともいえる雑誌「anan」に「30歳前後の女性に捨ててほしいもの」という記事がありました(anan2018年1月31日号)。
記事は、10年以上のOL経験があるイラストレーター松尾たいこさんによるものです。
松尾たいこさん自身も、いろいろなものを捨てることで生きることが楽になったといい、持ち物は多すぎるよりは少数精鋭にしたほうがいいとアドバイスをしていました。
松尾さんは、世界一幸福な国といわれるブータンでの経験を引き合いに出し、現地のブータン人に選択肢が多いほど幸福度が下がることもある、と教えられたそうです。
ファッションアイテムもお洋服も、たくさん持った方がファッショナブルと思いがちな日本人。
しかし厳選したお洋服を組み合わせるコーディネートは、おしゃれであると同時に、便利でもあり快適なライフスタイルにも通じます。
少数精鋭なら、コーディネートを決めやすい
たくさんのものを持つことは、選択肢が増えすぎることになります。
お洋服のコーディネートにたとえると、1本のパンツに3枚のシャツならコーデは3とおりですが、3本のパンツに3枚のシャツでは3倍の9とおりになります。
3つのパターンと9つのパターンでは、迷いが出やすいのは9つのほうです。
あれこれと手持ちのお洋服をコーディネートするゆとりがある時は良いのですが、忙しいときには時間がかかりすぎる。
選択肢が多すぎるとどのお洋服を着たらいいのか混乱してしまい、かえって決められないのです。
時短という意味でも、お洋服を少数精鋭に絞っておくのはとても合理的な方法です。
ネイビーブルーのパンツに白シャツ、ベビーピンクのワンピースにライトグレーのカーディガンをあわせるなど、最初からパターンを作れば、忙しい朝でもすぐにお洋服を決められます。
シチュエーションごとに適切なコーデを決めておく
手持ちのお洋服でコーディネートパターンをつくったら、次にどのシチュエーションで着るのか考えましょう。
大事なプレゼンにはネイビーや黒のスーツに品の良いシャツを合わせたり、気軽なお出かけの時はデニムパンツにショートトレンチコートを着たり、各場面ごとに使いやすいコーディネートを用意します。
お洋服が少ないとついワンパターンなコーデになるのでは?と不安になりますが、TPOにあわせたデザインやマテリアルを選ぶことで、相手に対して好印象を与えることができます。
仕事ができる女性・感じのいい女性は、TPOにあったコーデをわきまえています。
そして決まったパターンのお洋服を繰り返し着ることで、お洋服に振り回されずに着こなすことができるようになる。
いっぽう、お洋服が多すぎるとかえっていい加減なコーディネートになってしまい、見ている人にすっきりした印象をあたえることが難しいんです。
自分がコーディネートしきれる量のお洋服を持つ
たくさん持つのは良いことだ。 無意識のうちにそう思っている女性はとても多いんです。
しかし、その思想に根拠はありません。
おしゃれな女性は自分がコーディネートしきれる量のお洋服しか持たずに、厳選したものを上手に組み合わせています。
いらないものを捨てることで、これからの生活に必要なもの、自分のファッションセンスを高めてくれるアイテムがわかるようになります。
ストレスなくおしゃれを楽しむためにも、多すぎるお洋服を整理することから始めてみましょう♪