【時短美容】忙しい女性のための5分ビューティのすすめ

スキンケア・美容法 2016-04-28 16:23

化粧品の進化で、2016年の女性のメークアップ時間は1996年と比べて、恐らく５分の1ぐらいに減っているはず。

例えば、20年前はUVケア、色補正のメーク下地、リクィッドファンデにパウダーファンデ、さらにお粉と重ねていたベースメークが今やBBクリーム1本で可能ですから。

さて、スキンケアはどうでしょうか？時代が進んでも、実はステップの多さやかける時間は変わっていないのでは？今日は5分で効果を上げるスキンケアのコツをご紹介します。

5分の持つ意味

5分という時間。どれぐらいのことができるのでしょう？AI(人工知能)では5分間、Yes・Noという意思決定の２択を1秒に１回づつした場合、5分（300秒）後には、2択X300乗の情報処理ができる計算になります。ひとの場合も精神医学で、５分は集中力が続く時間と言われています。これを美容にいかさない手はありませんね。

お手入れは正しく、効果的に

洗顔から乳液までのベーシックスキンケア。あなたは正しくできているでしょうか？ありがちな間違ったやり方と正しいお手入れ、効果的でスピ―ディな美容法をご案内します。プロセスごとに、とおすすめのアイテムも厳選しましたので、ご参考になさってくださいね。

■洗顔のステップ

まず、洗顔剤をモコモコになるまで泡を立てる必要はありません。モコモコ泡は必要な保湿成分まで落としてしまうリスクがあり、薄い泡でOKです。顔の上で泡立てるのも肌への摩擦があってNG。そして、洗面器の溜め水で洗い流すのはNG。汚れを重ねる行為なので、流水ですすぐのが正解です。

この時の温度は、冷水や熱い湯はNG。冷たすぎると毛穴をしめすぎて汚れが浮いてこないし、熱すぎると必要な保湿成分まで取り去るため、ぬるま湯が正解です。以上、タオルオフしても１、２分で終了です。

◇◆洗顔剤おすすめアイテム◆◇

ソフィーナは、肌への負担を軽減する配慮が秀逸。コスメデコルテは粘る泡と白檀の香りに癒されます。

【http://www.sofina.co.jp/facewash/product/】

・花王ソフィーナ　クッション泡洗顔料（120g ￥1890）

・コスメデコルテ　AQ MW フェイシャル　バー（100g ￥5040）

■保湿化粧水のステップ

とろみ系の化粧水の場合は手でなでるようにして肌につけます。ローション系のタイプでは、手にとってパンパン叩くようなやり方はNGです。ローション系はコットン使いが基本。手よりも万遍なく多くの量を肌につけられます。

ニキビだらけで入社してきた美容部員が短期間に美肌ガールに変身するのは、コットン使いで化粧水の使用量が俄然多くなるからなんです。コットンの裏が透き通るぐらい化粧水を含ませ、軽いタッチでパッティング。この時、あちこちではなく、同じ個所からちょっとづつずらしながら1分を目安にパッティングしていきます。

ここで忙しい女性におすすめしたい秘伝が。名づけて＜コットン二刀流＞。２枚重ねたコットンを使います。多めに化粧水をたらしたコットンを１枚づつ左右の手に持ち、中指と薬指の上にのせたら、人差し指と小指で押さえてください。パッティングは広いパーツから狭いパーツへ。頬→額→おでこ→こめかみの順で押さえます。デリケートな目元はまぶたを閉じ、上から軽く押さえて。目周りは、目尻→目の下→上まぶたの順に円周を描くように小さくパッティングをします。ざらつきが気になるあごは、拭き取るように往復を。鼻周りも、小鼻の脇、鼻下と細かくタッチしましょう。以上、１、２分で完了です。

◇◆保湿化粧水おすすめアイテム◆◇

とろみタイプでは、保湿と同時に美白もしっかりでき、ネムの花の香りにリラックスできるイリュームが一押しです。ローションタイプでは、安価でたっぷり使え、保湿効果も実感できるコスパ感と、敏感肌にも安心な無印良品がおすすめです。

【http://buyee.jp/item/yahoo/shopping/takt_ilwhw-001】

・イリューム　ホワイト　キャプチャー　ウォーター（150mL ￥3,800）

・無印良品　化粧水・敏感肌用・しっとりタイプ(200mL ￥700)

■乳液のステップ

仕上げは、化粧水で投入したうるおいを油分のシールドで逃さないようにする乳液です。乳液は、いつもの、顔全体にのばすつけ方はNG。乳液を一層効かすためには、リンパの流れに沿って、顔の中心から外側へくるくる円を描くように指でつける方法が有効です。

目の下の乾燥やくすみも気になる方へは、さらに１円玉ほど取り、手のひらで乳液を一瞬温めてから目の周りにやさしくポンポンと置くようにしてください。以上、１分もあれば完了です。ここで１つ注意事項が。

それは、この後すぐにファンデーションを塗らないことです。乳液後、間髪おかずにファンデをのせると、乳液と混じってどろどろになるリスクが。乳液を塗った後は、手のひらでやさしくハンドプレスして成分を中に閉じ込める動作を入れてあげましょう。そして、ヘアスタイリングやコーヒーを入れたり、ほんの少しブレークタイムを置いてからベースメークに移るのが得策です。

◇◆乳液・クリームおすすめアイテム◆◇

朝に使う乳液は軽いテクスチャーがおすすめ。キッカはすぐ後にファンデーションを使っても相性抜群で、絶妙なツヤ肌が作れます。THREEはキメのふっくら感に感動が。ナチュラルな香りにも癒されます。