発酵パワー倍増!ヨーグルト納豆の効果と作り方は⁉
食材は組み合わせ次第で、健康的においしく食べられますが、
時にはちょっとびっくりする組み合わせが登場しますね!
たとえばヨーグルト納豆。
ヨーグルトと納豆なんて、はたして味はどうなのか。
発酵×発酵食品で、健康効果はどうなんでしょうか。
ヨーグルトと納豆のマリアージュ⁉
ヨーグルトと納豆を合わせるなんて⁉
聞いただけでは食欲がわきませんが、やってみると意外とおいしいのがヨーグルト納豆。
ヨーグルトと納豆はそれぞれ単体で食べても栄養価が高い食材ですが、この二つを組み合わせると、想定外の味が生まれます。
さっぱりした味わいで、想像するほど食感に違和感もない。
実はとってもおいしい組み合わせだということも実証済みなんです。
ヨーグルトの乳酸菌とビフィズス菌、納豆の納豆菌を一緒に食べられるので、忙しい朝にはぴったりです♪
それにしても、ヨーグルト納豆の効果ってどんなものでしょう?
ヨーグルトの乳酸菌&ビフィズス菌・納豆菌の働き
ヨーグルトによく含まれているビフィズス菌。
ビフィズス菌や乳酸菌、もともと人間の腸内に住んでいる細菌で。腸内に1~10兆のビフィズス菌が住んでいると言われます。
ビフィズス菌や乳酸菌は乳酸や酢酸といった有機酸を作り出す働きがあり、腸内の弱酸性の状態にしてくれます。
弱酸性だと殺菌力が強くなるので腸内で悪玉菌が増殖しにくく、善玉菌優位の状態をキープしやすいのです。
また有機酸には腸の蠕動(ぜんどう)運動をうながす働きもあります。便秘予防にも効果的ですね。
ただしビフィズス菌も乳酸菌も、いったん摂取したらそれでおしまいではありません。
毎日継続して摂取したり、エサになるものを腸に送り込んでケアする必要があります。
そこでお役に立つのが納豆菌。
納豆菌は糖質やタンパク質を分解して、ビフィズス菌や乳酸菌を増やす働きもあります。
また納豆菌は胃酸で死滅せず、生きたまま腸まで到達する強い強い菌。
こうなると、ヨーグルトと納豆を一緒に摂るのは非常に合理的な食べ方なんです。
なんだこれだけ⁉簡単ヨーグルト納豆の作り方
それでは、ヨーグルト納豆の作り方をみていきましょう。
といっても、レシピはごく簡単。
市販の納豆1パックとプレーンヨーグルトを混ぜるだけです。
まず納豆をいつも食べるように混ぜます。
納豆がまざったら、プレーンヨーグルトをスプーンで納豆容器に投入!
ヨーグルトの量は、納豆1パックにつき大さじ3くらいが目安です。
好みがありますから、食べながら増減するといいでしょう。
納豆の味が強いので、プレーンヨーグルトを多めに入れてもヨーグルトのせいで酸っぱくて食べにくいということはありません。
タレやカラシは、お好みで投入します。
初めて食べるときは、タレだけで、カラシ抜きがおすすめ。
食べてみて、後からからしを追加するといいでしょう。
なおヨーグルトを多めに入れたい場合は、大きめの容器で納豆を混ぜ、そこへヨーグルトを入れます。
大さじ3以上いれたいと思うと、納豆パックからはみ出しそうになります!
健康に良さそうだけど、お味は一体…?
さて、何よりも心配なのがヨーグルト納豆のお味でしょう。
実はヨーグルト納豆の味について、味覚を数値化できる味覚センサーを使った実験がおこなわれています。
味覚センサーを使い、基本5味(甘味・旨味・苦味・塩味・酸味)の数値を出して、納豆とヨーグルトの相性を測定したのです。
その結果、納豆とヨーグルトはベストコンビ!
納豆の旨味と塩味、ヨーグルトの酸味がお互いの足りない部分をおぎないあい、バランスのいい味になるんです。
もちろん味覚には個人差がありますが、定番の納豆+まぐろ、納豆+オクラのコンビより、ヨーグルト納豆の方がおいしく感じやすいという実験結果があるそうです。
簡単でおいしく、すぐできる!試してみましょう♪
世の中には、食わず嫌いという言葉がありますが、まさかヨーグルトと納豆の相性がいいとは思いつきませんね。
食べておいしく、簡単で、家にある食材ですぐできる。
これで腸内細菌のバランスも良くなるというのですから、ヨーグルト納豆はおすすめ!
とくに便秘でお悩みの女性にはぴったりです。