20代の”くま”にはアイクリームが必要!効果的な使い方

アンチエイジング

目元の肌はとてもデリケートで、気づかぬうちにクマやシワができ、老化が始まります。最近は20代でも長時間のパソコン作業や不規則な生活により、クマに悩まされる方も多いですよね。

 

クマの気になり始めた20代から目元のケアを行うことで、その後の目元の運命が変わります。この目元のクマや小ジワを解消するために必要なのがアイクリーム。

 

体の中でもっとも薄い、目元の皮膚専用のクリームとして作られたアイクリームは、クマの種類に合わせて選び、塗り方のコツを抑えることでその効果を発揮します。

 

どのように選び、使用すれば良いのでしょうか。今回はこの点についてご紹介します。

 

クマの種類に合わせたアイクリームの選び方とは?

青クマ、茶クマ、黒クマのイメージイラスト

20代でもクマに悩まされている方は多いでしょう。なかなか消えないこのクマは全部で3種類、「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」です。

 

アイクリームを選ぶ際には、それぞれのクマに合わせたものを選ぶ必要があります。それぞれのクマの特徴と、それに合わせたアイクリームは次の通りです。

 

青クマ

青クマは、血行不良のために酸素が行き渡らなかった結果、目の下が青黒い色になったものです。

 

体調や睡眠時間によってクマが出たり出なかったりする、あるいは目元の肌を引っ張るとクマが薄くなるなどの特徴があります。

 

青クマに効くアイクリームは、ヘスペリジ・ビタミンEが含まれているものです。というのも、ビタミンEは血行を促進してくれる役割、アンチエイジングや色素沈着の改善の効果があるからです。

 

また、ヘスペリジンも毛細血管の血流を改善し、肌質を改善して美肌を作る成分です。アイクリームを選ぶ際には、これらの成分が含まれているか、意識して選びましょう。

 

ちなみに、その他の改善法としては、リンパマッサージ・ホットタオルでの温め、目頭のマッサージなどが挙げられます。日ごろからパソコン作業が多い方は、マッサージとアイクリーム、そして睡眠をしっかりと取り、クマ対策を行ないましょう。

 

茶クマ

茶クマはメイクによる肌への摩擦や、紫外線で起る色素沈着が原因となってできるクマです。茶クマの特徴は青クマと異なり、肌を引っ張っても色が変わらなかったり、体調に関わらず常に浮き出ていたりする点です。

 

茶クマに効くアイクリームはプラセンタが配合されているものです。プラセンタは乾燥肌、ニキビ。くすみを改善する効果を持ち、茶クマの元となるメラニンを抑える働きを持ちます。

 

アイクリーム以外で茶クマを改善するには、メイク方法の改善、洗顔やマッサージの見直しを行ない、肌に負担を掛けないようする必要があります。

 

黒クマ

黒クマは老化で目元の肌がたるみ、黒い影となって現れるクマです。目元に小じわがあったり、顔を上向きにしたときに目立たなくなったりするのであれば、黒くまである可能性が高いと言えます。

 

黒クマを解消するには、レチノールを豊富に含んだアイクリームを選ぶのがポイントです。レチノールはビタミンAの別称で、真皮層の繊維芽細胞を活性化することで、コラーゲンの生成を促進し、肌に弾力を与えて、シミやシワなど肌の老化を防ぎます。

 

アイクリーム以外にも黒クマ対策として、目のストレッチを行ない、目元の筋肉を鍛えてみるよう心がけてみましょう。

 

選び方に関して+αで気を付けたいこと

クマの種類に合わせた選び方以外にも、おさえるべきポイントがあります。20代の女性がアイクリームを選ぶ際のポイントは「肌本来が持つ治癒力を低下させないものを選ぶこと」。

 

なぜなら、20代はまだお肌の保湿力が高く、自力で目元の肌を回復させることができるからです。そのため、20代のうちは必要以上の成分が含まれたアイクリームを使用する必要はないのです。

 

ただ、最低限どのような点に注意してアイクリームを選べば良いのでしょうか。選ぶ際に気を付けたいことは次の3点です。

 

保湿がメインのアイクリーム

20代のうちは保湿メインのアイクリームを選ぶ必要があります。肌本来が持つ治癒力を低下させないよう、効果もシンプルなものがおすすめです。

 

保湿に優れているか確認する際には、セラミド・ヒアルロン酸・ポリグルタミン酸・スクワラン・アミノ酸・コラーゲン・レシチンなどが中心に含まれているか確認してみましょう。

 

持続性のあるもの

目元付近の皮膚は、体の他の皮膚のわずか3分の1の薄さです。そのため、肌が乾燥しやすく、長時間にわたって保湿成分を補ってくれるものを選ぶ必要があります。

 

特に目元はクレンジングや洗顔によって体内の水分を保つ細胞間脂質が減少し、乾燥しやすくなってしまうのです。

 

そのため、洗顔後も保湿力が長時間持続し、角層に水分がしっかり届くようなアイクリームを選びましょう。

 

コラーゲンの生成をサポート

20代に突入すると、10代の頃に浴びた紫外線の影響で、目元の肌の皮膚が痩せてしまいます。そして、この目元の肌の痩せを放置してしまうと、年齢が上がるにつれてコラーゲンが失われてしまうのです!

 

このような状態では、ますます肌が薄くなってしまうので、その対策として皮膚痩せを防ぎ、コラーゲン生成を助けてくれるアイクリームを選ぶ必要があります。

 

アイクリームの効果的な塗り方とは?

アイクリームはただ単につけるだけでなく、塗り方にコツがあります。しっかりとクマを解消するためにも、効果的な塗り方を覚えましょう。まずは、塗る順番から確認しましょう☆

 

・塗る順番

アイクリームを利用する際、外してはならないポイントは、最後に付けるということです。スキンケア用の基礎化粧品は、水分保有量の高いものから順につけるのがコツ!

 

アイクリームは他の基礎化粧品よりも水分含有率が低いので、化粧水→美容液→乳液→クリーム→アイクリームの順で付けるようにしましょう。

 

この順番で付ければ基礎化粧品がきちんと肌の角層に浸透します。ただ、アイクリームによっては、最後に付けるとは限りません。手順が記されているものもあるので、その場合には表示に従って塗りましょう。

 

・塗り方

自己流の塗り方では、アイクリームの効果を最大限に引き出すことはできません。アイクリームにおいては、その塗り方も大きなポイントとなります。

 

効果的な塗り方は「リンパの流れを良くして老廃物を流す」方法です。その手順とは次の通り。

 

1.アイクリームを薬指にのせ、体温で軽く温め、柔らかくする

 

2.まぶた・下まぶた両方の数か所に、点を置くようにしてクリームをつける

 

3.下まぶたの目尻から目頭に向かい、やさしくなぞるようにクリームをのばす

 

4.目頭から上まぶたを通り、目尻へのばす

 

5.目尻からこめかみへ軽く流す

 

このような手順でクリームを塗れば、その効果を期待できます。

 

間違うとの原因に!?目元ケアは「優しく」が基本

手順で少し触れましたが、クリームを塗る際には薬指を使用するのがポイントです。薬指は「化粧指」とも呼ばれる指で、この指を使えば程好い加減でやさしく塗ることができます。

 

目のまわりは皮が薄いため、圧力をかけてしまうと摩擦で角層が傷付いてしまったり、シワやたるみの原因となったりする恐れがあるのです。

 

目の周りを触る際にはこの「化粧指」を意識してケアを行ないましょう。

 

20代のケアが未来の目元をつくる☆

20代はまだ肌が若く回復力も高いので、「これくらいのクマなら大丈夫」と思いがちです。

 

しかし、年々肌の回復力は弱まり、一度できてしまったクマも消えにくくなってしまうのです。そのためにも、クマが気になる場合は20代から適度なケアが必要だと言えます。

 

自分のクマがどの種類のクマであるか確認し、適切なアイクリームを使用しましょう。

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