血液サラサラ 美肌効果のある玉ねぎ、ローストすると甘くてトロリ♪
日ごろ不摂生をしたり栄養バランスが悪かったりすると、体にいい野菜が食べたくなります。
できれば血液がサラサラになり、美肌効果もある野菜が食べたい♪
さらにスーパーで簡単に手に入る野菜なら、無理なくどんどん食べられそうです。
そこでおすすめは、玉ねぎ。
手に入りやすくて調理法もたくさんある野菜ですから、美肌になりたい人はもっともっと玉ねぎを食べましょう!
玉ねぎの成分・アリシンで血液サラサラ&美白に
身近な野菜・玉ねぎの健康効果は、血液がサラサラになること。
これは、玉ねぎに含まれるアリシンという成分のおかげです。
玉ねぎの辛み成分でもあるアリシンにはコレステロールの増加を抑える働きがあり、そのおかげで血液が固まるのを防いでくれるのです。
血液中で血栓ができにくくなるため、結果的に血液はサラサラと流れるようになります。
血流がよくなれば細い毛細血管の中でも血液が循環しやすく、クスミや目の下のクマができにくくなります。
血流によってお肌に栄養素がしっかりゆき渡りますから、肌のターンオーバーも順調に進みます。
乾燥による小じわやたるみが気になる場合は、玉ねぎを積極的に食べるといいですね。
ただし、アリシンは水溶性なのが弱点です。
玉ねぎをお料理するときは辛みをとるために水にさらすことがありますが、長時間さらしすぎると大事なアリシンが流れて行ってしまいます。
玉ねぎが柔らかく甘い春の新玉ねぎは、なるべく生のままサラダにしていただきましょう。
カンタンにできる玉ねぎのロースト
玉ねぎはおいしい野菜ですが、辛みやにおいがあるので生では苦手という人も多いですね。
そんな時は、玉ねぎをじっくりローストしてみましょう。
TV番組の”ホンマでっか⁉TV”のなかで、北海道出身の大泉洋さんがおいしい玉ねぎのローストを作っていました。
番組で食べた出演者たちは、みんな玉ねぎの甘さにビックリ。
玉ねぎは加熱すると甘くなり、生よりもグッと食べやすくなります。
そのうえ、番組内で使用した玉ねぎは北海道でも幻の玉ねぎと言われる、札幌黄(さっぽろき)という品種です。
札幌黄の糖度は13度ていどですが、加熱調理すると糖度30度になるそうです。
糖度30度と言えば、超高級桃の糖度と同じくらい。
ローストすることによって、玉ねぎが高級フルーツと同じくらい甘くなるんです。
ちなみに札幌黄は明治時代から栽培され、札幌から北海道じゅうに広まった品種です。
昭和のころにはたくさん生産されていましたが、その後は生産量が激減。
今では札幌全体で見て、わずか数パーセントしか作付けされていないという、貴重な玉ねぎです。
どうしても入手したい人は、ネットショップでキロ単位で販売していますよ。
北海道出身の大泉洋さん直伝・玉ねぎのロースト
もちろん、札幌黄でない玉ねぎでもローストすると甘味が増します。
甘くなるなら、玉ねぎがあまり好きでない人でもおいしく食べられるので、美肌になりたい人にはおすすめの調理法です。
今回は、”ホンマでっか⁉TV”のなかで、大泉洋さんがお料理していた玉ねぎのローストのレシピをご紹介します!
材料:
玉ねぎ
サラダオイル
塩
それぞれ適量
作り方:
1.玉ねぎの皮をむき、2㎝ほどの厚めの輪切りにする
2.フライパンにサラダオイルを入れ、弱火で玉ねぎの輪切りをじっくり焼く
3.玉ねぎに焼き目がついたらひっくり返して、裏側も焼く
4.焼きあがったら完成。お皿に盛り付け、塩をふる
シンプルに油で焼いただけですが、これで十分、玉ねぎの甘味が引き出せます。
味はお塩でもおいしいですが、軽く醤油をかけても甘味を強く感じますね。
なお、サラダオイルの代わりにバターを使ってもリッチでおいしいのですが、焦げやすいので注意しましょう。
甘くてトロリ、ロースト玉ねぎは使い道が多様!
ローストした玉ねぎはお肉料理の付け合わせにしたり、そのままお酒のつまみにしたり、使い道がたくさんあります。
じっくりと焼いた玉ねぎは甘くて、とろっとした食感でとてもおいしい。
普段はあまり玉ねぎを食べない人も、簡単ロースト玉ねぎならスムーズに食べられそうです。
血液と美肌のために、積極的に玉ねぎを食べるといいですね♪