長風呂はニキビ肌に逆効果だった!長い入浴時間のデメリットとは?
ニキビ肌でお悩みの方はいますか?大人ニキビはなかなか治らず、繰り返し発生することも多いですよね…。
美容やダイエットにいい効果があると言われ、浴室にスマホや本を持ち込むなど、長風呂の女性は多いのですが、実は、繰り返し発生するニキビは、私たちが毎日入っているお風呂に原因がある場合があるようなんです。
ニキビ肌の方は、湯舟に入る際に注意する点がいくつかあります。今回はニキビ肌さんの正しい入浴方法をお伝えするので参考にして下さいね☆
長風呂で美容効果?ニキビ肌には逆効果の可能性も!
汗をかいて、体内の老廃物を出すデトックス効果を狙って、長く湯舟に浸かっている方は少なくありません。
また、寒い時期だと42℃前後と熱めの温度設定にしている方も多いのではないでしょうか?しかしこの行為こそが、ニキビ肌を生み出していると言っても過言ではないのです。
体の汚れは意外にもお湯で流すだけで大半が綺麗に落ちます。石鹸やボディソープを使用することで、皮膚表面にある必要量の皮脂が失われ乾燥を招く原因に。
お風呂上がりにカサカサしたり、つっぱり感がある方は要注意!大人になってから繰り返すニキビの主な原因は、乾燥によるものだと言われています。
温度の高い湯舟に長い時間浸かり、体や顔を石鹸などで洗うことでどんどん皮膚に必要な水分は蒸発していき乾燥します。
皮膚が乾燥することにより、ターンオーバーが正常に行われません。角質層は肌を守るためにどんどん厚くなる一方です。
角質層が厚くなることで、毛穴が小さく塞がれ、汚れが溜まりニキビへと発展していきます。
長い入浴時間で汗をかくことにもデメリットがある
また、長風呂をして発汗することにより、水分を保持する役割を担うセラミドまでも失われてしまいます。セラミドがない状態の肌に、いくら化粧水などで保湿してもあまり効果が得られません。
過剰な皮脂はニキビの原因になりますが、必要最低限の皮脂がないと水分は蒸発する一方です。そして、乾燥によるニキビも進行していきます。
保湿が十分に出来ず、ターンオーバーは乱れたままの状態ではニキビが発生するのもおかしくはありませんね。
まずは、乾燥を招く毎日の長風呂をやめることからニキビ対策を始めましょう。
ニキビ肌のおすすめ入浴方法や入浴時間
ニキビ肌の理想とする入浴方法は、38~39℃の温度設定で10~20分程度の入浴時間が理想的です。冬の寒い時期でも、この温度を保ちましょう。
冷え性の方には物足りない温度かもしれません。しかし、熱めの温度での入浴は交感神経が優位になり、血管が収縮するというデメリットが。血管が収縮されると、血流が悪くなり冷えの根本的な改善にはなりません。
また、交感神経が優位になることで、皮脂分泌が多くなったり寝付きが悪くなり睡眠不足の原因にもなります。これらはニキビの原因になるので注意が必要です。
ぬるめの入浴は、リラックス効果がある為、ストレス解消にもつながると言われています。そして副交感神経が優位になりやすいことから、質のいい睡眠を取ることが可能です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。これは、ターンオーバーには必要不可欠なもの。
質のいい睡眠を取ることで、成長ホルモンが正常に分泌され体内からニキビ改善へアプローチが出来ます。
入浴後はしっかり保湿をしよう
入浴方法を改善しても、どうしてもお風呂上がりは乾燥しがち。お風呂から上がったらしっかりと保湿をしましょう。化粧水だけではなく、乳液やクリームも塗って水分の蒸発を防ぐことが大切です。
時間がないという方は、オイルだけでも塗ることで水分の蒸発を防ぎ保湿が出来ます。肌の土台を作るプレオイルという形で使用すると、その後の化粧水の浸透力を高める効果があるのでおすすめです。
ニキビは顔だけではありません。デコルテや背中、お尻などにも発生します。ぜひお風呂上がりの保湿は全身行うように心がけましょう。
入浴方法を見直してニキビ肌をなくそう☆
乾燥はニキビにとって1番の大敵だと分かりましたね。長く湯舟に浸かりたい気持ちも分かりますが、ニキビ改善の為には見直しが必要です。
入浴時間は長ければ長い方がいいというわけではなく、温度も高ければいいというものではありません。
最低限必要な皮脂を保つためには、ぬるめの湯舟に浸かりあまり石鹸などで強く洗わないことが大切!
保湿をしっかりして、質のいい睡眠を取りましょう。正しい入浴方法をすることで、ニキビも綺麗に改善されていきますよ☆