手荒れの原因は意外な所に!?ケアは補うよりも守る!
肌荒れが起きるのは何も顔だけではありません。中でも特に外的刺激を受けやすいのが手や指先。実はそれ、原因は意外なところに隠れているんです。
手荒れの原因は意外なところに!?
手荒れの原因といえば、だいたいの人が「水仕事」と答えるかもしれませんが、もちろん原因はそれだけじゃありません。実は毎日の生活で、気がつかないような場所に落とし穴があったりするんです。
手先は意外と見られている部位。ただの手荒れと放っておくと、相手にがっかりされてしまうかも。そのためには手荒れの原因を把握することが大切!
<手荒れの原因の主なもの>
■水仕事
まず一般的な手荒れの原因はこれ。台所洗剤や、掃除、シャンプーなどの化学物質が肌を刺激しているという考え方。熱いお湯を使って家事をするのも、手先の油分や潤いを湯に奪われてしまうため、これも手荒れの原因に。手の洗いすぎも同様です。
■乾燥
外的刺激に常にさらされている手指。冬だけではなく、乾燥は一年を通しての問題。特に30代になると一気に潤いが減ってしまうので、夏も保湿ケアは必須!
■ビタミン不足
肌をつくるビタミンB類やビタミンCが不足すると、まず最初に肌荒れ・手荒れが起きると言われています。
■免疫力の低下・ストレス
「水仕事もそれほどしない」「クリームも塗る」という人にも多い、免疫力が低下した時に起きる手荒れ。免疫力が低下しているため、一度荒れたらなかなか治らないのも特徴。
■アレルギー
水仕事で手荒れしないように付けたゴム手袋が肌に合わずに、逆に手荒れしてしまった。それは天然ゴムから出来たもので、ラテックスという成分がかぶれを起こしています。
仕事から見る手荒れの原因
職業病とも言えるのが、その仕事ならではの業務が関係してくる手荒れ。多くは、頻繁な手洗い、洗剤、薬剤、消毒が必要とされる、主婦、美容師、医療関係、介護関係、清掃、調理などがあげあげられます。
その他にも見落としがちなのが、紙や段ボールに頻繁に触れる職業(たとえば紙幣に触れることの多い銀行員など)や、常にパソコンやマウスに触れて指を摩擦することが多い事務員にも慢性的な手荒れがあると言われています。
つまり手指は常に外的刺激を受けていると考えるべき!
ハンドケアの方法・補うよりも守る!
水分も油分も、失われてから補うのではなく、失われないよう守ることが大事。予防という観点から、日々のスキンケアにハンドケアを取り入れるべき。
手荒れは免疫力の低下、ストレス、摩擦、熱風などでも引き起こされます。こういった外的刺激を受けないよう日々の生活を気をつけましょう。たとえばデパートのトイレなどにある手洗い乾燥機。この濡れた指先を乾燥機で乾かす行為も、手荒れを招く要因のひとつと言われています。
補うよりも守る・ハンドクリームの正しい選び方
ハンドクリームには種類や効果があって、ドラックストアにいくと迷ってしまいますよね? ここでは代表的な3つの効果をピックアップしてみます。
■尿素系
指先や手の甲がごわごわと固くなってしまった場合に選ぶべきクリーム。角質を柔らかくし、保水力を高めます。がさがさになった肘や踵も◎
皮膚が薄い部位や、敏感肌の方には強い成分かもしれません。傷がある場所の使用はNG。ごわごわが取れたら保湿系に移行するのが良いと言われています。
■ビタミン系
ひび割れやあかぎれ、しもやけ、かゆみのある場合に有効。冬に多いこれらの症状は、血行不良によるもの。マッサージをするように丁寧にもみこむことで、血流がアップしてより効果が高まります。冷えやくすみにも良いのが特徴。
■保湿系
指先や甲が引っ張られるような乾燥や、かさかさと粉をふいている時に有効なのが保湿系。ワセリン、スクワラン、セラミドなどの保湿成分が配合されているものがほとんど。毎日の保湿としてひとつ持っておくと何にでも使えます。
手荒れの意外な原因・まとめ
どうでしょうか。大切なのは原因を知ること。そして深刻な手荒れを引き起こす前に、予防することが大切です。
年齢は手に現れると言われる通り、人は意外と「手」を見ています。「補うよりも守る」ケアで、見られても困らない指先を常に守っていたいですね。