美尻エクササイズで作るきれいな後ろ姿
美人は360度どこから見られてもきれいなボディラインをしています。
後姿まで気を抜かないことが、美を作り上げる大事なポイント。とくにお尻の形は、後姿美人として手を抜けない部分です。
とはいえ、年とともに、だんだんお尻は下がってくるもの。
そこで、ぷりっっとしたお尻をつくる簡単エクササイズ4つをご紹介♪
全部やらなくても、どれか選んで、毎日続けていきましょう。
日本人のお尻は構造上たれやすい⁉
ヒップアップ筋トレのバリエーションはたくさんありますが、お尻をぷりんっと上にあげるには、筋肉をつくるだけでは足りません。
実は日本人のお尻は、体の構造からいって垂れやすいのです。
日本人女性の骨盤は、後ろに傾いている(後傾)ことが多い。
骨盤が後ろに傾いているために、骨盤の上にのっているお尻はほんの少しお肉がついただけで下に垂れ下がってしまうのです。
反対に、欧米人の骨盤は前に傾いているため、かなりボリュームのあるお尻でもしっかりと骨盤の上に乗り、厚みのあるお尻を作り出します。
このようなことから、日本人が美尻を作ろうと思うなら、最初に骨盤を立てることを意識すると、丸みのあるヒップをを作りやすいのです。
というわけで、まずは骨盤を立てるエクササイズから始めましょう♪
寝たままできる楽ちんエクササイズ
骨盤を立てるためのエクササイズは、2種類をご紹介します。
ひとつめは、うつぶせに寝ておこなうエクササイズです。
うつ伏せのまま、脚を大きく開いて、足の裏と裏をピタリとつけます。
くっつけた足の裏どうしを離さないようにして、つま先を天井に向けましょう(かかとを支点にして、つま先を天井に向ける)。 このまま、息を吐きながら10秒キープ。
キープしている間にも、骨盤が床に向けてぐっと押し出されるのが感じられます。
10秒経ったらゆっくりと力を抜き、1回目が終了します。このエクササイズは1日に3回もおこなえば十分です。
続いて、あおむけになってレッグカールをやりましょう。こちらはお尻を鍛える筋トレです。
かかとの下にたたんだタオルなどを敷いてから、膝と立てた状態であおむけに寝ます。爪先は天井に向けましょう。
お尻に力を入れて少しだけ床から浮かせ、浮かせたままで、かかとをお尻にひきつけます。
タオルを滑らせる感じでなめらかにかかとを引き、お尻を床から持ち上げます。この時、腰をそらせないのがコツです。
お尻の筋肉がキュッと閉まるのを感じたら、かかとを始めの位置に戻します。
レッグカールの目標は1日に10~15回です。 。
テレビを見ながらでもOK、負荷なしエクササイズ
次は椅子を使った骨盤トレーニングと、美尻ポーズのエクササイズです。
椅子を使うトレーニングは、ただ座るだけ。 椅子に浅く腰かけて、骨盤を立てることをイメージしながら、座ったままお尻を思い切り後ろに突き出しましょう。
その姿勢を、2~3秒キープ。 お尻を後ろに突き出すときは、お尻の穴を天井に向けるくらい、思い切ってやるのが大事です。
椅子に座ったままできるので、1日に20回ほどやると骨盤が前に傾き、猫背も改善していきます。
慣れてきたら、椅子ではなくバランスボールを使うとより効果的です。
椅子トレーニングで骨盤を前傾させたあとは、ボディビルを応用した美尻ポーズをやりましょう。
バックダブルバイセップスは、ボディビルダーの決めポーズ。
まず立った状態でかかとを正面に向け、爪先と足全体を外側に向けます。
足全体を外側にひねったまま、後ろに足を引きます。
腕を、力こぶを作る時の形にします。 この姿勢を3秒キープし、力を抜いてからまたポーズを取りなおします。
このポーズは、1日に10回×3セットやりましょう。
ポーズをとるだけですが、お尻と骨盤がググッと前に出るのをしっかり感じられますよ。
負荷が少ないのに、美尻+姿勢がよくなる
骨盤を立てるトレーニングと美尻エクササイズは、息が切れるほどハードなものではありません。
しかし毎日続けることによって、体の中心である骨盤が前に傾いて姿勢が良くなってきます。
トレーニングができない時は椅子に深く座り、お尻を背もたれのところまで入れるように意識するだけでも、骨盤が立ちやすくなります。
毎日少しずつ、骨盤を鍛えてキレイな後姿を目指しましょう♪